テーマ:中国

協力・競争関係

〇昨年、中国政府の傅瑩氏がニューヨークタイムズで、「米中は、『競・合(coopetition)(協力と競争)』の関係」と、公式見解を示した。決裂しない程度に戦い、感染症対策、気候変動などで、協力するという姿勢(ココ)。この数日の米中は、お互いにすでに示した方向を実行している。日本は、これに冷静に、対応すべきだと私は、思っている。(米中新…
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「海と帝国 明清時代」上田信著

〇歴史家の出口治明氏(APU学長)も「海と帝国 明清時代」を名著と絶賛している。中国をみるには、マルクス・エンゲルスの共産主義論よりも、東ユーラシアにおける海の商・産業の歴史からの方が有効だ。21世紀、米中対立に関わる日本にとって必要な知見。 〇黄海・渤海・日本海・東シナ海・南シナ海の5海に囲まれた500年の「東ユーラシア」での、…
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米中新冷戦と日本

〇これから始まる米中の新冷戦に日本がすること。  軍事:米国に同調  経済:中国と協調  人権:価値観の明確な表明、且つ、慎重な行動  気候・医療:米中の協力に日本も加わる これらの課題で、台湾が重要 〇軍事 ・極東は、今、軍事力が集中している地域だ。核兵器でみても、米国、中国、ロシアの大国に、北朝鮮が加わり、4カ国が…
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「心地よく生きる」デンマーク

〇日・デンマークの洋上風力発電ビジネスの山田正人さんが、駐在していたデンマークの文化・社会の素晴らしさを教えてくれます。「デンマークと私」素敵‼ 〇『米国と日本は、物質主義と拝金主義で、新しいモノをたくさん所有しようとする。デンマークは、モノよりも心のあり方、「心地よく生きる」ことに価値を見出している』 〇『「個人主義」と「…
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21世紀の世界:米中日関係

〇歴史、世界全体を見直しても、21世紀の米中対立、及び、それに隣接する日本が、重要。今の経済力GDPで、1位米国、2位中国、3位日本。軍事力では、1位米国、2位ロシア、3位中国、4位インド、5位日本、6位韓国(GFP「2020年国別軍事力ランキング」) 〇私は、台湾に4年間、米国に2年間住んでいた。中国では、ハルピン、瀋陽、北京、…
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米中対立と深く関わる日中関係

〇米中対立が始まる。20世紀の米ソの「冷戦争」から、21世紀の米中の「熱衝突」になりそうだ。戦争を回避しながら経済で熱く衝突交渉する。日本は、経済的、地理的、歴史的に深く関わる。 〇習近平主席の師匠の王岐山国家副主席は、WWⅡの日米戦争と日中戦争を、中国で最も深く分析している人だ。半世紀前の文革期、「下放」された陝西省延安近くで、…
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日中:軍事で対抗、経済で協調

〇米中衝突が、日々激しくなっていく。前5世紀ギリシャで、軍事的覇権を握るスパルタと、経済大国として台頭したアテネとのペロポネソス戦争を、世界中の知識人が思い出す。アテネとスパルタの間にいて、右往左往したコリンタスやテーバが、今の日本だと、FTなどのメディアがひっそり示す。ちなみに、前429年、アテネ城内に伝染病が蔓延した。 〇ハー…
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「明治維新の意味」北岡伸一著

〇1868年からの明治の維新を、大久保利通と伊藤博文を中心に説明している「明治維新の意味」北岡伸一著。昨日の日経の「2020年のオススメ本」記事でも、中沢孝夫経営学者が、No.1に選んでいる。 〇映画やドラマなどでは、江戸幕府を終結させた西郷隆盛、坂本龍馬、高杉晋作が、よく取り上げられる。とはいえ、日本を1920年に国際連盟 常任…
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世界経済の歴史

〇米中衝突への対応で、日本の運命が決まる。 世界のGDPにおける中国の比率の経緯をよくみて、対応したい。 1820年:32.9%世界一位 →転落 20世紀;4.5% →復活 21世紀:16.1%世界二位 日本の1人当たりGDPは、平安時代から中国の6割の小規模だった。でも、19世紀に急成長する欧米に遅れながらもついていき、非欧米…
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資本、民主、共産の主義を凌駕する中国

〇中国は、2010年から、GDP世界第二位の経済大国だ。資本主義と異なる、国有企業融合の経済だ。民主主義と言えぬ、選挙の無いヘゲモニー政党制で統治。ソ連の共産主義とは異なる、「社会主義市場経済」での経済発展(鄧小平「南巡講話」1992年)。こうして、中国は、資本、民主、共産の主義を凌駕している。 〇資本、民主、共産での世界との同異…
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今の米中と、1930年代の米日

