内容のない、素晴らしいプレゼンテーション

TEDで、内容がないことをテーマにしたプレゼンテーションがされました。センスいいですよねえ。ココ

有名な言い争いを思い出しました。
脚本家と役者さんがレストランで食事していたときに言い争いになりました。
役者さんは、お客さんに感動を与えているのは脚本家でなくて役者だといいます。
脚本家は、脚本が無ければ役者なんて何もできないじゃないかと言い返します。
そこで、怒った役者さんが、レストランのメニューをもって朗々と感情の起伏をつけて読み始めました。
それを聞いた周囲のお客さんたちは、最後には、感動して泣いてしまいました。
脚本家は、ぐうのねも出ずに負けを認めたということです。

もう一つ、別役実の「当世商売往来」(1988)の「セールスマン」というエッセイを思い出しました。記憶を頼りに書いてみます。1980年代に、豊田商事という会社が、金の地金を使った詐欺商法を行い総額2千億円の被害をだして逮捕されました。それを踏まえてのエッセイでした。

世に豊田商事のセールスマンほど優秀なセールスマンはいない。
豊田商事のセールスマンは、地金の権利と称する「純金ファミリー証券」というまがいものの証券を何億円と売りつけた。
価値があるものを高めに売るのは、セールスマンとして少し優秀なだけだ。
豊田商事のセールスマンは、全く価値のない「ただの紙」をおばあさんに添い寝までして、売ったのだからセールスマンとしては一番優秀だ。
そういう内容でした。

社会人になって、製造部門と営業部門が販売不振の責任をおしつけあうのを聞いているといつも思い出したものです。チームのメンバーをなじるより先に自分の腕を磨かなきゃね。

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この記事へのコメント

らくちん
2015年02月28日 12:24
うめもとさん、コメントありがとうございます。ホントですね。山崎正和が社交において「スタイル」を強調していたのを思い出しました。
うめもと
2015年02月28日 08:08
社交とか外交とかの神髄もこれではないかなと思います

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