令和と梅

〇新しい元号の「令和」は、「万葉集」巻五、「梅花の宴」の序文を典拠としている。私は、高尾梅郷に行った2月の日に、「これからの日本では、この梅を愛でるように進んで行きたいとしみじみ思いました。」とこのブログに書いた。昨日、安倍首相がほとんど同じ説明をされたので嬉しかった。

〇「万葉集」の「梅花の宴」序文で、「」と「」の文字が入った一文は、次の通り。
・「初春の月にして、気淑(よ)く風らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」

・現代語にすると、
「初春の良き月で、空気は澄み、風は穏やかで、梅は女性が鏡の前で白粉の蓋を開けた時のようにぽっと花開き、蘭(香草の総称)は、通り過ぎた女性の匂い袋の残り香のように漂っている。」とのこと。(ココの説明)

〇昨日、安倍首相が、新元号「令和」に込めた意味について次のように説明した。
「悠久の歴史と香り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込めた」

〇この首相のコメントは、私のこのブログ2月24日「桜から梅になる日本経済」(ココ)と、とてもよく似ていたと感じる。くどいが再度掲載する。

**このブログ2月24日の一部**
今日、美しい梅林を歩いて感じた。20世紀から21世紀に、日本の経済は、桜の花から梅の花に変わっていく。

昭和の日本経済は、高度成長して2009年までの42年間GDP世界2位で、ソメイヨシノの桜が舞い散る風景のように華々しかった。

平成から次の元号になる、今後の日本は、その華やかさがなく、GDPでも世界3位、4位になる。でも、いくつかの専門産業で世界のトップクラスに入り、多彩な梅の花がしみじみと咲き美しくなり、気持ちよくすごしていけるようにと願った。 

私は、今日、高尾梅郷に行ってきた。数㎞の距離にある木下沢梅林、天神梅林などを歩いて本当に気持ちよかった。先週は、神代植物公園にも行って梅の花を見た。

今日、梅の花をみながら、これからの日本では、この梅を愛でるように進んで行きたいとしみじみ思いました。
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