自分らしさと自分達らしさと結果と

サッカー日本代表がブラジルW杯で「自分達らしいサッカー」を掲げて、悪い結果になった。サラリーマンとして、組織で結果を求める職業である身には、結構、考えさせられる話だった。個人の自分らしさと、チームの自分達らしさと、プロしては一番大切な結果と、どう整合性をとればいいのだろう。

まず、個人の自分らしさとチームの自分達らしさが、なかなか整合しないことが多い。自分らしさを捨ててチームらしさを出す為に献身し、結果を求めるというのはよくあることだ。それでも、チームらしさにこだわり過ぎると、結果がでなかったりする。この前のW杯みたいに。

そもそもチームらしさってなんだろう。誰のためのチームらしさなんだろう。チームらしさの為に、個人の自分らしさも捨て、結果もでなければ、一番虚しい。チームってそもそも個人の集まりでしかなくて、ヴァーチャルなもので質量もゼロだ。地球よりも重い命なんてもっていないし、チームらしさよりも犬のポチの命の方が大切だ。チームはただの道具ではないだろうか。

サッカーの代表で、結果が求められる試合なら、まず相手があって、それに勝つための選手を集め、作戦を決めるのが道理だろう。プロであれば、結果をもとめるのが最優先だ。

そして集められた選手は、地球よりも重い人格があるので、自分らしさをできるだけ出せるようにしてあげるべきだ。敵によって、その人らしさが出せないのなら、そのチームに呼ばなければいい。

結局、僕が思うに、個人が自分らしさを思い切り出した力を、うまく結び付けてよい結果に導く道具がチームであり組織だと思う。自分達らしさ、チームらしさ、組織らしさなんていらない。相手と状況によって、チームの作戦が、守備的だったり、攻撃的だったり、慎重だったり、リスクを冒したり、毎回変わってもかまうものか。

結局、プロの世界での優先順位は、一に結果、二に個々人の自分らしさ、三にチームや組織の自分達らしさではないだろうか。

日本の会社ではどこでも、「当社らしい」とか「当社らしくない」という台詞を判断の基準としてもちだしているのを聞く。そんな定義があいまいで当事者が不明のもののために、結果や、個人の生き甲斐を犠牲にしてはいけない。そう思い始めてきた。

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この記事へのコメント

らくちん
2014年12月01日 00:21
すぎしたさん、コメントありがとうございます。相撲はそうかもしれませんね。相撲に限らずチームでない個人のスポーツは、自分らしさを存分に出してほしいですね。
すぎした
2014年11月29日 22:30
サッカーは知りませんが、相撲では、自分らしさ>結果 かな。逸ノ城がハタキコミで勝っても、嬉しくないでしょう?

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