Web2.0 J (1)

大きな節目を迎えているインターネットの世界について、Tim O'Reillyは、「Web2.0」と呼んで将来をできるだけ具体的に描こうとした。(ココ参照)彼がいうWeb2.0を、アメリカとは異なる面も多い日本のインターネット状況にあてはめて、「Web2.0 J」(Jは、Japanese版の意味)として考えてみれば面白いと思う。その中で、日本独自の動き、例えば、2ちゃんねる、楽天、TWOTOP、はてな、ガールズウォーカー、電車男、mixiなどを位置づけしていきたい。

ここでは、Tim O'Reillyの文とは、次の3点で異なったアプローチをしようと思う。1)時系列をもう少し整理する。 2)昔と明日を比較対照するときに、どの切り口での比較か分類して少しでも体系立てる。3)アメリカとは異なった面も多い日本のインターネットの状況を最大限取り入れる。それと、くだらないことだが、どうもTim O'Reillyは、7項目ほど列挙するのが好きなようだが、僕は、日本のビジネスマンらしく3項目ずつ列挙して説明していきたいと思う。

まず、過去のインターネットと現在・近未来のインターネットの違いを列挙してみよう。これがそのまま、僕の論の構成であり、目次でもある。あるサービスなりビジネスが、この7つの切り口における、3つの特徴、つまり、3x6の18項目の内、どれだけ当てはまっているのかをみると、より次世代のインターネットの世界に近いかどうか分かると思うがどうだろうか。

A) インターネットが発生当初からもっている特徴
 (Web1.0とWeb2.0で共通して、さらに将来に至るまで重要視されていること)
① ユーザーにとってタダ(無料)が基本
② 上り通信に強い。それ故にユーザー参加型が強い。
③ 中央集権システムではなく、分散、自由、フラットなシステム

ここから先は、Web1.0→Web2.0の違い。A)に比べて時系列の間尺の短い傾向である。
B) ユーザーにとって(一般ユーザーが感じる変化)
① ホームページ → ブログ
② ポータル:Yahoo → サーチ:Google
③ ネットショッピングの普及  ツートップガールズウォーカー

C)ビジネスにとって(ビジネスの視点でみたときの変化)
① 広告手法の進化・変化
 バナー広告→アフィリエイト(成果報酬型)リスティング(検索連動型)
② 量(数)→ 質(率) 2ちゃんねるmixi 楽天ZOZOTOWN
③ ロングテールの取り込み  濱野バッグ、電車男、生協の白石さん

D) 技術面からみて ―システム全般の世界での傾向―
① オープン化・コンポーネント化
② Web化
③ マルチプラットフォーム(PC、携帯など)

E) Webの世界での技術面の変化
① RSS 
② AJAX  
③ デ-タウェア 

F) 全体に関わる基本的な考え方
① サービス化
② 融合
③ 囲い込みから寄り添いへ

 次回は、ここに挙げたものを個別に説明する。

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  • Web2.0 J (3)

    Excerpt: 日本でのWeb2.0について、これまで二回、説明してきた。((1)、(2))前回では、ビジネス面での説明が多かったが、今回は、技術面を、インターネットの世界で最近話題になっている技術と、インターネット.. Weblog: らくちんのつれづれ暮らし racked: 2005-12-05 20:53