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「未完の資本主義」クルーグマン、コーエン等著

〇「テクノロジーが変える経済の形と未来」について、世界中の7人が説明する本(PHP新書 2019年9月発行)。 私は、ポール・クルーグマンと、タイラー・コーエンの話が面白かった。世界では、今の経済をこう見ていると知ります。 〇ポール・クルーグマン (ノーベル賞経済学者) 「トランプの頭の中は、壊れた家具がごちゃまぜに詰まった屋根…
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「哲学と宗教 全史」出口治明著

〇面白い本です。哲学と宗教において、欧米に加え中国と中東が、なにが同じで、どう違っているのか。どう世界を変えてきて、これから進化するのか。AIが先頭を走り、産業革命を踏み超えつつある現在の社会の視点から、数千年の歴史を見渡しています。分かりやすい説明で、頭の固い、サラリーマン社会人の私も、引き込まれます。 〇紀元前中国の諸氏百家の…
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太宰治の生死のゆかりを巡る

〇太宰治のお墓に立ち寄ると、中国から旅できた母娘がいた。大学生の娘さんは、太宰治の小説が大好きで、私がご案内すると、お墓にお花を供えて手を合わせていた。太宰治が、暮らし、多くの小説を書き、自殺し、墓もある三鷹に、最近、若い人や海外の人、特に中国の人が多く来ている。「太宰治文学サロン」①でそう聞いた。(参考:太宰ゆかりの場所マップ お墓⑯…
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政党と働き方の変革

〇日本では、冷戦の終焉とバブルの崩壊の機会に、50代以上と40代以下の人の間に、政党や働き方の認識に断層がではじめた。今日の朝日新聞・読書欄で、東大政治思想史の宇野教授は、「イデオロギーと日本政治」遠藤晶久著、「朝日ぎらい」橘玲著で、次のように説明する。 〇政党への認識          保守       革…
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「WTF経済」ティム・オライリー著

〇Linux、ユニコーン、“ウェブ2.0”を広めたオライリー氏が、最新の技術とビジネスを説明する、553ページの分厚い本「WTF経済」(2019年2月25日発行)を読みました。 GAFA:グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、及び、マイクロソフト、ウーバー(自動車配車ウェブサイト・アプリ)などの、今活躍する会社もみっちり説明して…
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「奇想の系譜」の美術展と本で思う、戦争と芸術

〇「奇想の系譜」(辻惟雄著ちくま学芸文庫 ココ)の美術展(4月7日まで上野東京都美術館 ココ)で江戸の絵を見てきた。30日放映のNHKドラマ「浮世の画家」とともに、戦争と芸術の不思議なかかわりを思い浮かべた。 〇「奇想の系譜」本の最初に出てくる画家の岩佐又兵衛は、父が織田信長との闘いで死んだ後、武士をやめ画家として江戸時代に名をな…
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「ファクトフルネスFACTFULNESS」ハンス・ロスリング著

〇世界で100万部、日本語版で25万部売れているベストセラー本。(発行した日経BPの説明) 世界と人類を、前向き且つリアリズムでみて、行動するべきだと、楽しく教えてくれます。 私も読みながら、感心し、笑い、そして、最後には、涙もでました。次のことも含めて様々な興味を持ちました。 〇心配するべき5つのグローバルなリスク 本の最…
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米国の、中国・中東・中米へのびっくり外交政治

〇トランプ大統領の外交政治に、世界中が動揺している。今、話題になっているのは、中国との経済戦争、中東のシリア・アフガニスタンからの米軍の撤退、メキシコからの移民への厳しい阻止だ。これらは、2016年にトランプ選挙対策本部長のスティーブン・バノン氏が主張したのとぴったり同じ政策だ。 〇世界中でベストセラーになっているトランプ大統領に…
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「対立の世紀」と「amazon」の本

〇「対立の世紀」イアン・ブレマー 日経出版社 前の本「Gゼロ」が世界中で話題になった政治学者の最新本です。「対立の世紀」でも、国際社会の現状を、明確に説明しています。最後には、トランプ大統領について「彼は不快で嘘つきで無能だ。」とはっきり書くとともに、「彼の支持者をないがしろにする者はアメリカに害をなしているのだ。」とも示しています。…
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「安倍晋三の真実」谷口智彦著 

