イラク戦争の失敗をイランで?

〇アメリカのトランプ大統領は、ボルトン大統領補佐官の強い主張に合わせ、米軍にイラン攻撃を命令していた。しかし、その攻撃の「10分前に中止命令」した。右往左往だ。戦争に勝っても成果を得なかった2003年のイラク戦争と同じことになると、トランプ大統領は思ったのかもしれない。

〇現在の大統領補佐官(国家安全保障担当)ボルトン氏は、2003年、ジョージ・ブッシュ大統領の時、国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)として、イラク戦争を強硬に推進した。イラク戦争は、米国が勝ち抜き、サダム=フセイン政権を倒した。イラク戦争を始めた当時の政府は、世論から高い支持率を得た。

〇しかし、アメリカは、イラクの平和を実現して、軍隊を引き下げることがなかなかできず、軍事も経済も損失を受けた。アメリカの世論が反転し、イラク戦争を始めた政府を強く批判した。

〇オバマ前大統領は、2008年に、「(上院議員として)2002年、2003年、2004年、2005年のいずれにもイラク戦争に反対した」とアピールして選挙に勝ち、大統領になった。

〇そういう経緯の後、トランプ大統領は、オバマ前大統領を批判して、大統領になり、その後、ボルトン氏を大統領補佐官に任命した。

〇トランプ大統領は、G7や国連のような、多人数の会議で議論をするのが嫌いで、他国の首脳と1人対1人で話すのが好きだ。さらに、戦争をするのは嫌いで、経済の交渉で利益を得るのが好きだ。一言でいうと、他国のリーダーと、ラスベガスの1対1のカードゲームで勝って、チップを取り集めるのが好きなのだ。

〇だから、イランのトップと1対1で会い、戦争もやりかねないぞと示しながら、戦争をせずに有利な合意を得たい。それが、ブッシュ元大統領やオバマ前大統領よりも、よい解決であり、二期目の大統領につながっていくと考えているのかもしれない。

〇トランプ大統領は、このような予想しやすい単純な行動をするけれども、イラン、中国、北朝鮮、ベネズエラなどのすべての国は、良い対応方法が見つからず困っている。言いたい放題言ってくるので、もう交渉なんてやっていられないと思い始めている。いやいや、他人ごとではない、これまでトランプ大統領とうまくやってきた日本も同じように困るかもしれない。 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック