つかない日々

先週は、全くついていませんでした。ワイシャツのボタンが続けて割れるのから始まって、パソコンが壊れ、腕時計が止まり、あげくは、給湯器が壊れて風呂にも入れなくなりました。

はじまりは、ワイシャツが立て続けに二着、ボタンがとれたところからです。サラリーマン諸兄は、ご理解いただけると思いますが、朝の支度をあわただしくしているときに、ワイシャツに袖を通した後、襟元のボタンが割れているのをみつけたときほどいまいましいことはありません。この忙しいのにまた着替えんのかよ、と、とてもイライラするものです。

その次が、二年前に台湾で作った自慢の自作パソコン。(ココ
スイッチを押してもウンともスンともいいません。普通は、ファンが動くとか、ハードディスクドライブの音がしたりするものですが、全く反応なし。慌てて、少しだけ自作パーツをおいている電気屋さんに走っていって、パソコン用の電源パーツを買って交換しても、全くダメ。結局、CPUかマザーボードが壊れているようで、大手術が必要となりました。

悪いことは続くものだと嘆いていたら、二日後に、腕時計が止まりました。これは、電池を換えただけでなおりました。しかし、腕時計は、前ぶれなくとまるので、時間の約束があったりすると大変です。止まっているのに気づいた瞬間というのは、何か約束が無かったかと心配して、背筋がゾーとし、心臓に悪いものです。

極め付きは、腕時計が止まった日に、自宅の給湯器・湯沸かし器が壊れたことです。湯船につかって、追い炊きをしようとするとスイッチが入りません。メンテナンスの方を呼んで聞いてみると、給湯器の温度調節機能が不調で、かなり根本的な修理が必要。一週間くらいかかるかもなんていわれて驚きました。結局、二日後に修理してもらえましたが、高井戸のスーパー銭湯「美しの湯」に一週間通うのも、たいそうなことだなあと真剣に嘆いたものです。

こうなると、次に何が来るのか、びくびく怯えてしまいます。車を駐車場に停めるときも、どこかにぶつかりそうで、安全を期して何度も切り返してしまいます。用を足して、ズボンのチャックを閉めるときも、「頼むから壊れないで」と祈るような気持ちです。

そうして、CPUとマザーボードを見に行った秋葉原で、久しぶりに「じゃんがラーメン」にいきました。カウンターに座り、幅30cmだけ割り当てられたスペースに肩をすぼめて、名物の「全部いり」(全ての具がはいっているもの)ラーメンをすすっていました。周囲には、無言でラーメンをすする、ズルズルズル、ズールズルという音が響いています。すると、どういうわけか、クラシックの声楽家がバリトンで「月の砂漠」を荘厳に歌っているのがBGMに聞こえます。

月の砂漠を はるばると
旅のらくだが ゆきました

どうして、秋葉原のじゃんがラーメンが、BGMにバリトンの「月の砂漠」を選んだのか、よく分かりません。ただ、荘厳で張りのある低音の歌声と、ラーメンを啜る(すする)音が、哀感をもって調和し、自分のいまの運命に相応しく、耳から消えることは未だにありません。

金と銀とのくら置いて
二つならんでゆきました

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