・内閣官房参与の谷口さんが、今月、本「安倍晋三の真実」(悟空出版)を出されました。首相官邸内の4F部屋で活動し、首相が海外でスピーチする原稿も書いておられます。アメリカ、インド、オーストラリアが、その議会での安倍首相のスピーチに感銘して、以後、日本に対して好意的に行動しています。 ・どのスピーチも、その国の議員も一般庶民も聞いて心を震…
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人生100年の時代

日本は、WHOの平均寿命ランキングで世界一位の国だ。その日本は、もうすぐ人生100年の時代になる。世界中で人気の本「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」リンダ・グラットン著を実現できる国だろう。 今前後150年程での日本の平均寿命を見てみよう。(下記4行は、日経7月26日「現実味増す人生100年…
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本の紹介記事

11月13日発売の「週刊現代」で「総合商社よどこへ行く」の記事と、MONOマガジンの書評で「ふしぎな総合商社」が紹介されました。先月には、重版にもなり、ありがたいことです。 それにしても、AMAZONでは、紙の本が売り切れになって、中古本にプレミアムがついたいりしているのをみるとなんとも解せないですね。AMAZON側の仕入れ方針に…
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コングロマリットディスカウントに抗う

ビジネス・ジャーナルに「ふしぎな商社」の紹介兼ねた一文がでています。(ココ)コングロマリットディスカウントについても、書いています。事業会社は、あんまり気にしてもしょうがないんじゃないかなあと思います。
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「大国の暴走「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか」渡部、近藤、小泉

いやあ、面白い(ココ)。旬の話題、北朝鮮とトランプ大統領も存分に語られています。この手の国際政治情報の本は、当たり前かウソくさいかのどちらかだけれども、この本は、意外であって真実の話が満載。たとえ真実でなくても、専門家の間でそんな噂が語られていると知るだけでも貴重な情報です。 いくつか、ぎょっとするほど意外であって真実かもと、感じ…
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発達障害

NHKスペシャル「発達障害」に触発されて、「発達障害」(岩波明/文春新書)、「自閉症の世界」(スティーブ・シルバーマン/ブルーバックス)と続けて読みました。自分も含めた身近な人に、程度の差はあれこうした特徴は存在します。また、会社に来られなくなって、ウツという診断を受けた人も、実は「発達障害」だということは、たくさんありそうです。発達障…
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「勇敢な日本経済論」高橋洋一×ぐっちーさん 講談社現代新書

ぐっちーさんの他の著作では、財務省、日銀、日経新聞などなどの世の権威を攻撃批判する鋭い舌鋒が見どころでした。この本(ココ)では、一転、ぐっちーさんが、とても聞き上手なんだと、改めて感じ入る対談本です。さすが、現場で鍛えたできるビジネスパーソンのスキルを存分にみせてくれています。勉強になります。高橋さんが、それにすっかりのせられてバースト…
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「騎士団長殺し」村上春樹

僕と同じカローラワゴンに乗る主人公が、僕と同じ54歳のビジネスマンと会話する。この小説では、とても個性的な登場人物が持つ、とても平凡な側面としてカローラワゴンと54歳が使われている。たぶん。そのどちらも持っている僕は、「世界でもっともありきたりの男」として、自分がギネスブックに登録されているのを見つけた気分だ。やれやれ。
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「気づいたら先頭に立っていた日本経済」吉崎達彦

経済の中心は、パンよりサーカスとする「遊民経済学」を軽妙洒脱な名調子で明るく語る。カジノ、ツーリズム、ゲーム、ラーメン、果ては、水木しげるにお葬式。(ココ) とはいえ、現実から目をそらしているわけではない。一人あたりGDPが3万ドルを超えるとあまりGDPを気にしても仕方ないと日本を明るく励ましつつ、今後GDPがそれほどは伸びないと…
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ヤンテの掟(Jantelagen)

北欧版「十戒」ともいえる「ヤンテの掟」というのがあります。スウェーデン人と会ったとき、”Law of Jante”と一言いうだけで、みんな満面の笑みになって「あれは、ほんと、ほんと」、「お前よく知っているな」と言って場が和む鉄板ネタです。 1.自分をひとかどの人間と思ってはいけない。 2.自分のことを、私たちと同じくらい優秀な人…
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安定した公共事業量

