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みんなの「本」ブログ

タイトル 日 時
「気づいたら先頭に立っていた日本経済」吉崎達彦
経済の中心は、パンよりサーカスとする「遊民経済学」を軽妙洒脱な名調子で明るく語る。カジノ、ツーリズム、ゲーム、ラーメン、果ては、水木しげるにお葬式。(ココ) ...続きを見る

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2016/12/28 15:13
ヤンテの掟(Jantelagen)
北欧版「十戒」ともいえる「ヤンテの掟」というのがあります。スェーデン人と会ったとき、”Law of Jante”と一言いうだけで、みんな満面の笑みになって「あれは、ほんと、ほんと」、「お前よく知っているな」と言って場が和む鉄板ネタです。 ...続きを見る

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2016/11/27 21:31
安定した公共事業量
11月22日の「エコノミスト」に、「企業の生産性向上にも公共事業量の乱高下は禁物」との記事がでています。国交省の役人のグループが私的な意見として、公共事業は、増やせばいいというものではなく、なによりも明示した計画通りに増減を少なく安定的に行うのが大事と言っています。役人こそが、大局小局ともに現実を最もよく知っているのだから、こういう、組織と離れた私的な意見をどんどん出していって欲しいですね。尚、このグループの一部は、らくちんの知人ですので、今日は、ちょっと身内の宣伝がはいっています。(次の更新は... ...続きを見る

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2016/11/19 23:30
「住友銀行秘史」國重惇史
最初は、結構驚きながら読みましたが、後半は流して斜め読みしてしまいました。(ココ)それは、この本が、イトマン事件について、あんなひどい事件が起こった経緯と理由ではなく、あの事件が世間に明るみになった経緯を説明しているからです。ジャーナリスト以外の一般の人にとっては、どのように明るみになったかよりもなぜ起こったかの方が大事です。 ...続きを見る

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2016/10/30 21:28
「乱流」秋田浩之
面白いです。(ココ)副題通り、「米中日安全保障三国志」です。最近僕が思っているところでは、国際的なビジネスをするときには、安全保障を見る目を持っておいた方がいいです。国内のビジネスで成功体験がある人が、海外のビジネスに乗り出して5年程すると、失敗することがあります。それは、安全保障を見る目がないからではないかと。海外のビジネスでは、地政学的リスクとか、カントリーリスクとかを遠因として、思わぬ大きな損失や、ブランドを毀損する事件が起こったりします。 ...続きを見る

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2016/10/23 23:05
講談社BOOK倶楽部
今日の講談社BOOKクラブ(ココ)に、「ビジネスをつくる仕事」の書評がでました。 発効後3年も経っているのに書いていただいて、ありがたいことです。 ...続きを見る

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2016/10/18 21:59
「快感回路」デイヴィッド・J・リンデン
脳科学の視点から、薬物依存、過食、セックス依存、ギャンブル依存などの仕組みを明らかにします。(ココ)そうして、人間の欲望と快感を客観的にみることができます。平易に分かりやすく、ときに面白おかしく書いていますが、実際の説明の9割方は、真面目な科学的説明です。ですから、この本を読んで、薬物、食事、セックス、ギャンブルの欲望を満たされることを期待してはいけません。(青字が引用です) ...続きを見る

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2016/10/16 00:57
「スウェーデン・モデル」岡澤 憲芙 斉藤 弥生著
日本と同様に、数度の経済危機、人口減少、高齢化の課題をもち、それを日本とは異なる方法で解決し、豊かで高福祉の工業国家を成立させたスウェーデンの社会・制度の紹介。大変参考になる。 ...続きを見る

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2016/08/31 00:26
「コンビニ人間」村田沙耶香
名作だと感じました。現代のグリム童話。そう、角のとれた子供むけの優しいグリム童話ではなく、肉をえぐるような怖ろしい原典のグリム童話。 ...続きを見る

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2016/08/20 17:15
「長考力1000手先を読む技術」佐藤康光
将棋を全く知らない人でも、面白く読めます。(ココ)ほとんど芸術的ともいえる独創的な新手を、次々と生み出す天才棋士の発想法が、実に平易に語られています。 ...続きを見る

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2016/07/27 00:11
「これから始まる「新しい世界経済」の教科書」スティグリッツ
アメリカの民主党系の代表的経済学者が、格差是正のための包括的な経済政策のアジェンダを示した本。アメリカの経済の最大の問題は、格差の拡大だ。それを是正するには、1%の富裕層、金融系企業、製薬会社などのレント・シーキングを、新たな規制によってやめさせるべきだとしています。保守系と言われる安倍首相も、経済政策は、アメリカの民主党に近いと考えられ、少なからず影響を受けているようにみえます。(ココ) ...続きを見る

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2016/05/01 21:03
「職業としての小説家」村上春樹
なんとまあ、あさっりと直接的に自らの創造の方法をはっきりと説明しています。これは、他のアートにも、ビジネスにも、いやいや、どんな仕事にも役立つように感じました。お勧めです。 ...続きを見る

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2016/04/20 06:42
「経済復活の条件」山口正洋
冷めた頭脳と熱い心がぎゅっと詰まった爽快な本。ぐっちー節炸裂です。(ココ) ...続きを見る

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2016/04/10 14:19
「中国4.0」ルトワック(文春新書)
21世紀の戦略論の大家と言えばルトワックでしょう。でも、どの本も難解で困りものです。ところが、訳者が口述筆記でうまくまとめれば、こんなに分かりやすくなるんだとびっくりしました。かくして、鋭くて、分かりやすい、いい本ができました。 ...続きを見る

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2016/03/30 21:08
最近読んだ本
池上彰・佐藤優「大世界史」は、面白かったです。他には、宮家邦彦「日本の敵」、齊藤誠「震災復興の政治経済学」、清田耕造「拡大する直接投資と日本企業」などです。ほとんど自分のための備忘メモです。 ...続きを見る

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2016/03/23 21:01
「異類婚姻譚」本谷有希子
文藝春秋を買って、本谷有希子「異類婚姻譚」と滝口悠生「死んでいない者」の芥川賞二作、及び、選評を読みました。「異類婚姻譚」はすいすいと面白く読みましたが、「死んでいない者」は、途中で断念してしまいました。毎回、選評を読むのが楽しみですね。 ...続きを見る

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2016/03/02 20:54
「世界の辺境とハードボイルド室町時代」高野秀行・清水克行
面白いです。(ココ)現代ソマリランドと日本の室町時代が、そっくりだという話です。とはいえ、それは、対談のきっかけに過ぎないかのよう。信長とイスラム教が似ているとか。「先」と「あと」が、未来を指すのか過去の指すのかとか。世界中の辺境と、日本の歴史の隅々の暮らしが縦横無尽に引っ張り出されて、語られます。まあ、要約するのはほとんど不可能ですね。 ...続きを見る

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2016/02/18 20:41
「ギリシア人の物語I 民主制のはじまり」塩野七生
感動や爽快感とはほど遠い、やりきれない思いが残る英雄の歴史だ。  前490年〜479年、ギリシアがペルシアに勝った三つの会戦、マラトンの戦い、サラミス会戦、プラタイアの戦闘で、勝利を導いた歴史的英雄がそれぞれいる。マラトンの英雄・アテネのミリティアデス、サラミスの英雄・アテネのテミストクレス、プラタイアの英雄・スパルタのパウサニアスだ。三人とも、敵の計略も読み切り、国内政治をのりきる知恵をもち、戦士からの信望も厚く、市民からの人気もあった。 ...続きを見る

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2016/02/14 21:52
「ニッポン経済世界最強論」ぐっちーさん
もはや、貫禄ですね。タイトルにもある日本経済の強さについての説明は、いたって明確。のみならず、マスコミでよく言われる経済論、すなわち、日本国債危機論、円安歓迎論、GPIF待望論をばっさばっさと切り捨てるのがとても痛快です。著者は、この10年、国際経済の重要な変化の予測を公表し、ことごとく当ててきました。そのトラックレコードは、180ページからの数ページを読むと分かります。僕は、当時からリアルタイムで著者のブログを読んでいたので、凄まじい予言の的中ぶりに身震いするほどでした。 ...続きを見る

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2016/02/11 22:28
人間の月齢センサー
前回、睡眠時間が月の満ち欠けと相関があるという研究を紹介した。その話について、あれこれ自分の頭の中で妄想が広がってしまって、収拾がつかなくなっている。例えば、月齢をもとに、ある商品の販売予測ができるとすると、経済的なインパクトも大きいのではないだろうか。 ...続きを見る

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2016/02/07 21:19
「よく眠るための科学が教える10の秘密」リチャード・ワイズマン
眠りに関する様々な世界中の研究成果が面白おかしく説明してある。睡眠時間が月の満ち欠けと相関があるなんて、びっくり。例によって、この本の趣旨なんておかまいなしに、僕が、面白いと思ったことを並べてみます。 ...続きを見る

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2016/02/03 22:49
「毛沢東 日本軍と共謀した男」遠藤誉 新潮新書
遠藤先生、爆走中!という感じの、とても興味深い本です。毛沢東が、抗日戦線のプロパガンダをする一方で、実は、国共合作で手に入れた国民党軍の情報を日本軍に流して、国民党軍が疲弊するようにしていたという話です。 ...続きを見る

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2016/01/20 21:09
「大国政治の悲劇」ミアシャイマー
安全保障論の学者が、オフェンシブ・リアリズム(攻撃的現実主義)を提唱した本(改訂版、ココ)。少数派となるのも厭わず、1991年の冷戦終結でも、今後も世界は危険な状態が続く。2000年頃、中国の台頭は、平和的になりえないとした。また、アメリカ自身についても、自由とか民主主義とか言っているが、結局は、常にライバルより多くのパワーを得ようとしているだけだと、あっさり言い切っている。完全には意見が一致しませんが、意味のない建前ばかりを並べる本よりよほど意義深いと思いました。 ...続きを見る

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2016/01/10 21:35
「日本人にとって美しさとは何か」高階秀爾
美術史家・美術評論家として日本の頂点に立つ著者による日本人の美意識の説明です。(ココ)古典的な絵画や和歌を例に挙げて説明しています。しかし、最も現代的な建築・デザインにも、またスマホアプリのユーザーインターフェイスまでにも当てはまります。 ...続きを見る

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2015/12/23 19:28
「アメリカの世紀は終わらない」ジョセフ・S・ナイ
邦題通りの内容です。(ココ)軍事、経済、ソフトパワーにおいて、そしてそれらを統合する力において、アメリカが世界をリードする国であり続けるとしています。僕には、当ったり前の話に聞こえます。逆に、ナイがこんなことを一生懸命言わざるを得ないほど、アメリカの世論は、自信を無くしているのかなと少し驚いてしまいました。 ...続きを見る

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2015/12/12 21:49
「企業・市場・法」ロナルド・コース著 宮沢健一他訳1992年
ノーベル経済学賞の受賞理由となった「社会的費用の問題」(1960年)と「企業の本質」(1937年)の二つの論文がはいっている。どちらも数式は一つもなく、本でのページ数も、26ページと68ページと短いので素人でもなんとか読める。今のビジネスでは、独立した企業が連携してある商品やサービスを育ていく「エコシステム」という発想がよくでてくる。ちょっと胡散臭い言葉ではあるが、この「エコシステム」を考える基礎にもなるようにも思えた。 ...続きを見る

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2015/11/29 21:58
「ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学」入山章栄
前著「世界の経営学者はいま何を考えているのか」(ココでコメント)の続編として読みました。やはりいいですね。「ファイブ・フォース」や「バリュー・チェーン」なんて理屈よりもよほど、腹落ちがします。 ...続きを見る

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2015/11/23 18:39
「「豊かさ」の誕生」ウィリアム・バーンスタイン
産業化の本質と行く末という僕の関心にぴったりはまっている。(ココ)近代経済成長の鍵になったのは、私有財産制、科学的合理主義、資本市場、輸送・通信インフラの四要素だとする。面白いのは、近代経済成長から民主政治の確立につながることはあるが、民主政治から近代経済成長につながるとは限らないとしている点だ。 ...続きを見る

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2015/11/11 07:20
フィンテックの第一印象
ここのところ、ITと金融の結び付いたフィンテック(FinTech)ビジネスが話題になっています。どの企業が成功するかという視点ではなく、社会に与える影響がどれくらい大きいのかを、通勤電車などでこの5日ほど考えました。 ...続きを見る

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2015/11/08 21:55
「減反廃止」荒幡克己著
約40年続き廃止が決まった減反に対する多様な角度からの分析です。日本の減反は、欧米とどう違うのか。日本の農業の現場は、どう受け止めてきたのか。経済学的にはどう理解できるか。そして、将来は、どうあるべきか。僕のような門外漢には、日本の農業の現状をわかりやすく理解するのにとても役立ちました。(本はココ) ...続きを見る

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2015/10/29 07:30
「ヒトはこうして増えてきた」大塚柳太郎
悠久の時の流れの中に自分を置く不思議な感じがしました。ヒトは、その誕生から時間をみても、ほんとにごく最近の一瞬に、大繁殖したのですね。特に、産業革命がおこってからの2〜3百年のすごく短い期間に10倍に増えている。短期間に与えた量的影響は、農耕社会への移行の何倍もあります。 ...続きを見る

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2015/10/23 08:00
「大江戸商い白書」山室恭子
江戸商人の実態を数量データで説明している。要は、かなり完全自由市場に近い状態だったとしています。その完全市場において現代の最新の経営学・経済学が述べているとおりに、市井の江戸商人は、実践していたんですねえ。 ...続きを見る

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2015/10/18 21:21
レッドバルーン・チャレンジ
効果的な組織を迅速に編成するコンテストがありました。米国防高等研究計画局(DRPRA)が開催した「レッドバルーン・チャレンジ」では、北米大陸の合衆国領内のどこかに設置された10個の赤い気象観測用バルーンのすべての位置を最初に割り出したチームに4万ドルが支払われます。ソーシャルネットワーク・インセンティブを駆使して、数百チームに打ち勝ちサイエンス誌にも掲載されたたのは、どういう方法でしょうか。 ...続きを見る

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2015/10/04 20:56
「習近平の権力闘争」中澤克二著
面白いです。日経新聞の記者が徹底して国内の政治権力闘争の視点からみています。反腐敗運動はもちろん、経済政策も、外交も、南シナ海、尖閣などの安全保障も、歴史の検証も、中国共産党王朝の権力闘争の手段としてみます。一言で結論をいうと、「習は、「反腐敗」運動という限定的なミニ文化大革命により、党と軍の双方を掌握しつつある。」(P.253)です。 ...続きを見る

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2015/09/23 11:45
「原因を推論する」久米郁夫
本当にいい本です。政治学だけでなく、他の人文・社会科学、さらにビジネスの現場でも役に立つでしょう。 ...続きを見る

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2015/09/16 21:14
農業の六次産業化
今日発売の月刊誌「リベラルタイム」10月号(p.26と27)に農業の六次産業化についての記事が掲載されています。本屋で見かけたら、立ち読みでもしてやってください。 ...続きを見る

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2015/09/03 21:51
「火花」又吉直樹
芥川賞受賞作。僕は、とても楽しく読めました。漫才のネタが、ちゃんと純文学になっているのが嬉しい驚きです。笑いの芸というのは、言葉そのものに研ぎ澄ました関心を寄せている点で、まさに純文学そのものなのだと、改めて思い知りました。 ...続きを見る

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2015/08/19 06:43
大地の芸術祭のまわり方
大地の芸術祭のまわり方 新潟県の十日町市、津南町を舞台に、越後妻有(えちごつまり)アートトリエンナーレ2015が9月13日までひらかれています。有名な瀬戸内芸術祭とは姉妹プロジェクトです。東京23区より広い地域に点在する300の現代アートを見て回る人は3年前(第五回)の49万人を超えるでしょう。ここでは、広大な芸術祭のまわり方について、情報提供させてください。 ...続きを見る

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2015/08/15 18:18
「新・観光立国論」デービッド・アトキンソン
同じ著者の「イギリス人アナリストだからわかった日本の強み弱み」と共に読みました。「新・観光立国論」はココです。どちらも面白かったです。日本の観光業は、10倍近く成長できる。日本人が思うアピールポイントは的外れ。文化財のメンテと説明にもっと力をいれろ。という主張は、どれもとてもまともに思いました。 ...続きを見る

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2015/07/21 21:50
「マインドフル・ワーク」デイヴィッド・ゲレス
マインドフルネスという瞑想の手法が、アメリカで流行っているという話です。(ココ)グーグル、フェイスブック、リンクトイン、フォード、アドビ、インテルと名だたる米国企業が取り入れているとのことで、びっくり。米国マサチューセッツ工科大学(MIT)を拠点に、宗教性を無くして、ストレス軽減、集中力、他者への思いやりを深め、心を健全な状態に保つ技法として、普及拡大しています。 ...続きを見る

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2015/07/19 14:15
「鈴木さんにも分かるネットの未来」川上量生 岩波新書
今のネットを、ビジネスの現場の感覚で、広範且つ本質的にとらえています。完全に分かっているからこそ分かりやすく説明できるお手本です。読み終わってから一週間くらいたちますが、まだこの本の強い影響下から抜け出られません。ネット、メディア、そして、あらゆるB2Cの新規ビジネスに関わる人の必読書といっていいかもしれません。 ...続きを見る

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2015/07/07 22:42
「ドイツ帝国が世界を破滅させる」エマニュエル・トッド 文春新書
フランスの嫌独感情を誇張して表現するとこうなるのかと、興味深く読んでいます。人類学的な断片的知識に基づいて一方的に決めつける偽悪ぶった語り口は、あまり好きではないですね。でも、ある真実をついているところもあるように感じます。 ...続きを見る

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2015/07/05 21:42
「コンテンツの秘密」川上量生 NHK出版新書
ニコニコ動画のドワンゴの創業会長で、今は、KADOKAWAと統合した会社の会長も務める川上氏が、スタジオジブリで鈴木敏夫さんの元にプロデューサー見習いと弟子入りした。そのときに、コンテンツとはなにか、クリエイターとはなにかと考えた記録。とても読みやすく、それでいて本質的な議論ができている楽しい本です。(ココ) ここでは、自分の備忘の為に、この本のなかで書かれているキーワードを抜書きしておきます。(引用は青字で表記) ...続きを見る

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2015/06/22 07:31
自民党のフォロワーシップ
安倍政権の人気が高いのは、安倍首相のリーダシップというよりも、自民党の有力者達のフォロワーシップのおかげではないか。今の自民党が内輪もめや足の引っ張りあいをしないからだろう。短命に終わった民主党政権及び、その前の安倍(一次)、福田、麻生の政権に比べて、現在の安定的に支持率の高い安倍政権(二次)は、そこが一番違うようにみえる。 ...続きを見る

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2015/05/26 23:10
「巨龍の苦闘」津上俊哉(角川新書)
中国経済について、極端な脅威、礼賛、崩壊、激動を扇情的にアピールしがちな日本の論壇にあって、実に穏当でありながら、希少で現実的な洞察である。フェアであるとも言えるだろう。(ココ) ...続きを見る

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2015/05/13 21:54
「或る傍観者の記録」鷲見豊三郎 東京新聞発行
鷲見大尉は、「きけわだつみの声」で知られる木村上等兵の直属の上官で、共にインド洋のカーニコバル島の民生部で働き、戦後はB級戦犯としてともにシンガポールの刑務所で過ごした。木村氏が遺書を書き記した田辺元著「哲学通論」は、鷲見氏が獄中で木村氏に渡したものだ。ちょっと自分をつきはなしたようなさめた視点があるのが、読者には救いになっていて最後まで読み続けられた。(ココ) ...続きを見る

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2015/04/23 22:48
水嶋かおりん著
朝日新聞の書評に載っていた「風俗で働いたら人生変わったwww」を読んでみた。仕事へのこころがまえ、差別に対する向き合い方、サービス業の真髄、個人のリスク管理の方法−とても勉強になります。社会を冷静に広く見ながら、個々人の心のひだにやさしくわけいり、社会人として現実社会を生き抜いていく知恵が詰まっています。猥雑だったり卑猥だったりするところは、もののみごとに一文も全くありません。むしろ知的です。 ...続きを見る

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2015/04/15 23:00
役に立つ情報源
AIIBについて、自民党の勉強会の講師として、吉崎達彦さんと津上俊哉さんが呼ばれました。(ココご参照)ご両名とも「自分の頭で判断する技術」で、お手本情報源、役に立つ情報源として紹介させていただきました。手前味噌ですが、この本の読者は、国政に関わる政治家と同じレベルの情報を得られていたともいえるかと思うと、嬉しいですね。 ...続きを見る

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2015/04/11 22:12
憲法改正論議
憲法改正しても、実質的には何も変わらない。御厨貴教授が「安倍政権は本当に強いのか」でこう書いていて、一理あるなあと思いました。 ...続きを見る

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2015/04/07 22:24
知能とは?
牽強付会のそしりを覚悟して言えば、「自分の頭で考える技術」でお勧めした情報の扱い方が、人工知能での情報の扱い方とそっくりだ。人間がビジネスなどの実社会で判断をする方法と人工知能のモデルが似ているなら、それは、知能とはなにか?という問いに豊かな示唆を与えてくれるだろう。 ...続きを見る

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2015/03/24 22:37
「人工知能は人間を超えるか」松尾豊
人工知能がにわかに脚光をあびるなか、過剰な期待や過剰な不安が起こらないように、分かりやすく且つ正確に現状を伝えてくれます。技術的にも詳しく説明して、50年の人工知能研究の歴史の中での位置付けをしています。この本を読んで、僕は改めて「知能とは、何か」と考えました。 ...続きを見る

