らくちんのつれづれ暮らし

アクセスカウンタ

zoom RSS 民主主義、産業革命、グローバリズムが「ちぢむ」世紀

<<   作成日時 : 2019/01/05 13:47   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

〇20世紀に世界中で拡大した民主主義、産業革命、グローバリズム(世界一体化)が、21世紀には、ちぢんでしまいそうだ。世界史の大変動になるかもしれない。(参考:このブログ「21世紀、中抜き世界」)

〇民主主義
20世紀後半、日本は、経済力(GDP)で世界2位、人口6位(1980年)の民主主義大国だった。非民主主義のソ連は、軍事力で米の次の2位だが、経済力はそれほど大きくならず、1991年に崩壊した。その頃、大きな経済力の国は、みんな民主主義国であり、その後世界中に民主主義がさらに広がると思われていた。

今、中国は、世界で経済力(GDP)2位、人口1位であるが、自由の言論と選挙はなく、民主主義国とはいえない。さらに、中国は、世界の非民主主義的な後進国に、経済的・政治的支援をしている。エネルギー資源(石油)と中東でのリーダーであるサウジアラビアも民主主義とはいいがたい。

21世紀、日本は、経済力3位、人口10位(2016年)に下がっている。生き延びるためには、自分の民主主義を守りつつも、非民主主義である中国にもサウジアラビアにも貿易を続けて、友好関係を保たないといけない。そういう時代になっている。

〇産業革命
18世紀後半頃から、農業から工業への移行を起こした産業革命は、「工業化」とも言われている。(WIKIの「産業革命」とか)一方で、21世紀に経済成長を起こす「第四次産業革命」(ドイツのいう「インダストリー4.0」)は、情報・サービス業の仕事である。(参考:「日本経済2016−2017」内閣府)もう、「工業化」とはいいがたい。

今、世界の市場を席巻している米国のGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)の会社は、「第二次産業」(コーリン・クラーク)の工業・製造業というよりも、「第三次産業」の情報・サービス業だ。米国では、製造業のGEよりも、製造業と分類されていない3社のGAFA(アップル以外)の方が、圧倒的に株価が高い。アップルも、開発と販売・サービスをして、製造は、中国・台湾のメーカーに委託している。

人の仕事としても、製造作業の価値は低くなっている。「人の仕事は0→1と9→10に収れんしていく」(レイ・イナモト氏/日経1月4日)例えば、料理ならば、調理1→9 メニュー考案0→1 最後の手直し9→10であり、調理作業は容易だとして給料が安く、メニュー考案と最後の手直しの仕事で高い給料の仕事ができる。

台湾ビジネス界の英雄スタン・シー氏が2000年頃に電子産業の分析で言い始めた「スマイルカーブ」の法則が人の仕事でもあてはまる。産業機器などで、川上の商品開発と川下の販売の収益性が大きく、中間の製造段階の収益性が小さいのを表す曲線がスマイルカーブである。(参考:伊藤元重 「産業構造の「スマイルカーブ」化が日本の「中流」ビジネスに淘汰・再編をもたらす!」)

こういうのをみると、21世紀は、農業革命の次の、産業革命の、さらにその中の「第四次の産業革命」という細かいことよりも、農業革命、産業革命の後の、人類3回目の大革命である「情報サービス革命」と言いたくなってくる。GAFAが先頭だ。呼び方はなんであれ、世界の歴史に残る大きな革命になりそうだ。それに日本がどう対応するのかは、重要だ。(参考:このブログ「農業革命と産業革命の次」、「長寿による革命」)

〇グローバリズム
20世紀には、グローバリズムが正義であり、より拡大すべきとして国際政治で議論してきた。しかし、21世紀からは、グローバリズムよりも自国優先だと、外国の人に正面から発言する大統領や首相が増えてきた。

米国トランプ大統領は、昨年9月の国連総会で、「グローバリズムのイデオロギーを拒絶し、愛国主義の理念を尊重する。」とし、「米国第一主義」を話した。昨年末頃には、シリアなどの中東から米軍を引き上げ、メキシコとの国境では、米入国を望む移民を、配置した軍隊でブロックし入国できないようにした。EUでも、中東からの避難民、移民を強く否定する国が増えている。英国のEU離脱動きもある。(参考:アエラ「世界で広がる自国第一主義 国連事務総長の訴えも届かず…」)

〇 このように、21世紀は、世界中で民主主義と産業革命とグローバリズムがちぢんでいく。しかも、グローバリズム化と民主主義との矛盾がある故に(「オフショア化する世界」ジョン・アーリ著 明石書店)、それぞれを「ちぢめる人」が、他のちぢめる動きに反対することもおこる。
結局、日本は、経済だけでなく、政治も国際対応も、すべて見直していくべきなのだろう。(参考:
このブログ「経済成長から幸福社会に」)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
民主主義、産業革命、グローバリズムが「ちぢむ」世紀 らくちんのつれづれ暮らし/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる