「還暦からの底力」出口治明著

〇出口治明著「還暦からの底力」(講談社現代新書)は、楽しく、元気をつけてくれるベストセラー本(三省堂などの多書店でNo.1新書)。出口氏は、立命館アジア太平洋大学(APU)の学長です。

〇出口氏は、日生の引退後、2006年頃、投資家の谷家衛氏から、生命保険会社創設と社長の要請を受けた。そのときの出口氏と谷家氏の会話経緯が、同じ講談社現代新書の、「ビジネスをつくる仕事」本の「ライフネット生命の起業」(P.72~P.75)にある。私は、生保許可を得るまでの企画会社の役員だった。出口氏は、社長としてライフネット生命保険会社を起業、上場もし、2017年に退任した。

〇本の中の名言 何度も読み返したいです
・年齢フリー
・日本の一括採用、終身雇用、年功序列、定年のワンセットの労働慣行は、独特のもの
・日本がやるべき政策は定年を即刻廃止すること
・偏差値系の子供は東大型を目指し、変態オタク系はAPUが引き受ける
・「飯・風呂・寝る」の生活から「人・本・旅」へ
・性別フリーで女性の地位を引き上げよ
・日本の高度成長時代を牽引したのは製造業で、工場モデルがうまく機能した
(この)製造業の工場モデルに決別
・あなたの行動にブレーキをかけるのは、ただ一つ、あなたの心だけなのです(小林せかい)
・学生を「混ぜる」ことがAPUの基本理念
・生涯にわたって教育と労働などの他の活動を交互に繰り返す教育システム「リカレント教育」が注目
・地域おこしなら「若者、ばか者、よそ者」を呼ぶ
・第二次世界大戦後、毛沢東が早く亡くなって鄧小平がもっと早く権力を握っていたら、中国はもっと早い時期に勃興
・深圳と北京、シリコンバレーとワシントンとの距離よりも、深圳とシリコンバレーとの距離のほうが、ずっと近い
・今後は、アフリカの国々の成長と安定が国際的にみて極めて重要
・商売や交易こそが社会の基本
・精神論を排除し数字・ファクト・ロジックで語る

〇同じ領域でのこのブログ
◇「多様時代に」2020年5月6日
https://rakuchin.at.webry.info/202005/article_4.html
・上記の名言の一部に近いことを、私もこのブログで書いています。

◇「製造業とサービス業が衰退する中で、成長する産業」2019年7月4日
・一社だけに引退するまで働く終身雇用も実質的になくなりつつある。

・製造ラインでの、筋力が必要な仕事は減り、アイデアを出し、変化する環境に対応し、上手にコミュニケーションをし、サービスをうまくする仕事が増える。この仕事では、男性よりも女性の方が優秀かもしれない。

・製造ラインに入らないなら、同じ場所と時間に労働する意味がなくなり、自宅にいながらネットで仕事をすることも増えている。結局、老若男女だれでもが、学生もしながら同時に、仕事をするようにもなる。 

〇なにはともあれ、楽しく読みました!
この拙ブログの4月2日にも、「座右の書『貞観政要』」出口治明著の感想をいれています。
これも、お勧めの本です。

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