テーマ:日本の社会

荒れ野の40年

ヴァイツゼッカー大統領演説「荒れ野の40年」の完全邦訳を読みました。岩波ブックレットで480円(税別)で手に入ります。ドイツはちゃんと謝ったのに、日本はちゃんと謝っていない、とよくいわれます。そのときに挙げられる代表的な演説です。確かに、一読の価値ありです。(うめもとさんのコメントに基づき、「代表的な謝罪の演説」を「代表的な演説」と書き…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

二つの戦後(2/2)

前回の話の影響を受けて、仲正昌樹著「日本とドイツの二つの戦後思想」を読んだ。そこで、ドイツが思想的に戦争の責任をどのように受け止めようとしたかについて、次のような説明がある。 「ヤスパースは各人が負っている可能性のある「罪」の内容をはっきりさせるために、①刑法上の罪、②政治上の罪、③道徳上の罪、④形而上学的な罪-という四つの罪概念…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

二つの戦後(1/2)

ドイツ人と日本人のハーフである同僚と昼飯をとっているとき、日本とドイツの戦後の周辺国との関係の話になった。彼は、どちらかというと日本語の方が堪能なバイリンガルで、敗戦処理を行った二つの祖国を持つ視点から、昨今の靖国騒動を興味深くみているようである。よく言われるようにドイツの方が徹底的に謝って、それ故に現時点での周辺からも反発も日本ほど多…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

あなたの会社のワタヌキさん

郵政を巡る自民党内の攻防も、我々一般人には縁遠い、永田町の中の嵐だと、面白おかしく眺めていた。しかし、造反組が小泉総理に組織を上げて徹底的に叩かれているのをみると、なんだかどこかで見たことのある風景のような気がしてきた。特に、性格がよく筋も通っていそうにみえる綿貫氏が、次々と苦境にたたされる仲間を見て、困っているだろうなと思うと、この1…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

勝手に政党コピー

各党が選挙向けのキャッチコピーを考えています。自民「改革を止めるな。」、民主「もっと大事なことがある」、公明「改革力」、共産「たしかな野党が必要です」、社民「国民を見ずして、改革なし。」だそうです。そこで、らくちんも、頼まれもしないのに勝手に政党のコピーを考えてみました。 自民向けに「一貫しているのは、誰ですか」というのは、どうで…
トラックバック:2
コメント:1

続きを読むread more

国連常任理事国

国連常任理事国入りの話について、外務省以外の官僚は、結構、ひややかに見ているという。別にじゃまをする気もないが、体を張ってサポートする気にもならない。 彼らの外務省に対する思いは、「財政が苦しくて自分たちがやりくりに苦心惨憺していたときに、中国へ借款とか援助でたくさんのお金を使った。あげくに、なに、このざまは。」というものがあるら…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

舞台版「電車男」

最近有名になった「電車男」の話し、僕は、自分のホームページ「台湾つれづれ」で、昨年6月4日に紹介した。(ココ)マスコミで騒がれるよりもかなり前だったので、僕のHPの読者からは、「おかげで友達に自慢できた」と、お褒めの言葉をいただいたりした。 そして、舞台版「電車男」が新宿で8月5日から始まる。(ココ御参照)実は、この舞台版の制作側…
トラックバック:2
コメント:1

続きを読むread more

郵政民営化法案

郵政民営化法案については、可決されると思う人の比率は、永田町との心理的距離に比例するように思う。永田町の事情に詳しい人や、メディアほど、これは、政局だ、一寸先は闇、とおっしゃる。一方で、僕のように永田町から遠い人ほど、何の根拠もなく、大騒ぎしても結局、通るんじゃないのと思ってしまう。どちらの占いがあたるかどうかは別にして、この意識の違い…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

総裁任期

政局については、常識的な知識もないので、アイデアの提案というよりも素朴な疑問です。「小泉総裁の任期を来年9月より後に延長してはどうか」という話を、どうして小泉さんの仲間が、今、しないのだろう。例えば、「総裁任期の規定という自民党のルールによって、国民の支持が断トツに高い首相を交代させるのが、民主主義的だろうか。」なんて話を安部さんの意を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

