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zoom RSS 長寿による革命

<<   作成日時 : 2018/09/16 21:36   >>

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〇21世紀、世界中で「長寿による革命」が進むと僕は思う。人間の歴史でいうと、1万年前の農業の開始、18世紀の産業革命(工業)の二つの次に、21世紀に世界中で「長寿による革命」で生活・経済・社会の変化が起こる。
〇18世紀に始まった産業革命の「4次」が21世紀に起こると、世界中で言われている。例えば、内閣府の白書(ココ)等では、4次産業革命は、下記の時期と製造だと説明している。
 1次:18〜19世紀 蒸気機関による工業化
 2次:19〜20世紀 電力による大量生産
 3次:1980年〜   情報通信技術革命
 4次:21世紀    AI(人工知能)、ロボット、ビッグデータ、IoT
〇この説明だと、1〜4次の多くのステップの内の小さい1つが21世紀に起こるように見える。1〜4次へと細かく区別するのが面倒くさいし、短期間の上記の3次と4次を1つに合計した方が便利とも見える。否定はしないけれども、もっと分かりやすくて大きな視点の説明が欲しい。
〇また、日本では最近、現在の産業の進歩として「デジタル」か「AI」かの二つの言葉が、論者からよく説明されている。しかし、「デジタル」は、20世紀後半のPCですでに普及したと見える。また、この説明では、「AI」には賛成するが、限定的な専門分野の技術変化に聞こえる。
〇オバマ米前大統領やビル・ゲイツ元マイクロソフト会長などが推薦している、ユヴァル・ノア・ハルリ著の「サピエンス全史」では、人類史を大きく見て、@一万年前の農業、A18世紀からの産業革命の次として、B21世紀の変革を示している。こういう大きな説明の方が分かりやすい。
〇この「サピエンス全史」の@ABは、20世紀初めに英経済学者コーリン・クラークが作った次の産業分類とぴったり合っている。@第一次産業:農業、A第二次産業:工業、B第三次産業:サービス業、情報通信業、金融業、販売業、非物質な生産業である。分かりやすい。要するに、21世紀の日本は、工業から第三次産業のサービス業・情報通信業・非物質な生産業に重点を移動するのだろう。
〇それに近い話で、創造性、経営・管理、もてなし(ホスピタリティ)の三つの仕事が、21世紀の経済を変えるとも言われている。井上智洋著の「人工知能と経済の未来」(文春新書)では、4次産業革命を詳しく説明した後、上記の三つの仕事を挙げている。21世紀、B第三次産業(サービス等)に関係がある仕事の多数は、機械に奪われにくい仕事だ。一方、人工知能(AI)を利用することで社会に大きな変革が起こるが、AIパーツ製品を製造・販売することで、20世紀の工業のように大量の労働者が働いて多くの賃金を得ることはない。
〇21世紀の先進国の経済では、18世紀に産業革命を起こしたモノの工業への、依存度が下がる。すでに、米国では、2017年で、モノの貿易収支は7,962億ドルの大赤字、サービスの国際収支は2,440億ドル黒字だ。井上智洋が述べるように、日本を含めて先進国で、今までの工場労働者ではない「創造性」と「もてなし(ホスピタリティ)」の仕事が増えるのだろう。
〇21世紀では人間の寿命が100年になると、グラットンとスコット著の世界ベストセラー本「ライフシフト100年時代の人生戦略」が説明する。20世紀では、労働者は、20歳代の就職から約40年働いてから60歳代で引退した後働かなかった。しかし、長寿者の多い21世紀では、90歳の高齢になっても働いて収入を得たい人もでる。一方で、若い人も中年も、趣味や学校勉強するために何年か仕事をやめて無収入で暮らすこともある。また、女性は、働く人も増えるし、子供を産んで育てる時に長く仕事を休みたいこともある。こうして、工業を中心としない社会で、男女も老若も関係なく、各個人ごとに違う、どの年齢でどれくらいの時間労働したいかを組み合わせていくのだろう。そういう革命が、生活、経済、社会の全体を変える。
〇今、アメリカで、工業から距離をおきつつ、社会全体の経済の先頭に立つのは、GAFA=グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの4社だ。これらの会社の株式時価総額は、米国のGEや日本のトヨタよりも高い。アップル以外の3社は、第三次産業で収益を得ているし、アップルも、第二次産業(ハード)の依存度を下げようとしている。流通販売業であるアマゾンは、利用者との会話ができるスピーカー「エコ― Echo」の販売をヒットさせている。これは、スピーカーのモノを製造・販売して儲けるというよりも、そのスピーカーでアマゾンへの注文を得て儲けている。モノの製造ではなく、サービス業で稼いでいる。
〇こうして、18世紀から始まった工業の産業革命から、21世紀の世界は、次のように変わる。
1)経済の成長分野:第二次産業/工業より第三次産業/サービス・情報分野が成長する。
2)労働者:老若の年齢や男女の性別と関係なく、いろんな人が様々の分野で仕事量や成果をだす。つまり高齢者や女性が今より仕事をして収入を得る。また、男性も含め中年、若年でも仕事から学生に移り無給の期間をとったりする。
3)これまで第二次産業の工業で役立った、労働者の論理・記号・知性力より、21世紀では、第3次産業で労働者のサービス感・視聴覚・直感力が社会全体に役立つ。
この1) 2)3)を考えると、21世紀の進歩は、長寿が増えて高年齢の人達がゆったりと社会に貢献するだろう。
〇ここまで書いた頃に、見つけたことを付け加えたい。「魔女の宅急便」の角野作者が言う「想像力」をみんなが出せば、21世紀の革命の力になると思うので、一言だけ写した。ココ
〇私、想像力って人間が持つ一番の魔法だと思うの。想像を膨らませるのはお金もかからないし、体力も必要ない。極端な話、たとえ体の自由を奪われることがあっても想像の自由だけは誰にも侵されない。

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