ジェームズ・タレル「光の館」の楽しみ方

ジェームズ・タレルの「光の館」に行ってきました。(ココ)寒村の山中に、世界的に有名な現代アート作家が建てた、「滞在できる芸術作品」。素晴らしかったです。私には、HPの写真以上には、伝えられそうもないので、今回は、また来るためのノウハウを備忘のために書いておきます。次回に、「光の館」開設以来、愛情をこめて管理されてきた南雲さんの話を載せさせてください。お話を伺っていて涙出そうになりました。

○ 光のショー
日没時と、日の出の時に合わせて、芸術家によってプログラムされた約1時間の光のショーが「アウトサイドイン」の部屋で展開されます。これが値打ちですので、お見逃しなく。とはいえ、日の出のショーの時間は、午前3時台、4時台に始まるので、相当心しないとみられません。

○ 予約状況の見方
土日は、ほとんどとれないので、平日に休めるときに行くのがいいですね。
できるだけ大量に受け入れる芸術祭の期間でなければ、HPの予約状況の印は、こう読むようです。
「○」:予約が一組も入っていない
「△」:一組入っている
「X」:二組入っている

○ 同泊
宿泊者が自分たちで話し合ってどの部屋で寝るか決めることになっています。通常、屋根が開く部屋「アウトサイドイン」は、いつでも誰でも入れるようにして、1階の「庭の間」、2階のキッチンの横の間の二部屋に、それぞれ一組ずつ泊まることが多いようです。1階の「庭の間」は、なんとなく地下室ぽく感じる人もいるかもしれませんが、タレルさんが来たときは、この1階の「庭の間」に泊まったそうです。通のファンは、結構「庭の間」が好きだとのこと。

○ 夕食の仕出し
3000円のを頼んだところ、おいしくて大満足でした。でも量がむちゃ多かったので、2000円のでも十分かと思いました。

○ 結構時間がない
日没のショーの前にいくとなると16時くらいに現地に到着してチェックイン、翌日9時か10時にチェックアウト。これだけきくと、なにもすることがなくて時間をもてあますのではないかと思っていました。

ところが、結構、時間がありません。チェックインしてから、一通り施設を見て回って、屋根を動かしたりしていると、もう夕飯の仕出しが、18時頃に着きます。それから、けっこういそいそと食べて、19時頃の日没時のショーに備えます。

20時頃ショーが終わってから、一つの作品でもあるお風呂で、光の演出をゆっくり楽しんで入ります。お風呂からあがって、ビールの一杯も飲めば、もう22時くらいになり、日の出のショーに備えて、もう寝ることになります。

翌日午前3時、4時に起きて、1時間ほどショーをみてから、もう一度寝直します。そうすると、7時か8時くらいに起きることになります。朝ごはんを食べて、もう一度お風呂に行って朝日の中での光の演出を楽しみます。そうすれば、もう9時とか10時のチェックアウトの時間です。

○ 朝ごはんは、回廊で食べるのもあり
天気がよければ、朝ごはんは、屋根のある回廊で食べるのも気持ちいいとのことです。他にも玄関のところで寝たり、食事したりするのも気持ちがいいようです。

○ 冬は、全く別の風景
冬は、木々の葉も落ち、積もった雪に押しへしゃげられるので、見晴らしがとてもよいそうです。ここは、夏は平原なのかと思うほどとのこと。そして、のきにつららが並んできらきら光るのは、とても美しいと。しかし、屋根をオープンできるのは、ごく限られた日だけ。雪が降っておらず、しかも、屋根に積もっていた雪が、電熱融雪線で溶けてなくなっているときだけです。

たたみに寝っ転がって、屋根に切り取られた四角い窓から青い空をみていると、なんて美しいんだろうと、幸せな気分になります。でも、この美しい空は、毎日の暮らしの中でも、ちょっと見上げさえすればみられたんだよなと、気づかされます。

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