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2015/03/22 22:05
著者インタビュー
ビジネス・ジャーナル(BJ)に「自分の頭で判断する技術」の著者インタビューが載りました。(ココ)アマゾンKindleの「ノンフィクション」で19位になっていてびっくり。ありがとうございます。 ...続きを見る

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2015/03/21 21:37
「無人暗殺機ドローンの誕生」リチャード・ウィッテル
けっこう驚きました。アフガニスタンでドローンがアルカイダの幹部を攻撃しようと、追跡して映している生の画像を、ワシントンからアメリカ政府関係者はずっと見ていたのですね。そして、操縦もアメリカから遠隔操作でしている。断片的に聞いていたものをまとめて生々しく描写されると、やはり驚きます。 ...続きを見る

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2015/03/18 22:35
デブ菌と腸内フローラ(腸内細菌叢)
遺伝子解析の技術進歩によりこの7年でブレークスルーがあり、腸内細菌が人間の体に様々な影響を与えている仕組みが分かってきました。治療で肥満の人から腸内細菌を受けると、やせている人が肥満になったという、「デブ菌」の存在を示す報告もあります。 ...続きを見る

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2015/03/08 21:38
「日本経済の構造変化」須藤時仁・野村容康
日本経済の20年にわたる停滞の説明として、ビジネスの現場で働く者の腑に落ちる説明。人口動態と金融政策の是非に議論が集中しがちのなかで、サービス化の進展によって、生産性が伸びず所得格差が拡大したとする。新しい視点を強調するのは、とても生産的だし、現実的だ。 ...続きを見る

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2015/03/03 21:19
「自分の頭で判断する技術」kindle版
kindle版がでました[ココ]ので、よろしくお願いします。マインドマップさんに、素晴らしい書評を書いて頂いて感激です[ココ]。Amazonのレビューでも、読者からとてもありがたいコメントをいただきました。いずれも、驚くほどよく読んで著者の意図を正確に理解されているので身の引き締まる思いです。ありがとうございました。 ...続きを見る

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2015/03/01 20:59
「記号創発ロボティクス」谷口忠大
ロボットが自らの経験により、物体を種類分けして、言葉を覚え、対話する。そういう実験を示して「ロボットには心がない」といいきれるのかと著者は問いかける。少なくとも知能のメカニズムについて一つの有力なモデルを提示しているのは間違いない。今、話題の人工知能や深層学習(ディープラーニング)につながる話でとても興味深い。 ...続きを見る

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2015/02/17 22:56
「その問題経済学で、解決できます」ウニ ニーズィー、ジョン・A リスト他
社会の実地で実験することで色々な社会問題やビジネスの課題が解決すると説明している。僕は、とても楽しく読みました。(ココ) ...続きを見る

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2015/02/05 00:07
「自分の頭で判断する技術」
「自分の頭で判断する技術」という本が角川から出ました。無名ライターの単行本ですので、大型書店にしかおいていないかもしれませんが、見かけたら立ち読みなどしてやってください。 ...続きを見る

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2015/02/01 20:36
「イスラーム国の衝撃」池内恵
1月20日発行で、現在品切れ続出とのこと。確かに、ぴったりのタイミングで、最適の人が、最適のトピックスを書かいています。次のテロを防ぐには、目をそらさずに事態を正面からみるべきだが、個々のテロの件には騒ぎ立てないのがよいと思いました。 ...続きを見る

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2015/01/25 10:22
「ミクロ経済学の力」神鳥道宏
珍しくもマーケティングマインドのある経済学の教科書。社会人の教養としてお勧め。他の経済学の教科書を読んでいると、次々と疑問が浮かぶ。こんな数式通りに実際の人が動くの?費用曲線なんて、現実にあるの?経済学におけるモデルの意義は?こういう学びやめる口実になりそうな疑問に、タイミングよく具体例を交えて答えていくのがこの本の値打ちです。 ...続きを見る

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2015/01/18 22:12
マンガ「五色の舟」と「聲の形」
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞「五色の舟」(近藤ようこ作、津原泰水原作)、暖かい無常観というのがこの世にあるのだと、読後の自分の心を観じて驚いてしまう。なんとも芸術的な作品。 ...続きを見る

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2014/12/15 22:30
「人工知能ってそんなことまでできるのですか」松尾豊・塩野誠
正直言って、人工知能って昔からある古い技術で、もうすでに限界がみえてしまっていると思い込んでいました。しかし、この5年程で、ちょっとしたブレークスルーがあったのですね。このあたり、何十年も前からある人工知能技術の意味と、その従来の人工知能と最近の第三世代とも言われる人工知能との違いを理解しないと面白さが分からない感じがします。この本は、そこが分かりやすく説明されています。 ...続きを見る

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2014/12/03 21:04
「わたしはどこにあるのか」マイケル・S.ガザニガ
主体的に責任をもって判断している「自分」って本当はあるのだろうか。自分で判断しているつもりになっているけれど、実際は、脳の神経がある初期条件から、必然的に動いているだけかもしれない。考え込んでしまいます。「脳の中の幽霊」のラマチャンドラン、「デカルトの誤り」のダマシオなんかを楽しく感じた人にはお勧めします。 ...続きを見る

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2014/12/01 00:19
「なぜローカル経済から日本は甦るのか」冨山和彦
Gの経済はグロ−バルな場で製造業、Lの経済はローカルでサービス業と分類し考察しているのは、とても現実的で鋭い。また、サービス業の生産性を向上する実践的な方法も示している。ただ、サービス業はローカルと決めつけるのは、どうかと思う。 ...続きを見る

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2014/11/20 23:28
「仕事の強みの磨き方」吉沢康弘
著者が同じ会社でともに働いたことのある優秀なビジネスパーソン6人の列伝タイプのビジネス書です。とても面白かったです。ココ ...続きを見る

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2014/10/19 16:42
「ブラックスワンの経営学」井上達彦
ブラックスワンの解説というよりも、学問としての経営学における、ケーススタディという手法について解説した本と思った方がいいでしょう。ハーバードビジネスレビューとかにでてくる「ケーススタディ」ほど、エキサイティングな興奮はないけれども、小説的ないい加減さがなくて、僕にはとても気持ち良かったです。 ...続きを見る

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2014/09/28 22:40
「英国太平記」小林正典 
スコットランドが、13~14世紀にイングランドと独立をかけて戦った歴史小説です。何度も何度も戦って、負ける度に残虐な収奪と報復がされます。裏切り、二股、外国との秘密同盟、なんでもありです。スコットランドの独立を問う選挙を機に読んでみたら、面白かったです。ココ ...続きを見る

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2014/09/21 21:44
「春の庭」柴崎友香
久しぶりに芥川賞受賞作を読み通すことができました。突飛な事件が起こる訳でもなく、斬新な表現があるわけでもない。それなのに、落ち着いた文体に引き寄せられてひたひたと読み進んでしまいます。僕は、気に入りました。 ...続きを見る

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2014/09/03 07:39
お布施の原理とAKB48
半世紀前に先駆的に情報産業論を展開した梅棹忠夫が、「お布施の原理」という情報の値段に関するユニークな考察をしている。お経は、内容も時間も同じなのに、対価であるお布施の額は、ぴんからきりまで大きく違う。お布施の額は、坊さんの格と檀家の格の二つで決まるという。これは、AKB48の得票や稼ぎと同じ仕組みではないだろうか。 ...続きを見る

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2014/08/06 00:06
「ヤバい日本経済」山口正洋・山崎元・吉崎達彦 
現在時点の世界経済の最良の健康診断をみる思いです。全身のX線検査、血液検査、運動能力検査の結果を見た上で、現実的な診断結果がでています。素晴らしい。(ココ)ちなみに、ここでの「ヤバい」は、若者言葉の「ヤバい」で、「すごい」と言う意味です。 ...続きを見る

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2014/08/03 14:15
「インフォメーションエコノミー」篠崎彰彦
ようやくこの手のちゃんとした本が出てきたとの印象です。情報の本質について、体系的俯瞰的に分かりやすく、そしてコンパクトに説明してあります。情報化が進む現代を見通すためにとてもいい本です。 ...続きを見る

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2014/07/02 07:21
「デフレーション」吉川洋 日経
週刊東洋経済と週刊ダイヤモンドで2013年度「ベスト経済書」1位ダブル受賞の本。(ココ)しっかりとしていて分かりやすいけれど、僕は、池尾和人の「連続講義・デフレと経済政策」の方が面白かったです。 ...続きを見る

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2014/06/11 07:29
空気は読めど従わず
空気を読むことは必要だ。でも、従う必要はない。空気に逆らって行動をするときは、他の人がどの程度抵抗するかを読んで、手を打っておかねばらならないだけだ。ヤマザキ・マリの「男性論 ECCE HOME」(文春新書)を読みながら、そう思った。 ...続きを見る

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2014/04/06 22:18
凄味と色気
凄味は一貫性、色気は変化。筒井康隆の「創作の極意と掟」(講談社)を読みかけて、そう思い定めた。 ...続きを見る

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2014/03/30 12:19
「原発事故と放射線のリスク学」中西準子 日本評論社
待望の書。放射線被ばく線量の、いったいどの数字が正しくて、どの値のときにどれくらい危険なのか。いまや、僕たちは、政府、マスコミ、評論家がいうことのどれも信じる気になれないでいる。そこに、化学物質のリスク学を構築してきた中西氏の「研究生命をかけた」という現実的提言が、左右両派からの激しい非難を覚悟してビシッとでてきました。腹の座った科学者です。(ココ) ...続きを見る

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2014/03/23 19:49
「中国停滞の核心」津上俊哉 文春新書
今後、中長期に中国の7%以上の経済成長はない。ならば、経済規模で米国を追いつき追い越すことはない。習近平は、その経済停滞の危険性を察知している。そういう前提にたったとき、最近の中国の動向をどうみるべきか。リコノミクス、三中全会、中国夢、バブル崩壊、防空識別圏、安倍総理の靖国参拝、尖閣問題。著者は、中国経済に対する悲観論だが、常に中国の人に対する愛情を感じさせる。(ココも)それが、この本を、中国に関する多くの本から際立たせている。興味津々で読める面白い本だ。(「中国停滞の核心」) ...続きを見る

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2014/03/16 18:49
「仕事に効く教養としての「世界史」」出口治明
面白いです。よくできた歴史小説より面白く、それでいてフィクションでないんですから。(ココ) ...続きを見る

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2014/03/09 16:50
「原発事故と科学的方法」牧野淳一郎
3.11の直後から、福島原発の状況とその危険性について、リアルタイムで正確に情報をだし続けた記録である。事故直後に大量の不確かな情報が行きかう中で、公式発表と反対に、メルトダウンしている、事故重大度レベルはもっと高い、飛び地にホットスポットがでる、と時々刻々と状況変化に応じて重要な警告を出し続けた。これこそよき教養というのだろう。将来、もし日本で原発事故や大地震が起こった時は、まずは、彼のネットの発信を探してみるのがいい。 ...続きを見る

