課題先進モデル

日本が、課題先進国だとよくいわれる。豊かになって、少子高齢化が進んだ成熟した社会の問題点が真っ先に顕在化している国だ。それと同様に、日本のIT産業も、数ある産業の中で課題先進産業といえるだろう。さらに、課題先進個人というモデルもあるかもしれない。

日本は、課題先進国だ。キャッチアップ型の急成長ができなくなり、目的を探索してイノベーションをしながらゆっくりと成長するしかない。少子高齢化が進みデフレ圧力が強い。都市化が進み、地方が活力が落ち、所得格差が拡大する。

とはいえ、完全に同じ道の先を進んでいるという意味ではないけれど、北欧の先進国などは、日本に先んじて成熟社会の課題に直面し、苦労しながらもある程度克服してようにみえる。高福祉を実現し、雇用の流動性を高め、創造力を養う教育システムを構築した。

北欧は、スェーデン、ノルウェー、フィンランドの3国の人口を足しても2000万人に足らず、2300万人の台湾よりも少ないので、そのままでは、参考にならない。しかし、日本は、こうした斜め前を走る北欧の例から、取り入れられるものを慎重に選んで取り入れつつ、自ら克服する方法を探すしかない。

これと同様のことが、課題先進産業としてのIT産業にも言える。世界No.1 となって電子立国を標榜した後、デジタル技術とモジュール化によるグローバル競争に勝てず、中国の低価格生産力と、アメリカのイノベーション力に負けてしまった。

日本の他の産業は、この斜め前を走るIT産業の様子をよくみて、取り入れられるものを慎重に選んで取り入れつつ、自ら克服する方法を探すしかない。

さて、個人においても、課題先進サラリーマンというのがいるように思えてならない。こちらは、あまりいいお手本にはなっていないようにみえるけれど。

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