合コンとネットビジネス

合コンによく参加している。しかも合コンの場で、ギャグやトークがうけている。でも、恋人ができない。自分は、単なる盛上げ屋?・・・そんな悩みを持っている人、けっこういますよね。いま、ネットビジネスでますます深くなっている悩みは、そんな合コンの悩みと同じなんです。

以前に、「リーチだけじゃ儲からない」と題して、ネットビジネスで、消費者のアクセスやリーチの数がいくらあっても、なかなか儲けに直結しなくなっているという話をしました。そういう悩みに応えようとしているのが、リード・ジェネレーションというマーケティングの発想です。アメリカでは、数年前から言われていたようですが、日本では、まだあまり言われていないようです。

リード・ジェネレーション、五つの法則」という記事によると、ネットビジネスで悩みとその対処法は、次のようになります。らくちん風に合コンにたとえてみました。

① ユーザーがそのサイトを見つけられない場合、SEO(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション=検索最適化)を実行する。
これは、まあ、恋人が欲しいなら、まずは、合コンの回数を増やすというようなものです。実際のビジネスでは、SEOだけでなく、検索連動型広告などに大きな資金が投下されたりします。ところで、この視点で、ときどき、ネットビジネスに慣れない新規参入者が、テレビ、新聞、電車内広告にお金をかけたりします。これは、たいていのネットビジネスでよい費用対効果が出ません。

② ユーザーがそのサイトを見つけてもすぐに立ち去る場合、コンテンツ内容を充実させて更新する。
これは、まあ、合コンでのトークやギャグを磨くというようなものです。ただ合コンの回数を増やしてもダメで、出た合コンで、できるだけ強い印象、よい印象を残そうとするものです。ビジネスでは、まめに更新するとか、お金をかけてよいコンテンツを集めるなんてことがされています。

③ ユーザーがそのサイトを見つけ、価値あるサイトと認めながらも、そのサイトとコンタクトをとらずに去っていく場合、リード・ジェネレーションを実行する。
これは、まあ、合コンで上手く話せた人から携帯の連絡先を教えてもらい次のデートにどうつなげるか、また、デートしてからお付き合いにどうつなげるかといったところです。ネットビジネスの現場に近い人ほど、今、このあたりに一番関心を向けています。

これまでネットビジネスの世界では、上の①と②に、お金と手間をかけてきました。SEO対策、検索連動型広告、コンテンツの充実などを駆使して、サイト認知度やアクセス数を上げてきました。しかし、売上げ増になかなか結びつかない。なんだか、検索連動広告の費用ばかりかさんで、YahooとGoogleのために働いているような気がしてきています。

それで、リード・ジェネレーションといわれるのです。具体的には、ある会員化をするページに、同じ分野に関心のあるユーザーの会員化を手助けするようなことをしたりします。他にもいろんな手法が検討されているようですが、これという決定的な方法は、ないようです。「女の人にもてる方法」がないのと同様に。まあ、リード・ジェネレーションとして具体的に行われた方策が、着想の雄大さとはかけ離れたけっこう小さい取り組みだったこともあって、あまりよく言わない人もいます。

ただ、基本的な発想として、漫然とユーザーの数を集めるのではなく、直接売上げにつながりやすいユーザーにアクセスしよう、そのアクセスに費用をかけようという流れは、最近、ますます強まっています。

レコメンデーション(推薦)機能なども、よく言われているようです。皆さんが、以前にクリックした広告を覚えていて、わざとらしくない程度の期間をおいて再び同じサイトの広告をだすとか、関連する広告を出すとかもしています。現実に、同じサイトを見ていても、見ている人によって、出ている広告が違います。ちょっと、恐ろしいでしょ。

もう少し、基本に立ち返ったところでも、値段の高いasahi.comやYahooのトップページでの広告よりも、その商品に関心が高いユーザーが集まるサイトやページで、広告をだそうとしています。リーチ数は多くなくても、広告費が少なくて、成約率が高ければ、結果的によい費用対効果が得られるからです。また、そういう販促手法をとります。成約に結びつく可能性の高い「重いクリック」を求める、と言っている人もいました。

僕の言葉でいうと、レコメンデーションも含め、「ユーザーを自然にソートしてからアプローチする」といった手法が大事なのではないでしょうか。リアルの店舗で服を売るときもそうですよね。店員さんは、お客の年恰好、職業、好みなどを自然な会話で聞き出してから、それにあった商品を、それにあった方法で売り込みに入ります。

合コンのたとえでいうと、数をこなすのではなく、自分に興味を持ってくれそうな相手を選んで合コンをし、集中して話しかけるようなものです。確かにね。一般的な「誰でも口説ける方法」を得るために時間とお金をかけるよりも、「自分と相性のいい口説きやすい相手にアプローチする」というのが、最も現実的な方法ですよね。

さてさて、このコラムは、ガラにもなく、合コンのアドバイスでしたっけ?

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この記事へのコメント

藤花
2009年03月19日 16:23
らくちんさん、こんちゎ。
この記事、すっごく"例え"が面白く、昔からサイト運営をやっている私には
ある意味、ためになるお話でしたぁ♪(*´∇`*)
ちなみに、合コンの経験がない私は。。。ヤバイっすかねぇ(笑)
(>▽<;; アセ

私のブログにリンクを張らせていただきました!(^_-)v
http://hanaen.exblog.jp/

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