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2014/03/01 22:06
「明日を拓く現代史」谷口智彦
安倍首相の外交の場でのスピーチライターである谷口氏が、内閣スタッフ入りする前に書いた「新しい時代を担っていく人が絶対に知っておくべき現代史」。慶応大学で理科系の学生向けに行った講義を基に書いたとの由、これこそが、教養教育だろう。昨年4月に発行されたものだが、今、安倍首相の外交をたどりながらこの本を再読すると、インド重視といい、安倍外交とはまあなんとこの本のまんまなんだろうと驚いてしまう。 ...続きを見る

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2014/02/25 22:19
「国際紛争」ジョセフ・ナイ、デイヴィッド・ウェルチ著 田中明彦、村田晃嗣訳
安倍首相が、ダボス会議で日中関係に関する質疑の時に、第一次世界大戦前の英独の関係に言及した。それが、英フィナンシャルタイムズ紙などで驚きを伴った批判をまき起こした。この反応がどうしてあんなに大きかったのかは、この本をみると分かる。国際政治学の定番教科書の冒頭20ページ目から、してはいけないこととして口を酸っぱくして言っていることを日本のリーダーがそっくりそのまま発言したからである。 ...続きを見る

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2014/02/16 19:15
場違いな警告の難しさ
これは、どこの会社でも聞かれる後悔ではないだろうか。 我々はXという期日までは状況を静観することにしていた。Xが過ぎると今度はYの段階でAAAに警告を送ることを決めた。Yの段階になると今度はZという兆候が現れるのを待った。しかしZを待っている間にBBBが始まってしまった。 ...続きを見る

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2014/02/05 22:18
中央公論「時評」
中央公論2月号の巻頭の時評で、吉崎達彦さんが「ビジネスをつくる仕事」を紹介してくださっている。いやあ、僕の世代の者にとっては、中央公論に載せてもらうなんて、本当に感激してしまいます。ありがたいことです。 ...続きを見る

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2014/01/12 21:44
電子書籍版「ビジネスをつくる仕事」
「ビジネスをつくる仕事」の電子書籍版がでました。重版が本屋さんに並んでいる紙の本ともどもご愛顧のほどを。しかし、今、電子書籍は、たくさんあるんですねえ。リンクを張ってあげておきます。AmazonのKindle、ブックライブ、Honto、紀伊国屋、kobo、YAHOO!ブックストア、ソニー電子書籍、ebookjapanで販売しています。 ...続きを見る

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2013/11/23 23:07
出版の先輩
昨日は、かんべいさん、ぐっちーさん、吉田さんにも来ていただいて出版記念飲み会を馬尻でしていただきました。みんな他に仕事を持っていながら本をだしていて、総著作数は10冊を超えています。入社当時会社で先輩だった林さんや同級生の上月さんからもわざわざメッセージをいただき、本当にありがたいことです。出版を機に、昔お世話になった方やご無沙汰の方と連絡がとれ、お会いできたりするのが本当に醍醐味ですね。 ...続きを見る

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2013/11/20 23:13
「愛国・革命・民主」三谷博
いやあ、面白かった。内容が濃いので普通に読んでも時間がかかるのに、面白いのでさらに意図的にゆっくり読みました。 ...続きを見る

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2013/11/17 22:34
青信号でも左右を見てから渡る
台湾に駐在していた頃、出張者が来ると、「青信号でも左右をみて車が来ないのを確認してから渡ってくださいね。」とお願いしていた。日本人は、信号だけを見ていて青になるとさっと足を踏み出す。また、携帯電話や地図をみながら横断歩道を渡る。しかし、台湾もその他の外国でも信号無視をする車が多いので、とても危ない。この注意は、日本以外のどの外国でも通用するいわばグローバルスタンダードだ。 ...続きを見る

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2013/11/13 00:28
「ビジネスをつくる仕事」書評
おかげさまで、「ビジネスをつくる仕事」は、重版となりました。先週の金曜日にのぞいた丸善丸の内店(オアゾ)の新書週間売り上げベスト9になっていました。これだけの方が手にとって読んで下さっているというのは、本当にうれしいものです。さらに、いろんな方から正確な理解に基づく好意的な書評・コメントをいただいていて感謝感激です。アマゾン以外でネット上にでてきたものをいくつか紹介させてください。(尚、この本の電子書籍版は、このエントリーをご参照ください) ...続きを見る

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2013/11/10 20:56
本の売れ行き
金曜日の夕方に、「ビジネスをつくる仕事」がアマゾンの全書籍中194位となっていて、驚きました。先週は、大手町ビルの紀伊國屋書店で、週間新書売れ行き1位でした。まあ、今後の余生でこうこともないでしょうから、人生の記念になりました。本望でございます。 ...続きを見る

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2013/10/27 21:53
「民主主義のつくり方」宇野重規
高校生の時にこの本に出会えれば、僕の人生はもっと豊かだったろうとしみじみ思いました。ページをめくるごとにいちいち言葉が心と頭にしみいります。それにしても、発行日が数日しか違わないのに「ビジネスをつくる仕事」とタイトルが似ていて、以前に知遇を得た著者からも好意的な連絡をいただき、驚きました。読んでみると背景の考え方もとても似ており、僕の書いたものの思想的バックボーンの多くは、この本に書いてありますといいたくなるほどです。それで、珍しくアマゾンの書評をこの文とは別に書いちゃいました。(ココ) ...続きを見る

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2013/10/21 23:14
「ビジネスをつくる仕事」講談社現代新書
こんな本がでています。アマゾンでは、よほど少ししか売れないと思って少ししか仕入れていなかったのか、在庫切れになったりしています。街の本屋さんでは、新書のコーナーに平積みででていることが多いようです。内容については、人気HPの「溜池通信」の10月15日分にて紹介ありましたので御参照ください。著者インタビューは、こちらです。 ...続きを見る

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2013/10/20 15:42
「ヘンな日本美術史」山口晃
いやいや、ヘンどころか、実にまっとうな論考です。教養と知性があふれでています。著者は、武士を馬型のバイクに乗せた絵などを書いてきた現代芸術のトップランナーの一人です。実際に絵筆をとり、しっかりとした技術をもつ画家が、日本美術の古典をみていきます。こういうと失礼ですが、素人にはかなり「ヘン」にもみえる山口氏の絵よりも、よほど素直で「まっとう」な文です。小林秀雄賞受賞。 ...続きを見る

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2013/10/14 21:27
「日本の起源」東島誠 與那覇潤
これはこれは、孫悟空と三蔵法師の知的バトル道中記ですね。與那覇が、力技で日本史の古代から現代までを見通して、飛んだり跳ねたり時空を超えてアクロバット的歴史解釈を見せる。それを東島が、ちょっとサポートしたり軌道修正したりする。でも、間違っているところは、ばっさり間違いだと言って譲らず、與那覇を力づくで引き戻します。お二人から紹介される日本史の万華鏡のような多様性に目がくらくらして、多種多様な史実と解釈には、「へえ」と「ほお」を連発してしまいます。そいでもって、内容が濃すぎて読み通すのは、なかなか難... ...続きを見る

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2013/10/13 20:38
「そして日本経済が世界の希望になる」クルーグマン
クルーグマンが、アベノミクスを絶賛しています。インフレターゲットを設定して、「異次元緩和」を行う金融政策を支持しています。内容は、これまでの本などでの主張とほぼ同じです。とはいえ、消費税の増税には、反対しています。 ...続きを見る

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2013/10/09 21:17
「ホテルローヤル」桜木紫乃
直木賞受賞です。いいですねえ。舞台設定や小道具はアダルトなものですが、文章は禁欲的といえるほど静謐で、不潔な感じは全くしません。7編の連作短編から構成されています。僕は、「星をみていた」にキュンとしてしまいました。読まれた方は、どの短編が一番よかったですか。そういう話題にもできそうです。 ...続きを見る

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2013/09/01 17:43
「アベノミクスで日本経済大躍進がやってくる」高橋洋一
けっこうまともです。金融緩和政策の重要性を訴えています。アベノミクスの死角として、 無駄な公共事業が政権の足を引っ張る財政リスクと、成長産業を育てるという幻想をもつ官僚リスクの二つを挙げているのは、大いに賛成です。 ...続きを見る

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2013/09/01 17:14
「中国化する日本」與那覇潤
2011年に買ったものの、タイトルの品のなさに負けて読んでいませんでした。読んでみると、内容は、しっかりしています。ここでいう「中国化」は、「宋化」です。そう、唐と元の間の宋です。ここでは、経済的自由、政治の道徳化、行政権力の一元化を特徴とし、経済的に最も成長した社会を意味しています。ふと思ったのですが、これって、ルチル・シャルマの「ブレイクアウトネーションズ」を読んでいて感じた経済的に成功する新興国の特徴と似ていますね。(ココ) ...続きを見る

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2013/08/25 22:27
「爪と目」藤野可織
芥川賞受賞作。これまでの同賞受賞作に比べると、言葉の力を感じながらもすいすいと読めた方だと思います。結末がすっきりしないという批判もあるようですが、これですべての伏線をきれいに回収するようなすっきりした結末なら、直木賞候補作になってしまうのでは、と思ってしまいました。そんな風に文学的感受性のない僕は、文芸春秋に載っていた受賞者インタビューの方が面白かったです。関西人がイメージする「京都のややこしい女」を演じてはるような。 ...続きを見る

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2013/08/18 17:05
「新・ローマ帝国衰亡史」南川高志
「史上空前の繁栄を現出した大国家が、30年という年月で潰え去ったのだ。」との一文は、なかなかぞくっとします。類書との違いを評する知識を僕はもっていませんが、この本でローマ帝国の亡びるさまを追っていくだけで素朴に震えます。 ...続きを見る

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2013/08/04 18:17
「連続講義・デフレと経済政策」池尾和人
Q&A形式で書かれているけれど体系的。高度なことも言っているけれど、素人にもわかりやすい。よくできています。アベノミクスには、やんわりと批判的です。そうそう、日銀に輪転機はありません、なんて茶目っ気のある話もでてきます。 ...続きを見る

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2013/07/30 22:24
「脳のなかの天使」ラマチャンドラン
自己とはなにか?について、脳卒中などで脳の特定の部位が機能しなくなったことで起こる奇妙な病気をみて推論する。四肢切断願望、対外離脱、サバン、人物誤認症候群などなど、脳の一部だけが損傷し、他が健全であると実に驚くべき症状がでるものだ。幻肢に悩む患者を簡単な鏡と箱で治療して世間をあっと言わせた神経科学者の最新著作。ユーモアもあって面白い。美白の女性が好まれる理由なんかもでてきて、にやりとさせられる。 ...続きを見る

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2013/07/23 21:30
単調な繰り返しの中に成長はある
成長というと、右肩上がりの直線をイメージしがちだ。しかし、現実の成長は、ばねを右上の方に引っ張ったような進み方だろう。上がったり下がったりを単調にぐるぐる繰り返しながら少しずつ向上していく。 ...続きを見る

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2013/07/09 23:41
ストーリー脳
人間の脳には、ストーリー脳と言えるものがあって、ロジック脳や記憶脳よりも、強く且つ普遍的に働いているのではないだろうか。認知症の老人は、記憶力や論理力が低下しても、自分の失敗のつじつま合わせをする能力は、なかなか衰えない。また、日本のライトノベルの「All You Need Is Kill」(桜坂洋)がトムクルーズ主演で映画化され、「容疑者Xの献身」(東野圭吾)が欧米で高い評価を得るのをみると、強力なストーリーがメディアの種類や文化・言語の違いを軽々と乗り越えていると思い知らされる。 ...続きを見る

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2013/06/25 21:16
コンステレーションとストーリーとビジネス
臨床心理学で、「コンステレーション」という発想がある。クライアントの周囲に起こっている直接は関係がない様々な事実を夜空の星を見るように、冷静に眺めてみる。無理やり因果関係を見つけようとしない。ただ、その配置を眺めることで、自分が感じる驚き、喜び、違和感、連想などを大切に意識の上にくみだしていく。その過程の中で、自分が解決策を出さなくても、自然に相手の人間が問題を解決していくことがある。ビジネスにもあてはまるように思えてならない。 ...続きを見る

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2013/06/19 00:28
リスクアナリシス
日本の成長の為に、実は、今一番必要な考え方が正しい「リスク評価」ではないだろうか。中西準子の「環境リスク学」を読んでいてそう思った。情緒的な、「○xは怖い。すべて廃止するべきだ。」式の話ではなく、事実(ファクト)に基づいて危険性とコストを客観的に比較するリスク評価を、行政も、企業も、国民も理解しなければならない。それにもとづいて、災害対策と復興促進、安全安心と規制緩和、過剰品質とクールジャパンといった、時に相反する方向に働いて動きが暗礁にのりあげるものを解決しなければならない。 ...続きを見る

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2013/06/02 22:59
ナスレッディン・ホジャ(ナスルディン)の小話
以前にこのブログでトルコの小話について書いたところ(ココ)、もう絶版になっているその邦訳本「ナスレッディン・ホジャ202小話集」を知り合いが貸して下さった。Wikipediaでは、「ナスレッディン・ホジャ」と表記されている。 ...続きを見る

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2013/05/26 23:52
幸せな結婚生活
よく人は、「幸せな結婚生活を送るために一番大事なことは何か」と聞くわけですが、幸せな結婚にとって一番大事なことは、「結婚における一番大事なこと」を探さないということなんです。(ジャレド・ダイアモンド、「知の逆転」の文中) ...続きを見る

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2013/05/10 00:28
「リスクと向きあう―福島原発事故以後」中西準子
感情的でなく、現実的且つ論理的で、しかも被災者の方々への暖かい心を感じます。放射線量が1ミリシーベルトを超える故郷に住んで上がるがんの発生率より、故郷から離れて暮らすストレスでがんになる確率が上がっているのなら、避難せずに故郷に住んだ方がいい。リスクトレードオフを考えるべきだというのは、実にもっともな話です。僕は、以前に、この著者の別の本に、「批判は鋭いが、対案は現実的。」と書いた印象を、この本で、尚強く持ちました。(ココ) ...続きを見る

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2013/05/07 23:25
「ブレイクアウトネーションズ」ルチル・シャルマ
BRICSの限界は見えた。次に成功する国は、チェコ、フィリピン、インドネシア、韓国、トルコ、スリランカ、ナイジェリアだと。著者は、毎月一週間新興国のどこかの国で過ごし、その国の第二の都市にも訪れ、街を歩き、あらゆる人と話をし、その国の将来性を探る。とてもインフォーマティブなので通読するには時間がかかる。自分が関係している国、興味を持っている国のところだけ先に読んでもいいだろう。 ...続きを見る

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2013/05/06 23:14
「新薬アクテムラの誕生」大杉義征
国産初の抗体医薬アクテムラを開発した中外製薬の研究者が、自ら開発の過程を説明している。企業内イノベーションの好例だ。大学などの社外とオープンに連携しつつ、一方で、外資の傘下入りなどで転変流転する社内環境の風向きを読みながら、上手に開発を進めている。企業内イノベーション、産学連携、海外との熾烈な研究競争、日本の創薬システムの問題(ドラッグラグ)、最近の抗体医薬開発の難しさ、などなど色々考えさせられる。 ...続きを見る

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2013/05/04 23:51
「経営センスの論理」楠木建
いいですねえ、こういう考え方は。日本の多くの会社では、主流とならないでしょうが、僕は激しく同意します。経営はスキルよりもセンス。イノベーションは、技術進歩ではない。非連続的で画期的なビジネスの構築こそがイノベーション。「よい会社」は、働きがいのある会社。などなど。とはいえ、この本を読んで明日から業績アップという本ではありません。そもそもつくりも冗長ですので、忙しければ、p75までと、p197以降だけを読むのもありかもしれません。 ...続きを見る

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2013/05/03 22:51
「統計学が最強の学問である」西内啓
「ビッグデータ」騒ぎには、僕は、ピンとこなかったけれども、統計学を前面にもってきてくれると、ストンと腹におちる。最強かどうかは分からないが、これからあらゆる学問や実務における必須のスキルになるのは、間違いないだろう。 ...続きを見る

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2013/04/30 21:30
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」村上春樹
真ん中直球の連投です。陳腐に陥りかねない率直な表現を、悪びれずに堂々とできるのは、大作家の域にはいった自信でしょうか。無名の作家がやれば、キオスクにたんとある赤川次郎のできそこないになりかねません。僕にとっては、村上春樹の作品の中でも好きな方にはいります。 ...続きを見る

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2013/04/12 23:51
「何が日本の経済成長を止めたのか」星岳雄・アニル・K・カシャップ
簡潔、公正、現実的。短時間で読めるので、昼食時に同僚と論をぶつときにも便利でしょう。十分にロジカルで、それ故にとても簡潔に構成されていて、要約のしようもない。そこで、僕の自分の考えも織り交ぜた感想を書きます。 ...続きを見る

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2013/04/07 21:57
ナスルディン(ナスレッディン・ホジャ)の鍵
「H・ミンツバーグ経営論」(ミンツバーグ)を読んでいたら、面白い中東の小話がでてきた。成長戦略、新規事業、イノベーションを求める人や組織には、よく聞いてもらいたい小話だ。 ...続きを見る

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2013/03/26 21:58
創発的戦略
1960年代にホンダがアメリカ進出に成功したのは、入念な計画に基づいた「意図的戦略」ではなく、偶然の機会を上手くつかった「創発的戦略」と知られている。不確実性の高い現代では、ますます、「創発的戦略」の重要性が高まっている。しかし、企業組織は、創発的戦略から目をそむけ、「意図的戦略」ばかりを目指してしまいがちだ。 ...続きを見る

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2013/03/24 21:02
「本当は凄い日本経済入門」山口正洋
ちゃらけた文体(失礼!)で、真実をいい続けてきた世界経済のみとり図です。日本は、大丈夫。中国は、大変。欧州は、どうしようもない。アメリカは、ボルガールールが金融界に痛いが、シェールオイルは朗報と微妙な表現をこの本では記述しています。しかし、メールマガジンでは、最近、はっきりとアメリカ経済の復調を伝えています。 ...続きを見る

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2013/03/10 21:36
「中国台頭の終焉」津上俊哉
中国への愛のこもった、中国経済に対する最も悲観的な警告。今後の中国は、成長率5%程度の中成長がせいぜいで、GDPで米国を抜いて世界一になる日は来ない、という。2003年に流行言葉にもなった「中国台頭」を著し、サントリー学芸賞をとった著者が、自らその終焉を告げる書である。自らの論の射程を明確にしているのは、なんと知的に誠実なんだろう。 ...続きを見る

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2013/03/02 23:26
シビリアンの経済政策
「シビリアンの戦争」(三浦瑠麗著)では、プロフェッショナルの軍人がいやがるのをシビリアン(文民)が押し切って踏み出した戦争について分析している。副題は「デモクラシーが攻撃的になるとき」であった。経済政策においても、日銀総裁などのプロフェッショナルがいやがる政策を、選挙で支持を受けた政治家が押し切って行おうとしている。もしかすると「デモクラシーが経済を壊すとき」なのかもしれない。 ...続きを見る

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2013/02/03 22:08
失敗した首相の研究
小泉さんの後、6人の首相が約一年毎の短期間で変わった。その間、総選挙は、2009年麻生政権と2012年の野田政権のときの2回だけで、約3〜4年の期間があいており、そう短期間に行っているわけではない。つまり、国政選挙によらない、与党内の「首相おろし」によって首相の交代劇が頻発している。この政治過程をだれか研究してくれないものだろうか。自民・民主両党で3回ずつ、合計6回もの事例が短期間にあるので、政治過程の研究データとしては、サンプルの多い方だと思う。 ...続きを見る

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2013/01/20 17:45
浮気遺伝子
「脳はこんなに悩ましい」(池谷裕二・中村うさぎ)によると、浮気遺伝子ともいう遺伝子があって、これをもっている人は、色んな人とつきあいたくなっちゃうんだって。確かに、こりもせず、次々と付き合ってる人ってときどきいるよねえ。政治家や有名人にも、あるいは、知り合いのなかにも。あれは、遺伝子が命令しているんだろうね。 ...続きを見る

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2013/01/15 22:32
「世界の経営学者はいま何を考えているのか」入山章栄
ようやくでたかという印象です。なんでもアメリカのものがすぐ入ってくるのに、経営学だけは、アメリカの最新のものがなかなか日本に翻訳されてはいってこない。それで日本のコンサルタントや戦略立案担当者は、本人が何年も前にMBAを取った時にアメリカの大学で話題になったことを、情報の更新もせずに未だにいい続けていたりする。アメリカではもう否定されたり関心が呼べなくなった議論を得意げに話しているのをみるとこっけいであり、あわれである。ドラッカーにしろ、ポーターにしろ。 ...続きを見る

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2013/01/06 21:54
「ユーロ破綻 そしてドイツだけが残った」竹森俊平
タイトルの言葉に賛成反対の関心をもって読もうとすれば少し肩すかしを感じるかもしれない。危機の構造を明らかにすることに主眼が置かれているので、この本を参考にして今後のユーロの動きを注意深くみていれば、タイトルとは反対に、「ユーロの復活」すらも見通すことができるだろう。ユーロの危機について色んな人が主張する理論と事実とについて、現時点で最もバランスよく整理された信頼できる情報を得るのに適している。 ...続きを見る

