「カラスをだます」塚原直樹著 

〇カラスは、小学2年生7歳のヒトほどの脳力。保育園2~4歳のヒトほどのイヌより、圧倒的に上(ココ)。視覚は、紫外線も見えてヒトより鋭く、ゴミ袋の中を見抜いて、あさっている。ヒトの各個人の顔を見分けて、長期間覚えていて、記憶力もいい。カラスと18年間付き合っている塚原著作の「カラスをだます」を読みながら、何度も大爆笑!

〇カラスは、他のカラスとの境界をつけた巣で、夫婦が子供を育てる。一方で、公園や電線で、異なる家族のカラスと独身のカラスが多数集まってコミュニケーションをする。サラリー・ヒトと同じ!

〇一方で、においを感じる鼻はよくない。また。超音波も聞こえないので、カラスを減らすのに、超音波を使えない。一般的に、鳥類の可聴域は、ヒトより狭い。

〇カラスの言葉
この本では、六種類の鳴き声に、「訳語」がついている。素晴らしい‼

① アー:僕はここだよー。私はいるよー。
挨拶の優しい鳴き声。鳴き交わす。個体情報が含まれ、どこの誰かわかる。

② ア~~ア~ア~ア:俺はここにいるぜ! 
存在のアピール。自分の居場所を知らせる。鳴き交わさない。

③ アッ アッ アッ アッ:食べ物みっけ!
平板な短い鳴き声の繰り返し。これが聞こえるとカラスが集まってくる。

④ グワ~~ワワ:愛しています
求愛。異性に餌をあげる行為の際にも発する。

⑤ アッ アッ アッ;怪しいやつが来た!気をつけろ!
警戒の鳴き声。警戒度合いが強まると鳴き声と間隔が短くなる。
繰り返し回数が増える。「アッアッアッアッアッ」

⑥ ガーガーガー:おどれぇ やんのか!
ドスがきいている。威嚇。臨戦態勢。最後通告。

読書後、散歩のあちこちでこれらのカラスの言葉を聞くことができ。感動‼
立ち止まって聞き入っていると、私の顔を覚えられてしまうのかなあ。

〇カラスを減らす
カラスを追い散らそうとして、嫌な音を、大きく、長期間流すと、効果がなくなっていく。カラスは、最初、慎重に音を避けて飛び逃げるが、カラスにとっての被害がないと見抜くと、また戻ってくる。大きな音だと、周辺の多くのカラスがその理解を得てしまう。しかも、長期間覚えている。長期間、大きな音で、幅広く、同じ方法を続けると、カラスを減らす効果がなくなる。

〇だから、塚原氏作製の、ゴミ捨て場などでカラスを散らす装置では、1mの近くにいる、一羽でしか聞こえない小さい音を出している。これなら、カラスの集団の知恵にならない。いやあ、塚原さんもカラスも賢いですねえ‼

〇こんな拙案は、どうでしょう?
1年で一回、1月25日~31日の一週間だけ、市民、ゴミ収集車、公の市役所が、みんな協力する。塚原先生の開発した、カラスがきらう装置と方法を、ゴミ場所、果物・野菜の畑などで徹底的に使う。紫外線も通らないゴミ袋を使う。冬場は、野生の食べ物が少なく、カラスは、ヒトのゴミや農産物が手に入らないと、子カラスが死ぬ。それで、ある程度、数を減らす。

〇塚原氏は、説明する。カラスを絶滅しようとしても、失敗して、大損害がでる。それよりも、減少して、ヒトと共存するようにするのがよい。
はーい、そうしましょう‼
グワ~~ワワ

あ、いや、間違えた。正しくは、
ガーガーガー

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