定年、終身、年齢別、性別の仕事がなくなる時代

〇70歳より高齢の人も、複業・兼業の人も、学びと転職を繰り返す人も、男女も、定時勤務がない人も、事業を大きく変える人も、みんな仲良く一緒に働く時代になる。北欧ではそうなっている。英米でも、定年制が禁止だ。

〇産業革命以来、労働者が工場に定時に集まり、定年まで働くのが、製造業の基盤だった。今、製造業では、ロボットが生産ラインで作業をし、人は、設計、検査、デザインで働く比率が増えている。そう働く人達は、定時なしで集散し、定年でなく退職するようになる。

〇さらに、経済や雇用の中心は、製造業からサービス業に移行している。サービス業では、クリーニングならば、土日に営業し、朝と夕方だけ開けている店も増える。時間・時刻の定時、年齢の定年もないサービス業の仕事が増える。

〇需要が速く変わるので、会社は、主事業を変えないと、倒産するか買収される。富士フィルムは主事業をカメラフィルムから変えて生き延びた。トヨタは、ガソリン自動車製造とは違う、EV製造事業やカーシェアのサービス事業も素早く進めようとしている。

〇また、男女の区別もなくなってきた。建築業では、筋力がいる作業を機械がやりかわり、男女が同様に働けるようになってきた。バスやトラックでも、パワーステアリングで軽々上手に運転している女性ドライバーが増えてきた。一方で、保育所で男性が活躍し始めた。

〇年齢の扱いも変わる。人生100年時代になり80歳まで働く時代になる(「ライフシフト」グラットン教授)。その20歳から80歳の60年間、転職せずに一つの企業に勤めるのは、勤労者にとってもその同僚にも不満になる。一方で、会社自体の存続期間は、60年より短くなる。そうして、労働者の転職も増え、終身雇用も定年退職もなくなり、年功序列はできない。

〇「人生をいつくかのステージに分け、学びと転職を繰り返すべきだ」(グラットン教授)となる。例えば、ノーベル賞を受賞したiPSの山中教授は、臨床整形外科→薬理学→分子生物学→がんの研究→ES細胞の研究と、多様な職歴を回遊しつつ、世界に貢献した。日本全体で、今後、中年で会社を辞めて学校に数年通った後、仕事を再開する人も増える。

〇18世紀後半から2世紀半進んだ産業革命の後、今、世界ががらりと変わろうとしている。それを1世紀(100年)の人生で楽しみましょう。

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