G7の分裂、1930年の「世界の五大国」のごとく

〇24日に、フランスでG7サミットが開幕した。多くの紛争が各国間にあり、首脳宣言も出せない。1930年代、「世界の五大国」:アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、日本が国際平和を上手く進められなかったのと同じになってきた。

〇WW1(第一次世界大戦)後、国際連盟発足時の常任理事国の英、仏、伊、日の四カ国と米との上記五大国が、世界中をリードした。1930年代後半から、ドイツとソビエト(現ロシア)が参加して7カ国で議論した。

〇1940年代に、「5大国」に追加が増えた7カ国でみると、4カ国(米、英、仏、露)対3カ国(日、伊、独)で、WW2(第二次世界大戦)が起こった。

〇21世紀G7=1930年代の「世界の五大国」+ドイツ、カナダ。つまり、世界政治の一つの流れがほぼ100年続いている。驚く。WW2を起こした1940年代風に、今後、ならないようにと祈る。(ちなみに、日本は2009年までの42年間にわたりGDP世界第2位の経済大国で、戦後でも世界の五大国と言っても誇張ではない。)

〇今世紀、7G内で紛争・摩擦が起こっている。アメリカは、今回の議長国フランス、前回の議長国カナダと、相互批判を起こしている。イギリスは、ドイツ、フランス、イタリアがいるEUから、合意なき離脱をする。

〇さらに、その7Gのいくつかの国が、7G以外の国と紛争になっている。今の米国と中国、米欧とロシア、米国とイラン。日本が、それらにどうかかわるべきか、難しい。

〇WW2では、「敵の敵は、味方」の考え方が広まった。欧州国は、ドイツの敵のソ連に、疑いながらも味方になった。21世紀では、米国が、中国やイランに対して敵とみるのを、G7の国々にも要求している。「味方の敵は、敵だろ」と試されるのは、つらい。

〇世界のどの国も、幸か不幸に向かう道の分岐点にいる。どの国も上手に選んで、WW3を回避してほしい。日本も。

⊕[8月30日に追加]
G7サミット閉幕直後、8月27日付け日経1面で、「G7覆う自国第一主義 協調崩れた1930年代を想起」の記事がでた。8月25日のこのらくちんブログと同じで、びっくり。G7で1930年代を想起する自分が、世間からは奇妙な人に見えるだろうと、思っていたからうれしい。

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