アメリカの一番上と下

4年の時を隔てた悲劇は、アメリカ社会の対極的な端点を襲った。高さ417mの高層ビルと海抜より低いニューオリンズ。最も現代的な世界貿易センタービルと、開拓時代の面影を残す古い街。富と資本主義の成功者と移動手段を持たない貧しい人々。高みにあるものは、上からの瓦礫に襲われ、降りきった者は、下からの水に攻められる。

人ごとではない。古今東西のほかの社会と比べてみれば、アメリカと日本は、最も類似した、ほとんど同じ仕組みの社会である。僕の住む杉並区では、カトリーナよりも大きな台風によりマンションが水没した。いまや、誰を批判する気も、恨む気もおこらない。ただただ、僕は、この4年間、何をしていたのだろうと愕然とするのみである。ただただ、被災者に早く救いの手が届くことを祈るだけである。

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