米国大統領選挙

〇共和党トランプと民主党バイデンの選挙、現時点では、どちらの勝率も概ね五分五分。世論調査では、「経済」でトランプがリードしているが、それ以外の「新型コロナ対策」、「人種問題」、「ヘルスケア」などで、バイデンが勝る(JETRO短信)。カギになる投票者は、白人労働者、ヒスパニック、中西部(さび付いた工業地)、南部(フロリダ)。この人たちと遠い、ニューヨークとカリフォルニアの報道ばかりが日本に入るので、我々には、見えにくい。

〇まず現時点では、新コロナ対策が、議論。その新コロナ対策に関係して、WHO脱退、中国対応(軍事と経済)、BLM(黒人の命も大切)、経済成長が論争になる。選挙直前、コロナ対策と経済成長の状況が、↑になっているか、↓になっているかによって、トランプ、バイデン両者のアピールが変わるだろう。

〇民主党の支持者は、多様だ。黒人、ヒスパニックなどの非白人と、高学歴層。
サンダースの民主社会主義左派と、バイデンやビル・クリントンの中道派。
広範囲の支持者が共存している。それが、選挙戦での民主党の強みでもあり、弱みでもある。

〇バイデンからのトランプ批判は、次のとおりになる。
攻撃:コロナ対策の不適切、WHO脱退、BLM
状況次第:中国対応軍事、中国対応経済、経済成長

〇コロナ対策について、経済再開に前のめりのトランプに、バイデンは、「新型コロナウイルスを制御してから、経済を立て直すべき」(6月25日 時事報道)と批判した。

〇中国対応について、バイデンは、民主党の分裂を避けるためにも、言動を控えるかもしれない。オバマとバイデンが、尖閣諸島や南シナ海での中国の行為を不問にしたと、トランプは、批判する。一方で、一部の民主党のグループは、共和党・トランプよりも中国に批判的で、軍事だけでなく経済でも成長を抑制しようとする。

〇バイデン氏は国際主義者であるが、仮に次期大統領になったとしても米国が再び「世界の警察官」に戻ることは考えにくい。オバマ政権第2期の「関与よりも抑止」重視に向かうだろう(“「YA論文」の中身”吉崎達彦)。 

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