中産階級と国際協調

〇国内の中産階級の尊重と、世界との国際協調とを両立するのが、多くの国で難しい(「米中新冷戦と日本」ココ)。

〇神谷万丈教授は、こう説明している。(「バイデン政権は米国を世界のリーダーに戻せるか」
アメリカのバイデン大統領は、2019年7月から「中産階級のための外交」を主張し続けている。しかし、外交をいくらかえても、米国内の経済格差を生み出す法や制度を効果的に変革しなければ、中産階級の不満はおさまらず、結局、米国は、消極的な国際協調に戻らざるをえない。

〇バイデン大統領が、国家安全保障問題担当補佐官に起用したサリバン氏は、2010年にカーネギーの国際平和財団の報告書を共著した。その報告書では、中産階級に利益をもたらさなかった、3つのビジョンに基づく外交政策を批判している。(参考: 神谷教授の上記論文)

(1)親ビジネス、親グローバル化のアプローチ:リベラル派国際主義者
 民主主義と人権の拡大を目指す外交・安全保障政策により、米国を豊かにしたが、不平等の分配で、中産階級の利益にならなかった。

(2)アメリカ・ファーストのアプローチ:トランプの外交政策
① ある製造業への利益の政策が、他の製造業の損害につながった。
② 短期的利益に焦点を当てた。
③ 世界に対するゼロサム的アプローチの危険性

(3) 経済的正義、気候変動、および外交政策の非軍事的手法に焦点を当てる社会的リベラルアプローチ:左派急進派

バイデン大統領は、上記の(1)、(2)、(3)と、異なる外交を進める。

〇日本にしても、どの個人にしても、様々に異なる意見をもつ、国、集団、人に応じて、今、素早く対応しなければ、いけない。
難しい~

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