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2012/10/28 22:52
遠藤誉「チャイナジャッジ」、「チャイナナイン」
「チャイナジャッジ」は、サスペンスドラマ仕立てで、文革、改革開放をくぐり抜けた薄一波・薄熙来の親子の物語、薄熙来・谷開来の夫婦の物語として語られます。不謹慎ながら「ワイルドスワン」に似た、驚きとわくわく感をもって読んじゃいました。それで、続けて「チャイナナイン」も読んだのですが、こちらは、中国の政治の貴重な分析であるものの、分析書ぶっている分わくわく感はそれほどありません。 ...続きを見る

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2012/10/14 18:36
「なぜ日本経済は世界最強と言われるのか」ぐっちーさん
きさくな立ち飲みバーで味わう、びっくりするほど極上のワインとチーズ。そんな感じのする本です。僕は、ぐっちーさんのブログを読んでいたので、リーマン・ショックの2年程前から、サブプライムローンが悲惨な金融混乱を引き起こす可能性が高く、その場合の被害の額はどれくらいと知らされていました。 ...続きを見る

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2012/10/02 22:33
「群れはなぜ同じ方向を目指すのか?」レン・フィッシャー
鳥や昆虫などの群れは、どのように上手に意思決定しているか。予測が難しい複雑系の動きだけれども、個々の単体は、単純なルールで動いているだけで集団がうまく進んでいける。僕は、この手の話が大好きで、以前にもボイドのことについて書いたことがあります。(ココ) ...続きを見る

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2012/09/23 18:48
「世界の99%を貧困にする経済」スティグリッツ
ニューヨークのウォール街の「我々は99%」デモの理論的支えともいえるスティグリッツの著作。あれだけの運動をまきおこしたのだから、面白いのは、間違いない。スティグリッツの誠実でまじめな性格がよくでているだけに、クルーグマンに比べるとちょっと単調で飽きやすいともいえる。 ...続きを見る

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2012/08/13 21:43
「さっさと不況を終わらせろ」ポール・クルーグマン
良かったです。最近のクルーグマンの本は、どうもうけねらいの皮肉にかたよっていて、読みづらかったのですが、本書は、比較的ひねりが少なくストレートに書かれていて、わかりやすかった。一言でいうと、アメリカ政府が、借金の増えるのを気にせず、どんどん支出を増やして需要をつくり、インフレを導くべきだと言っています。過去には、このあたり、少し揺れた表現もありましたが、今回は、首尾一貫しています。そのあたりの振幅の整理を、巻末の「訳者解説」が上手に整理しているのもいいところです。 ...続きを見る

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2012/08/12 19:10
「邪道モテ」犬山紙子・峰なゆか
「成功していない人には才能を褒めてあげて、すでに成功している人には努力を褒めてあげるっていうのもポイント。」多数男子にモテる巻髪白ワンピCanCam清楚系「王道モテ」ではなく、自分に相性のいい少数の草食・サブカル系ひねくれ男子にもてるノウハウを指南しています。恋愛ノウハウ本もここまで人間観察が鋭くなってくると宗教的高みに到達していますね。 ...続きを見る

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2012/07/29 17:45
「重力とは何か」大栗博司
取りつかれたように一気に読んでしまいました。僕は、文科系なのに、興味深く読めました。相対性理論、量子力学の説明を経て、超弦理論(超ひも理論)を分かりやすく説明しています。この手の入門書は、素人に分かるように妙なたとえ話を使うことが多く、素人には、どこまでがたとえ話で、どこからが本当の理論なのか分からずかえって混乱を招くことがおこりがちです。この本がいいのは、そういう妙なたとえ話を使っていないことです。でてくるのは、せいぜいアインシュタイン自身が使った思考実験の内容くらいです。それなら、文句のいい... ...続きを見る

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2012/06/06 21:23
「驚きの介護民俗学」六車由実
読み始めたばかりですが、面白いです。サントリー学芸賞を受賞した民俗学者が大学をやめ、老人ホームで働き始めます。そこで、認知症を患っていたり、生きる目標を見失っている老人から、その人の人生を聞き出し始めます。そうすると、これまでの民俗学でひろいきれていなかった貴重な話が次々とでてきます。老人も真剣に自分の人生を聞いてもらって元気になります。学者のフィールドワークというよりも、現場でお給料をもらって働いている人の学術的報告であるところが素晴らしいですね。 ...続きを見る

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2012/05/01 06:30
「共喰い」「道化師の蝶」
文芸春秋を買ってきて芥川賞をとった二作を読みました。田中慎弥作「共喰い」と円城塔作「道化師の蝶」。芥川賞が発表されたときに文芸春秋をよく買います。しかし、ここ数年、いつも最後まで読みきれませんでした。僕の感受性が齢のせいで鈍っているのかもしれません。でも、今年は、二作とも読み切ることができたことに、素朴に喜んでしまいました。 ...続きを見る

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2012/02/19 22:56
「いま、知らないと絶対損する年金50問50答」太田啓之
今の日本の制度を最初に理解するのには、とても役立ちました。年金のことは、知ろうと思っても、役所の書いた型通りの制度の説明か、現行制度の完全否定かのどちらかで困ります。本を読んでも、ややもすると一方的な現行制度批判のノイズが大きすぎて、真実の姿がみえてきません。この本は、大枠では、現行制度を肯定しつつ問題を整理した上で、正面から問題を取り上げているので、すっきりわかります。 ...続きを見る

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2012/02/12 20:31
「常識としての保守主義」櫻田淳
豊潤な保守主義の芳香を楽しめます。元来、保守主義は、偏狭なナショナリズム、頑迷な現状維持主義、知識人による上から目線の観念論とは無縁である。むしろ、異質なものを受け入れる開放性と自由主義、変化に対応する進取の気性、プラグマティックな現実主義と国民への信頼を基盤にしたものである。そこには、ある一定のイデオロギーや政策セットなどない。状況に適応して柔軟に現実的政策を打ち出す「中庸の作法」にこそ保守主義の真髄がある。 ...続きを見る

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2012/01/29 21:20
「弱い日本の強い円」佐々木融
マクロのシンプルな理論が、多様な角度で分析された事実で確証され、ミクロの現場の実感で裏書きされている。こういうのが、「正しいけれど、あたりまえではない」現場で役に立つ洞察というものです。僕が1986年から社会人をやってきて得た実感ともすごくあいます。一方で、政治家さんやマスメディアや一部の居酒屋でご高説をぶっているおじさんとは、ずいぶん違う意見です。 ...続きを見る

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2012/01/18 00:11
「ドット・コム・ラヴァーズ」吉原真理
恋は、よいものですね。こんなに、にたにたしながら読んだ中公新書はありませんでした。アメリカの大学教授である日本人女性が、デート相手探しサイト、match.comで、10人以上の相手をみつけデートした記録です。豊かな感受性に基づきながら、冷静で客観的な描写が冴えています。そして何よりも真摯な男女関係を何度もきちんと構築できる著者の人格的厚みに感心です。 ...続きを見る

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2011/12/12 21:58
「間違いだらけの子育て」ボー・ブロンソン、アシュリー・メリーマン著
トレーニングで、言葉や計算を教え込むよりも、友達との消防署ごっこなどをして自制心やコミュニケーション能力をみにつけた方が、子供の能力が伸びるといった話がでてきます。その方が、母国語の英語力のテストでも、いい結果がでるとのことです。 ...続きを見る

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2011/08/14 21:14
「ハーモニー」伊藤計劃
SF小説を読まない僕だけれど、これは、面白く読みました。フィリップ・K・ディック賞特別賞という海外の著名な賞を受賞したというだけのことはあります。国内では、星雲賞、SF大賞を受賞しています。著者の前作で且つデビュー作「虐殺器官」は、「ゼロ年代ベストSF」第一位です。なるほど確かに、21世紀的小説です。著者は、2009年に34歳の若さで夭折しました。 ...続きを見る

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2011/05/22 22:21
「岐路に立つ中国」津上俊哉
役に立ち、且つ、真実の情報は、まれだ。特に中国に関してはなおさら。この本は、中国でビジネスをする日本人にとって役立ち、且つ、中国の役人も真実と認めるだろう。また、明日にも役立つし、5年後に読んでも真実だろう。とても、貴重な本だと思う。 ...続きを見る

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2011/05/01 23:44
「臨床の詩学」春日武彦
詩や文学に詳しく明らかに言葉に対する感受性が鋭い著者が、精神科医として、臨床の場の言葉について語る。俗ぶった文のところどころに、エッジの利いた言葉がでてきて、読み止まってしまう。「それにしても、わたしは言葉に興味があるからこそ精神科医として生きていけるのだなあ、とつくづく思うのである。」と、この一文だけでも、感じ入る。 ...続きを見る

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2011/04/26 21:05
「明治の外交力」岡崎久彦
陸奥宗光の「蹇々録」を、岡崎久彦が解説。いやあ、岡崎ファンとしては、まとまった文を読めるだけでも、嬉しくなってしまうのに、おはこの陸奥宗光となれば、舞い上がってしまいます。内部と外部の状況を透徹してみつめ、現実的な方策を打っていく、その中で、状況の変化に対応する。政治や外交の参考になるだけでなく、ビジネスパーソンの交渉や決断にもとても役に立つでしょう。今年の春から社会人になる人にもお勧めの本ですね。 ...続きを見る

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2011/03/09 21:32
ほんとのようなうそのような
ほんとのようなうそのような話を3題。東京のハシブトガラスが、知能の異常な進化とげ、類人猿をこえる知能をもったという話。アフリカの財務大臣が、スイス銀行で、先代の国王の財産を国に返せと迫る話。ビートルズの「ノルウェイの森」に本当の意味があったという話。 ...続きを見る

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2011/02/06 21:40
駅伝とサンデル教授
ねっころがって駅伝見ながら、サンデル教授の本を読んでいたら、「税金から給料の出ている白バイが、駅伝走者を先導するのは、正義か。」と、考えてしまいました。コマーシャルは多いし、学校もずいぶん名を売っているし、アナウンサーは情緒的な実況をするし。とはいえ、らくちん流の結論は、ま、こむつかしいこと言わずに、「あそび」とか「お祭り」は正義だってことで。 ...続きを見る

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2011/01/03 22:35
「常識破りの思考法」出口治明
大きな船に乗って川を下っていたら、一人の乗客が船の端にずっと立っています。「どうして、そんな端にずっといるのですか。どうぞ真ん中に」と言うと、その乗客がすずしい顔で答えます。「いえ、ここが川の真ん中ですから。」著者には、そういう思考法を感じます。船の端、川の真ん中。 ...続きを見る

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2010/12/23 22:26
「宇宙は何でできているのか」村山斉
宇宙と物質の成り立ちを面白く説明しています。よくもこんなに難しい話を、素人に分かるように簡単に説明できるものだと、そちらの方にも驚いてしまいます。相対性理論が10ページ、量子力学も10ページ、こんな調子で、小林・益川理論も、南部陽一郎さんの理論も、クォーク理論も、超ヒモ理論も手際よく説明されています。本当に論理的なことを、本当に分かっている人が説明すると、素人にも分かりやすく簡単にできるというお手本ですね。 ...続きを見る