11月22日の「エコノミスト」に、「企業の生産性向上にも公共事業量の乱高下は禁物」との記事がでています。国交省の役人のグループが私的な意見として、公共事業は、増やせばいいというものではなく、なによりも明示した計画通りに増減を少なく安定的に行うのが大事と言っています。役人こそが、大局小局ともに現実を最もよく知っているのだから、こういう、組…
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「住友銀行秘史」國重惇史

最初は、結構驚きながら読みましたが、後半は流して斜め読みしてしまいました。(ココ)それは、この本が、イトマン事件について、あんなひどい事件が起こった経緯と理由ではなく、あの事件が世間に明るみになった経緯を説明しているからです。ジャーナリスト以外の一般の人にとっては、どのように明るみになったかよりもなぜ起こったかの方が大事です。 最…
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「乱流」秋田浩之

面白いです。(ココ)副題通り、「米中日安全保障三国志」です。最近僕が思っているところでは、国際的なビジネスをするときには、安全保障を見る目を持っておいた方がいいです。国内のビジネスで成功体験がある人が、海外のビジネスに乗り出して5年程すると、失敗することがあります。それは、安全保障を見る目がないからではないかと。海外のビジネスでは、地政…
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講談社BOOK倶楽部

今日の講談社BOOKクラブ(ココ)に、「ビジネスをつくる仕事」の書評がでました。 発効後3年も経っているのに書いていただいて、ありがたいことです。
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「快感回路」デイヴィッド・J・リンデン

脳科学の視点から、薬物依存、過食、セックス依存、ギャンブル依存などの仕組みを明らかにします。(ココ)そうして、人間の欲望と快感を客観的にみることができます。平易に分かりやすく、ときに面白おかしく書いていますが、実際の説明の9割方は、真面目な科学的説明です。ですから、この本を読んで、薬物、食事、セックス、ギャンブルの欲望を満たされることを…
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「スウェーデン・モデル」岡澤 憲芙 斉藤 弥生著

日本と同様に、数度の経済危機、人口減少、高齢化の課題をもち、それを日本とは異なる方法で解決し、豊かで高福祉の工業国家を成立させたスウェーデンの社会・制度の紹介。大変参考になる。 日本とほぼ同じ回数だけ経済危機の影響を何度も受け、人口減少し、高齢化が進む。そのなかで、女性の社会進出を広げ、福祉を充実させ、経済成長を実現した。 …
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「コンビニ人間」村田沙耶香

名作だと感じました。現代のグリム童話。そう、角のとれた子供むけの優しいグリム童話ではなく、肉をえぐるような怖ろしい原典のグリム童話。 読み始め1/4は、ライトノベル(ラノベ)のようにすらすら読めます。主人公の設定もラノベ風です。「スクールカースト」と社会の序列では、中の下か下の中あたりと自己規定している女性が、個性的な内面を持ちな…
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「長考力1000手先を読む技術」佐藤康光

将棋を全く知らない人でも、面白く読めます。(ココ)ほとんど芸術的ともいえる独創的な新手を、次々と生み出す天才棋士の発想法が、実に平易に語られています。 佐藤九段の新手は、とてもシンプルです。しかし、将棋の歴史を踏まえた研究と深い読みがその背後にある。だから、とても美しい。 例えば、羽生さんとの王将戦での、後手番二手目で3二金…
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「これから始まる「新しい世界経済」の教科書」スティグリッツ

アメリカの民主党系の代表的経済学者が、格差是正のための包括的な経済政策のアジェンダを示した本。アメリカの経済の最大の問題は、格差の拡大だ。それを是正するには、1%の富裕層、金融系企業、製薬会社などのレント・シーキングを、新たな規制によってやめさせるべきだとしています。保守系と言われる安倍首相も、経済政策は、アメリカの民主党に近いと考えら…
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「職業としての小説家」村上春樹

なんとまあ、あさっりと直接的に自らの創造の方法をはっきりと説明しています。これは、他のアートにも、ビジネスにも、いやいや、どんな仕事にも役立つように感じました。お勧めです。 最後の方に、ほぼ唯一といっていい、世界を見渡した時代の変化について書いています。これがとても面白い。 「その国の社会基盤に何かしら大きな動揺(あるいは変…
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