羽生善治「決断力」

羽生善治「決断力」を読んだ。将棋のルールを全く知らなくても、読ませる本である。ただ、羽生の強さを実感している将棋ファンの方が、たとえ当たり前のことを言っていても、「あのめちゃくちゃ強い羽生も、そう考えるのか。」と感心することもあり、面白いと思う。自分のためにいくつか気に入った台詞を書き写しておこうと思う。 「勝負が決定するまで、だ…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

議員の減員なくして、増税なし

国の財政は、首が回らなくて、所得税も消費税も増税せざるを得ないようだ。増税するときにいつも言われるのは、行政改革である。まずやるべきことをやってから増税だと。ちょっとやそっとの行政改革をしても、巨額の財政赤字が埋まるほどでもなく、現実的な金額の補填という意味よりも、国民が納得することをしようという意味だと思う。 納得性の話だという…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

頭の体操と民主主義

多湖輝著「50歳からの頭の体操」(角川)を読んだ。昨年、実家で、子供のときに読んだ「頭の体操」が一冊だけでてきて、懐かしくなり、アマゾンなどで探したが、上手く見つからなかった。「50歳からの」ということばは、余計だけれども、復刻版といえるような本が出てきたのはうれしい。このなかで再録されていた一つの問いが、―ちょっと大げさだけど- 民主…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

渋谷とセレクトショップ

通勤路の乗り換え場所になるので、会社の帰りにちょくちょく渋谷に寄るようになった。 おじさん的発見なのだろうが、渋谷の公園通りを上がってパルコより先を右に曲がったあたりに、セレクトショップがずらりとならんでいるのを見つけてちょっと驚いた。BEAMS、SHIPSなどの老舗は、もちろん、Journal Standard, Nano Unive…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

通勤地獄と健康

海外から日本に戻ってきたときに、最もつらく感じるのは、なんといっても通勤地獄だろう。自らも含めて、ぎゅうぎゅう詰めの電車に毎日毎日乗らざるを得ない多くの人のことを思えば、世のあらゆる人権侵害事件も、たいしたことではないようにみえてしまう程だ。でも、この通勤地獄が、実はいい運動になっており、日本人の平均寿命を延ばしているのではないかと思い…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

対中国感情

中国・台湾の専門家である津上俊哉さんがブログで、天皇皇后両陛下のサイパン島ご訪問について書かれている。僕は、この追記がとてもいいと思った。 /// 陛下のご訪問について、韓国でも中国でも報道ぶりは実に冷淡だった。皇室はさまざまな制約の下でnarrow pathを懸命に探し求めておられるのに、そのようなお気持ちを疑ったり、不十分と…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

5票差

郵政民営化法案が衆院本会議で、わずか5票差で可決された。与党の自民党から反対、欠席、棄権など大量の造反者が出たので、小泉首相の求心力の低下などが報じられている。しかし、僕には、どうも、この5票差という票差が余りに絶妙すぎて、まだまだ自民党も、ぶっつぶれないのではないかと思い直してしまう。 激しく対立していて、みんなアドリブでやって…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

クールビズは、暑い

ノーネクタイ、上着なしで、空調を28度に設定という、「クールビズ」が、僕の職場でも行われている。最初、この話を聞いた時、ネクタイが大嫌いな僕は、大喜びだった。しかし、始まってみると28度というのは、けっこうつらい。クールビズは、暑い。 空調が切られる土日にビル全体が暖まってしまっているからか、月曜日の職場は、特に暑く感じる。シャツ…
トラックバック:0
コメント:5

続きを読むread more

株主総会と時間どろぼう

○ 6月29日は、日本の株主総会の日だ。どこの会社も一斉に株主総会をするので、丸の内、大手町辺りには、黒塗りの車があふれる。その中にはグレーのスーツを着た難しい顔をしたおじさんたちが乗っている。年に一度のこの風景を見ると僕は、ミャエル=エンデの「モモ」にでてくる「時間どろぼう」を思い出す。その気持ちは、3年前に書いたときと変わらない。(…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more