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2010/12/05 20:33
最近読んだ経済の本
東洋経済(8月14・21日号)で出た上半期経済書ベスト20を中心に並べてみました。日本のデフレとその対応に対して、色んな角度からの冷静な振り返りがでてきたとの印象を持ちました。東洋経済のランキングは、(東○位)で表記します。 ...続きを見る

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2010/09/23 22:27
最近読んでいる本
賞をとったり、メディアでおすすめ本にあがっている本は、なかなか楽しく読めました。出色は、「銃・病原菌・鉄」でしょう。これが売れ続けて、「ゼロ年代の50冊」の一位に選ばれるなんて、日本の言論界の知的センスも素晴らしい。その他、マイブームは、「社会脳」で、関係の本を読みすすめています。 ...続きを見る

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2010/08/15 21:22
独裁者ゲーム
前回の「最後通牒ゲーム」とよく似た「独裁者ゲーム」というのがある。どうでもいいことだが、僕は、このネーミングは、よくなくて、小僧の神様ゲームとでもいうべきだと思う。 ...続きを見る

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2010/08/05 23:18
最後通牒ゲーム
人間は、自分の利益が最大になるように合理的な判断をするというのが、近代経済学の前提だ。しかし、実際に実験をしてみると、必ずしもそうではない。自分が利益を失っても、不公平、不公正を許したくないという行動もする。ちょっと飲み屋でのネタにもなる社会実験である。 ...続きを見る

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2010/08/04 22:21
最近読んだマンガ
「福家堂本舗」 遊知やよみ 朝の地下鉄で、少女マンガ読みながら目をうるうるさせている中年サラリーマンって、不気味ですよね。この本は、僕をそんな変なオジサンにしてしまいました。 ...続きを見る

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2010/07/27 23:32
食の問題の真の悪は、消費者のエゴ
発売したばかりのマンガ「もやしもん」9巻で、樹(いつき)教授が、のたわまります。いやいや、まんがでもなければ言えませんよね。日本の食糧自給率、有機野菜、食の安全などのテーマに、まっすぐはいりこみます。 ...続きを見る

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2010/07/18 22:56
「中央銀行は闘う」竹森俊平
今、大きく変わろうとしている、中央銀行の役割と実体を、ここのところの世界経済危機の分析からときおこしている。僕自身、白川日銀総裁の講演録を読んでいて、中央銀行の役割に対する認識の変容にびっくりしていたほうなので、とても興味深かった。 ...続きを見る

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2010/07/17 22:32
「共感の時代へ」フランス・ドゥ・ヴァール著 柴田訳
ベッドの中で読むと心穏やかになって寝ることのできる素晴らしい本。競争とか強欲だけでは、社会は成り立たず、共感し他者を慰め、助ける力によって社会は成り立っている。その共感は、教育で身についた知性というよりも、社会的動物としてDNAに刻まれた本能に基づいている。人間の優しさのルーツを示す、教典にでてくるような多くの優しいエピソードを読むと、心があらわれる。 ...続きを見る

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2010/07/07 22:00
なぜシマウマは家畜にならなかったのか
シマウマは、昔から、何度も家畜化の試みがされたがことごとく失敗している。ウマと同様、草食性で、群れを作るのに、家畜化できない。実は、シマウマは歳をとるにつれどうしようもなく気性が荒くなり、人に噛みついて離さない。どう掛け合わせて「品種改良」をしてもなおらない、その荒い気性は、DNAの深いところに規定されているのだろう。 ...続きを見る

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2010/06/13 23:01
「1Q84 book3」 村上春樹
買ってきて最初に本の扉をあけるとき、大相撲の春場所の初日を思いだしました。楽しみにしていた定期的興業で、ああ、あの、しこ名をよんで、懸賞が並んで、四股を踏んでと、独特のリズムですすむ相撲の場所が、また始まった。先場所で優勝争いをした二横綱に、新大関がどうからむかだろうなあ、と。(ここから先は、ストーリーも書いてしまうので、これから読もうとされている方が、先にすすむのは、ご注意ください。) ...続きを見る

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2010/05/13 23:57
「考えよ!」イビチャ・オシム(角川oneテーマ、2010年4月)
日本人論として面白いのは、「日本人は、クリエイティブである。」と強調しながら、「なぜ、日本人はリスクをおかさないのか?」と問うているところ。「クリエイティブなのに、リスク回避的」というのが、まさに日本人の本質をついている。 ...続きを見る

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2010/05/11 22:08
「いかにもそれが経済」吉崎達彦
帯に書いてある通り、「知らない人はモグリ」の有名サイト「溜池通信」のより抜き版。少なくとも永田町関係者で、かんべいこと吉崎さんの「溜池通信」を知らない人は、見たことがありません。 ...続きを見る

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2010/04/26 22:23
「食のリスク学」中西準子
食について、正しい情報がなんと供給されていないか、と思い知らされました。食の安全に対するヒステリックな過剰反応や、健康にいいとブームになる食品の健康被害など、かたっぱしから、鋭く批判します。著者は、環境問題を出発点とし、企業や公共にも、利害関係なく批判をし続けてきましたが、過剰な運動に走る市民運動にも、真実は、真実だと、間違っていれば、容赦はありません。その姿勢もここちよいです。 ...続きを見る

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2010/04/11 21:55
「美酒の設計」藤田千恵子
酒造り歴45年、最も早く、アル添の日本酒から、純米酒への移行を唱え、数々の金賞を受賞した、伝説の杜氏・高橋藤一について書いた本です。僕は、著者の藤田さんに教えていただいた居酒屋で、日本酒の洗練されたおいしさを知りました。僕に連れられてその店に行った方も多いと思います。日本酒の魅力を知るのにとてもいい本です。 ...続きを見る

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2010/03/10 07:53
「生命保険のカラクリ」岩瀬大輔
ネット生命保険のライフネット副社長が書いた日本の生命保険業界の解説本。ウラ話というよりは、正面から、日本の生命保険業界の構造と本質的問題を指摘している。僕は、関係者故に中立でないコメントになるかもしれないが、いつものようにバラバラと脈絡なく、感じたことを挙げてみる。 ...続きを見る

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2010/01/14 23:22
「経営戦略の思考法」沼上幹
経営戦略の本で、実践的だと思った初めての本です。現実の経営戦略策定において、最大の問題は、そもそも「経営戦略とはなにか?」ということにコンセンサスがとれていないことです。ある人が、経営戦略と思っているものが、他の人には、時代遅れの理論を恥ずかしげもなく偉そうに語っているように感じます。それら様々な経営戦略観を整理し相対化するだけでも、議論が建設的になることでしょう。読み取る能力が高い人が読めば、政党の戦略論、省庁の戦略論、新聞社の経営戦略論にも使えると思います。仕分け人も仕分けられ人も、この本を... ...続きを見る

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2009/12/21 00:59
「ナンパを科学する」坂口菊恵
題名をみて、ナンパに成功する科学的方法を知ろうとして買うと失敗します。反省! ...続きを見る

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2009/10/21 23:31
「ビヨンド・エジソン」最相葉月
科学と情念の関係を考えさせられました。客観的でクールな手法を旨とする科学の領域で素晴らしい成果をあげている方々は、実に主観的な強い心を持っている。なんとしても謎を解明し、問題を解決するぞ、という、情熱などという生ぬるい言葉ではなく、情念とでもいいたくなるような熱い心。そうした心を育むのに影響を与えた先人もまた、科学する情念にとりつかれたような人々です。 ...続きを見る

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2009/10/14 21:57
「ビジネスで失敗する人の10の法則」ドナルド・R・キーオ
事業に成功する方法は分からない。どういう方法をとれば負けるかなら説明できる。と、元コカ・コーラの社長が説く。目からうろこのような鋭い洞察でもなく、茫洋とした常識人が語る常識的アドバイスだけれども、お高いコンサルティングのパワーポイント数十枚のプレゼンよりも、よほどタメになる。 ...続きを見る

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2009/07/28 23:53
「単純な脳、複雑な「私」」池谷裕二
これは、面白い。飲み会で使えそうな小ネタも満載。高校生への講義を本にしたので、語り口もとても分かりやすい。一方で、最新の脳科学の知見を紹介しながら、社会学や哲学にまで影響を及ぼしそうな、深い議論がされています。 ...続きを見る

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2009/07/15 23:24
「1Q84」村上春樹
「月が二つになっているかも。」と、夜空を見上げるようになりました。一部の読者がそうするだけで、この小説は、成功しています。たぶん。 ...続きを見る

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2009/07/05 21:28
「直球勝負の会社」出口治明
よき団塊世代のよきビジネスマン人生を書いた本。戦後初、74年ぶりに、保険会社を親会社に持たない独立系生命保険を立ち上げた社長の起業物語。それは、大手企業で56歳までサラリーマンとして勤めあげ、退職後、起業した還暦ベンチャー社長のビジネスマン人生でもある。 ...続きを見る

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2009/04/12 21:33
「壁と卵」村上春樹
村上春樹が、過去に多くのノーベル文学賞受賞者を出したエルサレム賞を受賞しました。二月に彼がエルサレムで話した受賞スピーチが、素敵です。文藝春秋の四月号に、本人による日本語訳と独占インタビューが掲載されています。 ...続きを見る

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2009/03/19 07:26
「オバマは世界を救えるか」吉崎達彦
プリンシパル力を磨く本!エージェント(代理人・専門家)を見抜き、使いこなす、そういう、プリンシパル(依頼人・ジェネラリスト)としての力を磨くことの大切さを教えられました。どのページをめくっても、「くすっ」と笑ったり、「へぇ」と感心する箇所がある、実に楽しくてためになる本です。読みやすいのですが、もったいなく思ってゆっくりゆっくり読みました。 ...続きを見る

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2009/03/01 21:51
「超凡思考」 伊藤真 岩瀬大輔
ハウツー情報のハウツー本。ハウツー情報の使い方を軽快に説明していく。その意味で、ハツツー本のようなつくりながら、ハウツー本ではない。いわば「超ハウツー思考」である。もう少し実は、人生について深い思索が背後にある。 ...続きを見る

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2009/02/17 22:27
「小林・益川理論の証明」立花隆
こういうのを書かせると立花隆は、ほんとうにすごい。身震いします。ノーベル賞を受賞した小林・益川理論を証明した日本の実験物理学者達のすごさを、熱く、そして、正確に伝えます。しかし、日本のジャーナリズムに、彼の後継者が出てこないのは、不安ですねえ。 ...続きを見る

