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<<   作成日時 : 2018/10/15 00:05   >>

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・今、商社が過去最大の利益を稼いでも、商社の株価は、あまりあがらない。PBR(=株価÷一株当たりの純資産)は、伊藤忠:1.24、三菱商事:1.00、そのほか三井物産、住友、丸紅などは、0.85〜0.90だ。5社平均で1以下であり、株価<一株当たり純資産 になっている。商社は、今後、利益が増えて純資産を拡大することはないと、株式市場に見られている。
・ちなみに、米国で注目されるGAFAの企業のPBRは、グーグル(G):7.29、アップル(A):8.49、フェイスブック(F):6.01、アマゾン(A):31.24だ。GAFAは、今後さらに利益が拡大すると見られ株価が上がっている。株価>一株当たりの純資産×6倍 だ。大雑把にいえば、仮に純資産が同じなら、米国のGAFAの株価は、日本の商社の株価の6倍以上高くなる。それだけ将来の利益について、GAFAは拡大し、日本の商社は拡大しないと思われている。
・実は、上記5社の商社の人は、1990年代の苦境の時代、自社が倒産する可能性があると寒く思った。しかし、2001年ごろからどの商社も商売の仕方と組織を大きく変えて、大きな利益を出すようになった。(ご参照「ふしぎな総合商社」(講談社)4章図4−1総合商社(5社平均)純利益 連結・単体)これは、拍手するべきだろう。
・ところが、今、商社がいい利益を出している割に株市場で高い評価を得られていない。これからの第4次産業革命の経済変化に、商社は上手く適応できない商売だと、見られているのだ。だからPBRが1以下なのだろう。
・ふと、19世紀後半の第2次産業革命の時に、ガソリン自動車がでてきて、馬車業が滅亡したのを思い出す。20世紀初めに、馬車業の御者(ぎょしゃ)は、あっという間に、仕事がなくなった。
・この馬車業のように、21世紀の第4次産業革命で商社は、衰退するのだろうか。確かに、サハリン、南米、アフリカに、資源や食料の購入企業を連れて案内している商社は、19世紀にアメリカで数人を馬車に乗せて西部の草原に連れて行っている馬車の御者のようである。
・これからは、消費者がAI・ロボットを使って、海外の衣服や食品を直接インターネットで海外に注文して自宅で受け取る。また、ガスや石油を使った発電よりも太陽光と風力の発電への依存度が高い生活になる。そう変わる社会なのに、変わらない商社は、衰退していく。
・いやいや、商社は、1990年代を凌いで変化したから、今度もまた変化して成長できると僕は期待している。それは、太陽光や風力の電力、医療、老齢対応などなど、新しいビジネスをすることかもしれない。20世紀初めにフォードが大衆向けの自動車T型フォードを作って、馬車業を滅亡させたように、商社が新しい時代に適応するモノやサービスを創り上げる可能性もある。
・その時は、眉間にしわを刻ませて、がみがみしている社長ではなく、子供の産育で数年会社を休んだ後、サービスやデザインを提供するビジネスを立ち上げてきたやわらかい感じの女性(日本マクドナルドのカサノバ女性社長のような人かも)が商社の社長になることもあるだろう。それはそれで楽しみだ。

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