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zoom RSS 江戸の世界最高:人口と上下水道

<<   作成日時 : 2018/12/21 22:41   >>

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〇18世紀、江戸(今の東京)の人口は、100万人で、ロンドン、パリより多く、世界トップの大都市だった。その江戸を支えたのが、ロンドン、パリにもない、世界最高の上下水道の設備だった。吉祥寺駅近辺にある、その複数の水道跡地を、僕は、最近楽しく散歩している。

〇1721年、江戸の人口は、町人50万人+武家や寺社の50万人=100万人と想像されている。ちなみに、18世紀半ばに産業革命が起こったヨーロッパの主都市は、1801年(19世紀)で、ロンドンで86万人、パリで54万人の人口だった。(参考:江戸ガイド)19世紀中ごろにロンドンの人口が急増するまで、江戸は、世界最大の都市だったようだ。

〇江戸が世界最大の人口の都市になれたのは、17世紀前半に完成した最高の上下水道のおかげかもしれない。パリの上水道のアーヴル水道が、完成したのは19世紀末(1893年)だ。ロンドンでは、玉川上水と同じ頃に同じ長さの距離でニューリバー水道ができたが、玉川上水より少ない量の上水しか流れなかった。さらに、世界の大都市で、水道の水をそのまま飲んで下痢を起こさないのは江戸だけだった。(参考:世界最大都市江戸 誕生!) 

〇吉祥寺駅の300m南の井の頭公園にある井の頭池を水源とした神田上水が、1629年に完成した。さらに、羽村で多摩川から水を導き、井の頭公園内(吉祥寺駅から1qあたり)を通る玉川上水が作られた。江戸の上水路は、玉川上水系の地下水路85qと神田上水との総延長152qで、世界最長だった。

〇「給水地域は、下町の全域(日本橋を中心として、 北は神田、南は京橋・銀座あたりの地域)と山の手の一部(四谷・赤坂)を含み、すでに100万人に達していた人口のうち60%までは水道で生活できるようになった。当時とても綺麗な水が流れていたので井戸の中に時々魚が泳いでいた。」(参考:江戸の発達していた上水道) 世界でも抜群に優れた施設だった。

〇第二次世界大戦含めて、20世紀を振り返ると、日本は、欧米の国に対して、軍事、政治、経済の力で追いつかなかった。ただ、庶民では、文字・計算も生活の清潔さも、欧米と同じくらいのいいレベルだった。それは、上に書いたように、江戸時代から人口と上下水道を積み上げてきたからだと思う。今、欧米で人気になっている和食も、この清潔な上下水道の設備があったからこそ、江戸時代に花をひらいたのかもしれない。

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