小泉前首相の訪台

思考実験ですが、小泉前首相が台湾を訪問するとどういう影響があるでしょうか。リーダーを引退したものどうし、責任のない立場で李前総統とゆっくり政治談議をしたいからと突然訪問するのです。意外と台湾の現政権は戸惑い、一方で日本の対中国との関係にはプラスに働くかもしれません。

前触れはなにもなく、ある日、成田空港に小泉前首相が現れるところからテレビに放映されます。「民主化の父・李前総統とゆっくり政治談議をしてきます。大変楽しみです。」と、例によって短くコメントして飛行機に乗り込むのです。もちろん、ノーネクタイで。

台湾では丸二日李前総統とさしで各々の政治について語り合います。李前総統は、日本語が堪能でもあり、お互いそりゃ尋ねることと語ることは、尽きません。台湾の民主化の過程、郵政民営化、日台の選挙、ガリレオ演説。

台湾の現役政治家は、おおいに戸惑うかと思います。例えば、陳総統が面会を望んだときに、会うべきかどうかは、難しい判断ですが、陳総統に会うなら、台湾の政治に対して影響が出ないように、時間は短くても野党の馬英九氏にも会った方がいいかもしれません。

小泉さんは、帰ってきたときに、メディアに対して台湾の現在の政治にも中国にも言及せず、次のようにコメントします。「少数の民族による独裁政治から、他民族が共存する民主主義に、平和に移行した台湾経験をイラクの正常化に役立てて欲しい。」

事前に計画がもれると飛行機に乗るまでの間は、中国も色々いってくるかもしれませんが、一旦、訪台が始まってしまうと一切報道せず無視するでしょう。ですから、突然訪問すれば、表立った批判もほとんどないと思います。日本政府は、中国政府に文句を言われても、「よくご案内のように、小泉さんの行動をコントロールできる人は、世の中におりません。」と返事をしておきます。

中国は、小泉氏が政治力をもって復活したりしたらたまらんとの思いを深くして、安部首相に融和的にでるかもしれません。もしそうなら、日本の対中関係にもプラスに働きます。

まあ、そうした国際関係よりなにより、このお二人は、心からゆっくり政治談議したいのではないでしょうか。それくらいさせてあげてもいいだけの功績は、二人とも十分あります。

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