〇今の米中の対峙は、世界大戦WWIとWWII間の米日の対峙と、不思議なほどに似ている。南シナ海、米国への移民、貿易、軍事。 〇南シナ海 今、米中は、南シナ海での中国の強硬姿勢に、米国が対立している。米日は、世界大戦IIで南シナ海にて対立した。日本は、フィリピン、シンガポール、マレーシア、インドネシアを侵攻し、米国は、そこで、日本…
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「座右の書『貞観政要』」出口治明著

〇中国・唐の皇帝・太宗の『貞観政要』を世界中で最高の本だと、出口治明さんが解説する本(角川新書)。この素晴らしい太宗の言葉を、出口さんが超えていると、私は感じています。出口さんが創業したライフネット生命保険の準備企画会社(社員数名)で、私は役員として働きました。あの新会社での議論は、この本の言葉通り「元気で、明るく、楽し」かったです。私…
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中国経済の、左vs.右対立 津上俊哉note

〇津上氏が、ネットのnoteで「中国=大きな振り子」を説明する。 中国の思潮は、西側価値観に親和的で市場経済原理の「右」と、マルクス・レーニン的な社会主義の「左」の間を、5年・10年ごとに、全く正反対に大きく振れる。これまで、理解・予測しにくかった中国の経済政策が、津上氏の説明で、すっきりした。 〇中国の「右」思潮とは、政治面で…
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米国の体制間競争観 神谷教授

〇「日本は、中国のリスクには、対抗しなければならない。同時に、中国との協調という視点も必要だ。」防衛大・神谷万丈教授が、大局的、且つ、現実的な対策を簡潔に説明(今日の朝日新聞)。神谷さんと同じ政治学ゼミに出ていた者は、納得・共感する。もしかすると岩手県の達増知事も? 〇神谷教授の説明:同盟国の日米は、基本的な対中観が一致。ただし、…
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21世紀の軍事力

〇軍事力の3つの主軸は、20世紀の陸・海・空軍から、21世紀にドローン・人工衛星・サイバー空間へと大きく変わる。また、今の世界の軍事力ランキング上位7位内に、極東の日本・中国・韓国の3カ国が入っている。日本は、この状況を冷静かつ真剣にみながら、平和に暮らしていきたいですね。 〇20世紀前半、第二次世界大戦などでは、空母、爆撃機(B…
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「チャイナ・エコノミー」クローバー著

〇北京在住20年の米国著者が、中国に対する感情的な批判を重ねず、冷静に詳細を分析した上で、中国の経済を分かりやすく説明している。(本書ココ)ありがたい。私は、この本をもって、次のように中国を理解した。 ・政治:人口が世界最大の非民主主義国 中央の共産党に権威が集中  ・経済:世界でGNP2位の資本主義経済の国 分権化された力強い市場…
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「恐怖の夏」の過ごしかた

〇米中は、貿易摩擦から、「トゥキディデスの罠」(紀元前5C ギリシア)のような戦争になる。と、今日の日経FT欄で、ラナ・フォルーハー氏が述べる。8月10日に、私は、「アテネ・スパルタの戦争=米国・中国の対立?」で同じことを書いた。世界中の多くの人が、今の米中を、同じく心配している。世界景気に収縮の予兆がある「恐怖の夏」だ。 〇20…
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アテネ・スパルタの戦争=米国・中国の対立?

〇紀元前5世紀に、ギリシアで、民主主義のアテネ(アテナイ)と非民主主義のスパルタの二大国がペロポンネソス戦争をした。二大国以外のテーベ(テーバイ)などのギリシアポリス小国は、どちらに協力するかを、時により変更したりした。 〇21世紀、世界の二大国、米国・中国が、長期に激しく対立し始めた。日本もEUもアジア国も、民主主義の米国と非民…
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遠藤誉「チャイナジャッジ」、「チャイナナイン」

「チャイナジャッジ」は、サスペンスドラマ仕立てで、文革、改革開放をくぐり抜けた薄一波・薄熙来の親子の物語、薄熙来・谷開来の夫婦の物語として語られます。不謹慎ながら「ワイルドスワン」に似た、驚きとわくわく感をもって読んじゃいました。それで、続けて「チャイナナイン」も読んだのですが、こちらは、中国の政治の貴重な分析であるものの、分析書ぶって…
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朝鮮半島

