複線型育成

W杯最終予選に2連勝した日本代表のサッカーをみていると、育成については、後から追いつける複数のコースがあるのがいいと痛感します。日本代表の先発メンバーの中でエリート育成コースのユース出身者は、吉田選手一人だけ。本田、香川、長谷部、遠藤といった主力含め9人が高校サッカー出身。長友選手は、大学サッカー出身です。会社でも政界でも、やはり、複数の育成コースがある方がいいのでしょうね。

日本サッカー協会は、育成の中心はユースとしているようですが、結果は、そのようになっていません。今の日本代表のほとんどが、高校進学時に、ユースに採用されなかった選手です。高校サッカーという世界でもまれな育成コースがあったからこそ、日本のサッカーがここまで成長したともいえます。

さすがに、ユースでの育成に問題があるのではないか議論され、いくつか理由があげられています。高校の全国大会のように強いプレッシャーのかかった試合が少ない。高校育ちの選手は、ユースに落ちた悔しさがばねになり精神的に強い。などです。特に、海外のユースでは、毎年、脱落・参入の選手がいるのに対して、日本のユースは、高校入学時にユースに入ると三年間は、新規参入も脱落も基本的にないちょっとゆるい体質なのが根本的な理由のようです。

日本人は、成長時期が遅く高校時代に背が伸びる選手がかなりいるというのも大きな理由です。以前に、僕も、「ピーク年齢」(ココ)と題して書いたことがあるけれども、人間、成長する時期というのは、その人によって違うものでしょう。ピーク年齢がそれぞれ違うなら、複線型の育成コースを設定して、後に、別のコースから追いついて上のコースに乗れるようにするのがいいでしょう。
http://rakuchin.at.webry.info/200608/article_3.html

それにしても、サッカーなんて、選手寿命は30歳くらいまでで、世界的にでてくるのは20代前半とゴルフや野球などと比べても、選手年齢の若いプロスポーツです。それなのに、15歳前後で判定しても判定しきれないというのですから、人間の成長の具合というのは、分からないものです。

そうであれば、プロの選手年齢がかなり高い、政治やビジネスでは、早めにエリートを決めつけてしまわずに、別のコースを作ってそこから追いつけるようにしておくのがいいのでしょうね。特に、明らかに、育成に失敗した日本の政治家を日々テレビでみていると痛感します。

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