オバマ氏の命運

10日、民主党のバラク・オバマ上院議員が、大統領選への立候補を表明した。選挙で勝てば、アメリカ史上初のアフリカ系アメリカ人の大統領になる。今の人気は、ヒラリー・クリントンに次いで、民主党で二番手だ。もし、なにかしらの事情で、一番手になったとき、また、大統領選で勝っちゃったとき、人種差別主義者に命を狙われるんじゃないかと心配してしまう。

アメリカに住んでいる日本人は多いが、ほとんどは、NY、ロスなどの東西海岸沿いの大都市や、中西部に住んでおり、南部やテキサスに住んでいる日本人は、そう多くない。それで、意外に南部の雰囲気がなかなか伝わっていない。僕もそんなに詳しくないけれども、15年程前、9ヶ月くらいテキサスに住んでいたことがある。

僕が住んでいたときには、黒人の政治家や、日本人の企業家がでてくると、テレビに卵を投げるという白人がいたものだ。なにせ、ショッピングモールで、100年前のカウボーイと全く同じ格好の、カウボーイハット、大きなバックル、ブーツのおじさんを見かける土地柄で、十年一日のような社会だ。おそらく、今でもオバマ氏の演説をテレビで見て、卵をテレビに投げつけた白人がきっとどこかにいると思う。

アメリカの南部では、黒人と白人の関係は、複雑で外部者には、分かりにくい。黒人と子供のときから一緒に遊んで育ち、黒人の心が本当に理解できる白人が多いのもこのあたり。カーター元大統領なんてそうだと思う。アトランタなんて、黒人の住みやすい街の一つだろう。一方で、人種主義者の秘密結社KKKなんてのがかつて活躍し、第二次大戦後でも黒人のリンチをしていたのもこのあたり。

オバマ氏も、二番手にいるからまだいいようなものの、民主党の予備選に勝ったり、万一、大統領選に勝ったりすれば、命を狙われるのではないかなあ。因みに、オバマ氏の父親は、イスラム教徒だったらしいけれど、それが彼の安全にとっていいのか悪いのか分からない。

こんな予感は、当たらないほうがいい。ただ、一度でも南部あたりに住んだことのある人なら、誰しも「危ないなあ」と思うのではないだろうか。僕は、西海岸に一年程住んだことがあるが、西海岸だけにしかいないと、上記のような心配をしなかったと思う。そんな感覚をお伝えしたかったのです。

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