らくちんのつれづれ暮らし

アクセスカウンタ

zoom RSS 北欧国の幸福社会に学ぼう 2/2

<<   作成日時 : 2018/11/28 00:04   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

(前回に続きます)日本も北欧国のように、〇産業が変わる 〇女性が平等に仕事する 〇終身雇用がなくなる 〇家庭が変わる に対応すれば、幸福社会になるだろう。

〇産業が変わる
 北欧国は、21世紀の産業革命のトップグループだ。20世紀の経済革命の中心であった二次産業・製造業から、次第にサービス、情報業、資源などに重点を移している。世界最大の家具量販店のイケアIKEAも、成功例だろう。
 米国は、今、工業製品が貿易赤字でありながら、一方で、サービス産業などでは、経常黒字だ。また、米の産業界のトップを進む、GAFA=グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの4社のうち、アップルだけが工業製品会社で、他は、サービス、小売業、情報・広告事業だ。そのアップルも、ものを作る製造工程は、中国などの生産会社に委託して製造してもらっている。
 日本も、一般的な量産品の製造産業では、中国や韓国に、多くの分野でもう勝てなくなっている。北欧国のように、特殊な分野での高級な製造品を輸出しつつ、サービス、情報などを提供して、運営する産業を拡大させたいものである。

〇働き方が変わる:女性が平等に仕事で働く
 北欧でも、60年くらい前は、専業主婦が家庭を支え、夫は外で稼ぐのが普通だった。今は、ほとんどの女性が平等に仕事についており、専業主婦がまれになっている。男女平等ランキングで、世界1位アイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェー、4位スウェーデン、5位デンマークになっているのは、素晴らしい。
 今の北欧では、男性・夫も子供の食事を作るために、会社を4時くらいに出て、自宅に帰ることもよくある。その食事の後、21時頃に仕事に関係する情報を読み、メールを書いていることもある。
 日本でも、女性の働く比率が上がってきたが、男性より低い給料のことが多い。
 日本の産業の重点が、製造からサービス業に移動すると、女性がより平等に働けることが多いと僕は思う。従来、主な産業だった製造産業などでは、性の平均でみたとき、男性の優れた理屈と筋力が役に立つこともあった。しかし、今後主力となるサービスや情報の業では、女性の優れた感性やコミュニケーションが役に立つ。日本では、経済成長するために、女性が仕事で平等に働く状況ができるといい。

〇働き方が変わる:長期雇用、終身雇用が減る
 北欧では、労働組合とその支持する政党が強いので、労働者は、長期雇用されて、解雇されにくいと、僕は思っていたけれども、それは勘違いだった。最近は変わってきて、よく解雇されているし、労働者の方からも積極的に転職している。
 考えてみれば、最近の先進国では、一人の労働者の労働期間が、20歳から70歳の50年間くらいに延びる一方で、一つの企業が継続存在する期間が30年くらいの短い期間になっている。企業の寿命年数<人の労働年数だ。だから、労働者も企業もどちらも、ある一定の期間で勤務・雇用をやめようとする。北欧では、もう終身雇用は少ない。
 日本の企業の社員が引退するのは、従来の60歳くらいから、今後の時代(寿命100歳)の70歳や90歳くらいまで長くなる。その時、日本中の会社員が一つの会社に半世紀以上勤務するなんて、会社、あてはまる老社員、周囲の若い社員に受け入れられないだろう。日本でも北欧国のように、終身雇用が減り、転職が増えるのが一般的になる。
 さらに、北欧では、最近、具体的な一つの製品やビジネスの実現を目指すとき、一つの会社内の組織ではなく、複数の会社と独立業の人々がチームをつくって活動することが増えている。働くメンバーも数年で入れかわるし、チーム自体も10年もたてば解散になる。今後、日本でも、独立業の人、高齢者、女性たちが混じってこういうチームで仕事をすることが増えるだろう。そうすれば、長期雇用、終身雇用が減ることになる。

〇家庭が変わる
・離婚、再婚が増える
 北欧のデンマークでは、結婚後12.5年目に銅婚として「長く続いて素晴らしいね」とお祝いをする。実は、離婚の多い今では、それ以上の25年目の銀婚まで多くのペアが続かないから銅婚を重視している(日本では、銅婚=7年目、絹婚=12年目、銀婚=25年目)。
 また、アメリカには、2組に1組の夫婦が離婚するという報告もある。(参考) 
 欧米の社会では、女性が仕事を持って報酬もあるから、夫婦を辛抱して続けなかったこともあるのだろう。そして、離婚した家庭のかなりの比率において、子供は、1週間毎に、近くにある父の家と母の家とを移動して暮らし、同じ学校に通っている。
 北欧の一般夫婦では、男性・夫が子供の食事を作るために、会社を4時くらいに出て、自宅に帰って子供と妻への食事を作ることが普通にある。その食事の後、21時とかに仕事の情報を読んでいたり、メールを書いていたりする。離婚して、子供が自分の家に来る期間に、男性・元夫が同じように会社を4時にでても、会社の誰も文句をいったりしない。
 日本でも、離婚率が高くなっているので、子供へのいい対応を広めた方がいい。北欧国に普通によくある、離婚後でも、平和な関係を続けていて、どちらも子供とよく接している元夫婦の男女が、日本のテレビドラマに普通の人としてもっと出てきてもいいと思う。

・高齢の同棲が増える
 北欧でもアメリカでも、高齢者が再婚または、同棲することも増えている。(参考:東洋経済:「高齢同棲」が米国で驚異的に増えているワケ
 米国の保守的な人であっても、夫婦のパートナーが先に亡くなった老齢の男女が、しっとりと幸せに同棲している人たちもいる。それぞれの子供もこういう老齢同棲を温かく見ているようだ。
 一方で、日本の三大都市圏では、単身高齢者が世帯全体の1割を突破している。(11月26日 日経)日本の平均寿命は、男性:81.09歳 女性:87.26歳(2017年)であり男女の差が6歳もある。さらに、女性より男性の年齢の方が高い夫婦も多い。そうすると、女性・妻が60歳頃に、夫が平均より少し早めに死亡したとき、残り約30年、全人生の1/3を一人で暮らすのは、かわいそうにも思える。
 高齢になると子供ができないので、結婚しなくて同棲だけでもいいかもしれない。また、同棲でなくても、隣や近くのアポート室で暮らして、毎日会っているのもいいかもしれない。それは、日本の社会全体での問題になっている単身高齢者の増加の問題を解決している。

〇幸福な社会になって!
 以上のように、日本は、北欧国から学べば、幸福な社会になっていけるのだと思う。日本の政治で、ここで上げたような方向を主張する人が現れて欲しい。
 今では、与党と野党も、首相と次代首相候補も、産業や企業の話をごちゃごちゃと細かい議論ばかりしているようにみえる。増税対策・成長戦略・規制改革をまとめた未来投資会議もそうだ。
 そんな産業や企業だけのせせこましい話よりも、ここで上げたように 〇産業が変わる 〇女性が平等に仕事する 〇終身雇用がなくなる 〇家庭が変わる などの、みんなの生活に直結する大きな新方向を打ち出して、国民個人の生活において「幸福な社会」をつくって欲しい。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
北欧国の幸福社会に学ぼう 2/2 らくちんのつれづれ暮らし/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる