人間の月齢センサー

前回、睡眠時間が月の満ち欠けと相関があるという研究を紹介した。その話について、あれこれ自分の頭の中で妄想が広がってしまって、収拾がつかなくなっている。例えば、月齢をもとに、ある商品の販売予測ができるとすると、経済的なインパクトも大きいのではないだろうか。

まず、情報源の実験について調べると、2013年にスイスの研究者が行った実験結果が、全世界に広まったようだ。例えば、ココ

満月の夜には、睡眠時間が20分短く、深睡眠が30%少ない。満月が近づくにつれメラトニンの分泌量が減ったという。実験は、月の見えない窓のない部屋で行った。

この話で思い出すのが、女性の月経周期が、月の周期に同調するという説である。さらに満月の日に月経が来やすいという説もある。(この説には、肯定・否定の両方の調査結果があるようだ。)

この二つの話を聞いて面白いと思ったのは、月齢を感じとる「月齢センサー」は、女性だけでなく男性もあるということだ。女性の偉大な能力にいくばくかでも男が追いついているようで、男の身としてはちょっと嬉しい。

それでは、男女問わず、人間はどうやって月齢を感じ取るのだろうかと不思議になる。なんらかの形で引力を感じ取って、それを月齢に換算するアルゴリズムを働かしているのだろうか。そうなら、五感に加えて、別のセンサーが人間にあるということになる。さらに、引力以外に第六感、第七感があるかもしれない。

引力センサーの話が、HOWの「どうして」だとすると、次に、WHYの「どうして」という疑問がわく。なぜ、人間は、満月の夜に睡眠時間を減らしたのだろうか。前回紹介したワイズマン博士は、進化の過程で、明るくて捕食者に狙われやすい満月の日に、ゆっくり寝ない個体が生き残ったのではないかと説明している。

もしそうなら、どうして(WHY)、満月の日に月経が来るのだろうか。これも、捕食者に狙われやすい満月の日に、性行為をしないためだろうか。

そうだとすると、引力センサーをもつ男性も、満月の夜には、性欲が落ちるのではないだろうか。いやあ、妄想が広がってとまらない。

ここまでくると、さまざまな商品の売上予測につながりそうな気がする。直接的には、避妊具、精力剤、レンタルビデオ、ラブホテルなどである。それ以外にも、思いもつかない意外な商品の売上が月齢と相関があるかもしれない。消費額全体もなんらかの相関があるかもしれない。また、生産作業のミスの多さや、生産歩留まりにも関係している可能性もある。

月齢というデータがいいのは、気温とか天気のように、その人の置かれた個別の環境にあまり関係がなさそうだからだ。相関がとれるとすればきれいにとれるのではないか。

現在は、睡眠をはかるスマホアプリもあるし、活動量計の利用者も多い。大きな数で、検証ができるのではないだろうか。

あああ。妄想が広がる。

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