がんばろう。中二階

一部の政治家が中二階と揶揄されたときは、アハハと大口開けて笑っていた。ところが、日本代表の東欧遠征を見ていると、チームの中二階組が余りに元気がないので、心配になってきた。それで、こうして一文を書き始めてみると、そういえば、オイラも、会社の中二階組、日本社会の中二階組と気付いた。笑ってばかりもいられない。がんばろう。中二階。

まずは、日本代表の話から。今回の東欧遠征で、中田、中村などの中心選手は、本人の持てる力を全て出し切れたかどうかはともかく、やはり、さすがと思わせるプレーだった。また、新しく試した、駒野、松井、村井らは、みんな良かったと思う。PKをとられた箕輪も、通用しそうだ。ところが、中田浩、鈴木、稲本、坪井といった、これまで何度も代表で先発をしているが、いまひとつレギュラーに定着しきれない中二階組のメンバーは、みんなできが悪かった。三都主より駒野や村井の方がよほどいいし、坪井より箕輪の方が、安心できる。セットプレーでは、なおさらだ。鈴木は、巻にすでに追い抜かれているだろう。足を揃えて女の子座りで倒れてみせても、世界では、ファールをとってくれない。

なんて、えらそうに人のことをとやかく言っていたら、ふと、自分も中二階だよなと気付かされた。会社においても、一人で決められるものは何もなく、上下左右にお伺いをたてて、滑った転んだと、つっかえつっかえ仕事をすすめるしかない。社会の中でも、自分では、暑い汗、冷や汗かいて大変だと思っていても、さて、世間様のためなんの役に立っているのかよく分からない。まさしく守備的ミッドフィールダーの中二階。稲本に同情こそしても、四の五の言う立場ではないだろう。

とはいえ、自分だけが世界で一番不幸な人だと悲劇のヒロイズムに浸るほどでもない。通勤列車に一緒に乗っている多くの人々もまた、中二階で頑張っているのだ。今の日本は、総中二階社会と言ってもいいだろう。がんばろう。中二階。

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