祈り

特捜が入って、「絶対に関係ない。国策捜査だ。」と主張するのが最悪の対応なのは、世間の常識。小沢さん、鳩山さんは、こういう緊急事態での対応において、あわてちゃって、世間知らずがでちゃいましたなあ。

一般論として、特捜が入ったときに、絶対に関係ないとか、特捜を批判するようなことを言ってしまうと、トップのクビをみやげにもっていかないと決着しません。

企業において、こういうコンプライアンス系の事件のときは、悪い話を最初に全部出してしまい、記事が大きくても、一回ですむようにしなければなりません。少しずつ毎日のようにニュースになってしまうと、裁判になる前に、社会的制裁に持ちこたえられません。

特捜は、ダンボール箱でたくさん押収した資料から、その事件に関係あろうがなかろうが、世間体の悪いニュースネタを、新聞に毎日毎日リークしてダメージを与えます。結局、政治家、政党、消費者向けの製品を抱えるメーカーなど、客商売だと、裁判の前につぶれてしまいます。こんな世間の常識を、小沢さん、鳩山さんは、知らなかったのでしょうか。いずれにしても、もう遅い。残念ながら、小沢さんの辞任は避けられないでしょう。

聞くところによると、自民党関係者は、小沢さんに辞めないで欲しいと祈っているとのこと。このまま選挙に突入すれば、不人気の小沢さんが一番、やりやすい敵だというわけです。

一方で、民主党関係者も、麻生さんに辞めないで欲しいと祈っているとのこと。不人気の麻生さんが、一番やりやすい敵だからです。

与野党双方が、相手のリーダーの続投を祈るというのは、不思議な政治ですね。お互いだから最後の決定的切り札は、出さずにいる。早くこんな、情けない政治は、やめて欲しいと僕は、祈っています。

もう一つの祈り。今回の事件で、自殺者などがでませんように。

この記事へのコメント

kuu
2009年03月16日 10:07
小沢さんはそういう人なのかもしれませんが、意外にあの鳩山氏すら、がちんこ勝負には血が騒ぐ猛獣性があるのでしょうか。
それが政治家という生き物なのかもしれません。
らくちん
2009年03月15日 21:17
KUUさん、コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、麻生さんも、小沢さんも、検察さんも、我々庶民には、見てて楽しいとか、気持ちいいとか、頼りがいがあるとかという感情が全くわかないですねえ。
KUU
2009年03月15日 00:00
西松関係、自殺者は長野でもう出ていたのではないでしょうか?

鈴木宗男氏の主張によると検察のネタ元が自民党岩手県第4選挙区支部の支部長で、その人物は存分にうたわせるかわりに免罪だろうとのことですから、李下に冠を正さずという言葉は今回は検察にこそふさわしいと思います。
匿名撫で斬りができる官僚っていい身分だな、と思いますし、
"一方的な情報だけが氾濫し、世論、国民の目線も「逃げているOOはやはり悪だ」という作りになっていく"ような操作もとい捜査に不潔感を感じない市民の作る国ってのは、どうなのかな、小沢が嫌い、麻生が嫌い、とは別次元で肯定するべき状態ではないだろうと田舎者の私は思っています。

このまま進めば先々、平成の江充・酷吏・巫蠱の獄と言われるのがオチではないか、さりとて中途半端に打ち切りとなったら、以後検察は政治家には手を出せなくなるでしょう。
もはやねつ造でも巨悪打倒キャンペーンでも匿名blogや2ch工作員の量産でもなんでもやれる事は全て行い、異を唱える人間を悉く黙らせる粛正まで突っ走らざるをえなくなるかもしれない、という悪寒があります。

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