台湾総統選挙

台湾で16日に行われた総統選挙で、蔡英文・民進党主席が圧勝、民主党は議会でも過半数をとった。メディアは、中国に接近しすぎた馬英九・国民党政権への批判により、嫌中と台湾人意識が高まり、民進党の蔡英文候補の勝利につながったと報道している。しかし、あれだけ現実的で賢い台湾の選挙民のことだから、中国との政治的距離感だけでなく、経済政策なども含めてもっと、冷静で総合的な判断をしたのだと思う。

もともと嫌中、台湾人意識の強い人たちは、4年前の選挙でも、民進党に票を入れている。今回は、前回の選挙で国民党を支持した人の多くが、今回民進党を支持したから、こんな圧勝になった。

今回、民進党支持に変えた人達の心境はどういったものだろう。

馬政権は中国との交流を深めたけれども、結局、全体として台湾の経済成長にならなかった。また、恩恵を受けた人がごく限られている。それに、交流が深まってみると、中国の人たちのなんとも台湾の人を見下したように見る視点が時々感じられて不愉快だった。

そもそも、だれが政権を担おうとも、台中関係は、現実的に「現状維持」以外の選択肢がない。たとえ、独立志向の強い陳水扁元総統のような総統がでても、独立などできない。また、親中志向の強い馬総統でも、これ以上の中国への接近は、民衆が許さない。

結局、「現状維持」を言っている蔡英文にして、政治的パフォーマンスは抑えて、現実的な経済政策に専念させるのがよい。もし、民進党が、現状維持から独立志向に外れていったときは、また、世論の反対で止めることができる。

こんなところではないかと思うがどうだろう。

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