新体制の安定度、つまり、崩壊の時期についてかまびすかしくテレビで報道されている。けれども、新しい情報がないので同じ議論の繰り返しでつまらない。崩壊の時期が3か月後なのか10年後かの議論はさておき、体制崩壊後のシナリオを議論した方が有益だろう。漠然と、韓国主導で統一して、アメリカと中国が安全保障上の後ろ盾になって、アメリカと日本が資金援助…
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中国のバブル

中国のバブル崩壊をいう人が増えてきた。ぐっちーさんもメルマガで警鐘を鳴らしている。 あしもとでは、中国のマンションの価格が、下がり始めている。お金持ちが投資・転売目的で買った上海の高層マンションの窓には、夜に明かりがともらない。以前は投機目的の買い手がついたのに、最近は、二軒目以上の所有に規制がついたので、そうした買い手がいなくな…
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「岐路に立つ中国」津上俊哉

役に立ち、且つ、真実の情報は、まれだ。特に中国に関してはなおさら。この本は、中国でビジネスをする日本人にとって役立ち、且つ、中国の役人も真実と認めるだろう。また、明日にも役立つし、5年後に読んでも真実だろう。とても、貴重な本だと思う。 本屋にたくさん並んでいる中国本の、善玉悪玉二分論とは、遠い距離にある。事実を積み重ねて分析してい…
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中国の外交

前回、アメリカの外交について書いたので、今回は、それとの対比において中国の外交を書いてみたい。中国の外交は、アメリカのように民主主義とかの価値について云々しない。要は、中国に対して、望ましい行動をする国を支持し、いやな行動をする国に反対する。内政不干渉とも言えるし、実利主義とも言えるし、ある意味、朝貢外交の歴史に根ざしているとも言えるだ…
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中国の政権の正統性

選挙に基づいていない、中国の共産党政権の正統性は、一つには、経済成長、もう一つは、日本軍を追い出したという歴史によっている。と、言われることがある。僕は、巨大な人口、巨大な領土を、それでも一つの国・市場としてまとめている価値を、中国の民衆がちゃんと理解しているのだという視点を付け加えたい。 民主主義を採用せずに、いつまで共産党政権…
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迷惑

3月1日のニュースで、「トヨタ社長「中国の皆様に迷惑」 リコール問題、北京で会見」との見出しが躍った。昔、日中間で仕事をしていた人なら、少しドキッとしたのではないだろうか。1972年、日中国交回復時に田中首相が「わが国が中国国民に多大なご迷惑をおかけした」と演説したのが、周恩来はじめ中国側の激怒をかい、交渉が止まってしまった。かつて日中…
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中国のバブル崩壊について

中国経済の調子がいい。数年前には、上海万博が済むと不況になるかもと言われていたけれども、今では、そんなことをいう声すら聞こえない。しかし、一般論で言うと、調子がずっとよくて、何度も悲観論が否定されて、警鐘も出なくなった頃、ボンとバブルがはじけるものだ。日本も、アメリカも、ドバイも、そうだった。 1980年代の終わり頃、日本が円高不…
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五輪に飽きた中国人

市井の中国人の多くは、オリンピックが速く終わればいいのにと思い始めているようだ。 まず、なんといっても不便である。国内便の飛行機の予定が大幅に遅れたりしている。飛行場で、国際便を優先して発着しているために、国内便の離陸を待機させられたりしている。待たされている国内便の機内では、あまりに長時間待たせるので、「金返せ」クレイムが出たり…
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中国の二つの愛国心

中国を知る人が、いや、知る人ほど驚いている。四川地震について、中国政府と中国人の対応が、予想を超えて驚くほどちゃんとしている。中国に対して暖かくはあるが決して甘くはない中国ウォチャーの津上俊哉さんが、中国を知る人のそんな気持ちをうまく語っている。 津上さんのブログに、次の二つのエントリーがある。 ・四川地震遭難者への黙祷 ・四…
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聖火騒動

なんだか、今回のオリンピックの聖火に伴う騒動は、一般の日本人には、やりきれないというか、胡散臭いというか、すっきりしない話だったと思う。聖火ランナーを襲うフランスの活動家の姿に、日本の調査捕鯨船を襲うオーストラリアの活動家の姿を思い出し、中国での反仏デモを見て、反日デモの映像を重ねたのは、らくちんだけだろうか。 まず、普通の視点か…
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ギョーザ事件

あのぎょうざ工場、責める気がなくなってきました。真剣に日本市場を狙って、日本企業の変な要求にみんなこたえてきたようにみえます。まじめで親日的な会社ですよ。きっと。レイオフされた元従業員のいやがらせとかじゃないですかね。もしそうなら、天洋食品は、被害者ですね。みんなで叩くのは、もう少し冷静に、彼らの過失の内容と程度が分かってからにするべき…
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