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2009/02/11 16:20
「マイ・ドリーム」 バラク・オバマ自伝
初夢ではありませんが、正月休みにオバマのマイ・ドリームを読みました。書いたときが若かった故か、やや理屈ぽくてしかも長いので、読み進むのになかなか難儀しますが、後半は、結構、夢中になってしまいました。これで、四年間は、テレビでオバマ大統領が出てくるたびに、楽しくみることができるでしょう。また、アメリカ社会の優れた紹介にもなっています。アメリカと仕事で関係ある人は、必須教科書ではないでしょうか。 ...続きを見る

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2009/01/08 21:19
「心理療法対話」河合隼雄
あなたが心理カウンセラーだとして、一人の50歳くらいの老人が相談にきた。聞いたら名前もはっきりわからない。住所もわからない。生活史を調べていったら自殺未遂を二度している。恋愛は失恋ばっかりで、いまだに独身。養子はいるらしいけれどけんかばかりしている。そういう人が来たらどうしますか?実は、みんなのよく知っている人です。 ...続きを見る

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2008/12/30 13:37
「世論調査と政治」吉田貴文
題材が政治で、しかも、新聞記者(それも、朝日の!)が書いたのに、不思議にも、さわやかな透明感が読後に残る。知り合い故のひいき目かもしれないが、中立的で、自己を批判的にみるまなざしを忘れない良書。 ...続きを見る

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2008/12/21 09:06
「生命保険はだれのものか」出口治明著
どんどん真ん中につきつめていく本質論と、ふと、遠くにひいてみる大局観とのスムースで頻繁な往復が知的で、実に心地よい。とっても知的な還暦ベンチャー社長です。 ...続きを見る

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2008/12/03 21:12
共感する力
人に共感できる能力、共感される能力っていうのが、人間が生きていくうえで、最も大切ではないだろうか。記憶力や論理力などより、現実の生活では、大事に思える。その共感には、色んな種類がある。 ...続きを見る

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2008/08/26 23:46
現実と理屈の間で
最近読んだ本を、自分への備忘の意味もあって、あげてみました。こうしてみると、現実と理屈の間あたりで考え込んでいる本が好きなようですね。 ...続きを見る

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2008/08/17 19:00
「自滅する企業」ジャグディシュ・N・シース著
エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病として、現実否認症、傲慢症、慢心症、コア・コンピタンス依存症、競合近視眼症、拡大強迫観念症、テリトリー欲求症をあげている。現実のビジネスをしていると、結構、世間で「すばらしい企業」と思われている企業に、まさにここであげているような症状がみられるので面白い。 ...続きを見る

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2008/07/27 21:38
「政権交代」岡田克也
本の内容から察するに、みかけどおり、実にマジメな人です。「政権交代のある政治」を日本に実現したいという主張で一貫しています。 ...続きを見る

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2008/07/15 23:42
エンパワーメント理論とこれからのビジネス
メンバーが協調しつつも、創造的な仕事をしなければならないポスト産業社会の組織においては、お金・報酬だけでメンバーの動機付けをするのは、難しい。そこでは、経営学でいう動機付けに関するエンパワーメント理論が注目されている。この理論では、内発的な動機付けとして、自己効力感、影響感、有意味感、選択(自己決定感)の四つの次元があるとされる。この四つって、組織活性化だけでなく、値段以外の社会的価値を求める現代の消費者向けのビジネス、ひいては、企業クライアント向けビジネスでも、使える視点じゃないかしらん。 ... ...続きを見る

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2008/06/24 04:50
[Over40男に走る20代OL]増殖の真相
[Over40男に走る20代OL]増殖の真相、という中吊り広告にひかれてSPA!を買ってしまった。週刊誌の記事って、中吊りの見出し以上の内容がないことが多い。しかし、今回のこの記事は、結構充実していて、驚きました。例えば、みなさん、「カレセン」ってご存知ですか。 ...続きを見る

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2008/06/21 21:36
あなたの会社のインパール作戦
史上最悪の作戦といわれるインパール作戦。その失敗の分析を読んでいると、今の日本の会社でも、あちこちで行われているような気がした。関係当事者の多くは、明らかに無謀な作戦なので、自分が強い反対をしなくても、実行許可が下りるはずないと信じていた。トップと人的関係の強い牟田口中将がするすると実行許可をとってしまった。身近にあるんじゃないだろうか、Docomoのロゴ変更とか、裁判員制度の導入とか。 ...続きを見る

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2008/06/08 21:40
15歳から22歳の女子の22%がキャバクラ嬢になりたい!?
「下流社会」でヒットした三浦展著の「日本溶解論」では、15歳から22歳の若者をZ世代と名付け、携帯とPCでアンケート調査している。そのZ世代に、なりたい職業、してみたい職業という調査をしたところ、高校生の20%、大学生の21%、正社員の33%がキャバクラ嬢になりたいと答えている。 ...続きを見る

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2008/05/24 22:34
サミュエルソン「世代重複モデル」と年金、金融
19日、社会保障国民会議が「税方式」の年金の試算を公表した。そんな折、サミュエルソンの「世代重複モデル」は、年金とは、貨幣とは、信用とは、バブルとは、なんだろう。金融の本質は、なんだろうと、いろいろな考えを頭に浮かばせてくれる。 ...続きを見る

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2008/05/21 00:01
「4−2−3−1」杉山茂樹
サッカーのシステム(布陣)の戦術だけを300ページに渡って論じたオタクな本。人生が3回あったら一度は、サッカーの日本代表の監督を目指したいと思うらくちんには、とても面白く読めました。因みに、この本の勧める4−2−3−1のシステムをとっているのは、ストイコビッチ監督率いる名古屋グランパス。今期、下馬評を覆し大躍進です。 ...続きを見る

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2008/05/11 23:29
「乳と卵」川上未映子
なんや、関西弁やないみたい。お笑いもいうほどあらへんし。字面が関西弁でもお笑いがないと関西弁に感じられへんもんなんやなあと、へんなとこで感心してしもた。まあ、芥川賞受賞作やから、関西弁かどうかよりも、文学かどうかの方に気いがいっとんやろうけれど。ほな、その文学て、なんぼのもんなんやろ。 ...続きを見る

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2008/03/02 13:49
「リデルハートとリベラルな戦争観」石津朋之
凡そ「戦略○X」という名のついた組織や部署にいる人で、リデルハートを知らないのは、恥ずかしい。戦略論といえば、孫子、クラウゼヴィッツの次に出てくる名前である。特に多角化、総合化し、持続性を重視する日本の大企業などは、絶対戦争、国家総動員、主力の集中などを唱えたクラウゼヴィッツよりも、間接的アプローチを唱えるリデルハートの方が、参考になるように思う。 ...続きを見る

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2008/02/24 20:44
課長的リーダーシップ
福田首相って、課長さんってイメージですね。どこにでもいるじゃあないですか、ああいう中間管理職。課長的リーダーシップの首相です。マクドナルドの店長が経営者といえず、残業代が支払われるべきだと判決がでました。それなら、福田首相に残業代を! ...続きを見る

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2008/02/16 17:36
「したたかな生命」北野宏明・竹内薫
生物や人間の組織をシステムとしてとらえたとき、「ロバストネス」というのが重要になる。ロバストネスの直訳は、「頑健性」だが、この本では、「しなやかにダイナミックに環境適応する強さ」のような意味で使われている。僕は、こういう、目的手段の論理の連鎖が単純な一直線でない話、複線の曲線的に進む論理を聞くのが好きだ。自分へのメモの意味を込めて、レジュメ風に記しておきます。 ...続きを見る

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2008/02/14 21:22
マンガ「ジャイアントキリング」
サッカーマンガです。監督が主人公というのが変わっています。物理法則を超えたありえない必殺プレーがでるわけではなく、弱小チームを率いて大物食いをする監督です。守備的ミッドフィールダーを前線に3枚並べて、ボールを奪取して点をとるとか、わざとワンタッチプレーを制限するとか、確かに面白いです。 ...続きを見る

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2008/01/22 23:55
インフルエンザ・パンデミック
「感染爆発」で書いた、インフルエンザの大流行のことを、少し調べました。僕の印象では、SARSよりも怖いですね。最悪の最悪の事態では、日本人の4人に1人が死んじゃうんじゃない?!と思っちゃいました。 ...続きを見る

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2008/01/21 23:45
グリーンスパンの「私の履歴書」
日経新聞に掲載されているグリーンスパンの「私の履歴書」が、彼の著書「波乱の時代」の抜書きに過ぎず、大新聞としてみっともないと、ぐっちーさんが、批判されている。 ...続きを見る

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2008/01/16 07:19
グリーンスパン「波乱の時代」
正月休みに読みました。現職中のあのもってまわった言い回しすべてが、実は、彼一流のジョークだったのではないか。そう思わせるほど、この本は、率直で、エンターテイメントにあふれている。そして、データに基づいた確かな見識は、今と将来を見据えるのに役に立つ。新年にあたっての挨拶やコメントをしなければいけない人は、下巻だけでもめくれば便利では、なかろうか。 ...続きを見る

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2008/01/06 22:31
「狼と香辛料」支倉凍砂
雪斎さんのブログでの紹介を見て読んでみたら、はまりました。商人のなれの果てともいえる商社に勤める身では、こういうロマンあふれる商人の物語を読むと本当に癒されます。現代の商社で仕事をする上でも通じる、とても本質的で大切なことを、語っています。来年から始まるアニメが楽しみ。文科系の学生さんも就職活動の参考に読んでみれば、どうかしらん。 ...続きを見る

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2007/11/18 21:02
ガンダムともやしもん
日本中のガンダムファンがつぶやいたことだろう。「安倍首相は、辞めた。なぜだ!?」「坊やだからさ」 ...続きを見る

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2007/10/14 21:40
「ボナンザvs.勝負脳」保木邦人・渡辺明
初めて将棋ソフトとプロの棋士が、平手で勝負をした。その最強と言われる将棋ソフト・ボナンザの開発者と、対戦した渡辺竜王の共著。将棋について、というよりも、「科学する姿勢」というものを教えられる本。 ...続きを見る

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2007/08/28 22:45
「言語学者が政治家を丸裸にする」東照二
小泉純一郎の演説がなぜ人気があったのかを、言語学の視点から分析している。政治家やメディアに係わる職業の人は、基礎知識としてこれくらいは、知っていていいだろう。サラリーマンなら、ビジネストークなんかで使えるかもしれない。では、僕たち一般人の恋に役立つか?それは、読んでのおたのしみ。 ...続きを見る

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2007/08/19 20:43
「Not Simple」オノ・ナツメ
先ほどのエントリーの追加です。オノ・ナツメの「Not Simple」を読み終えました。いやあ、ちょっとした名作です。ストーリーもこっているし、意外感もある。最初は、下手にみえた絵柄が、読み終わるとスタイリッシュに感じる。大御所になるようなタイプには、みえないけれど、今後、追いかけてみたいです。 ...続きを見る

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2007/07/08 22:45
最近のマンガ
この一週間、評判のよい色んなマンガを単行本で買って読みました。「大奥」、「大阪ハムレット」、「群青学舎」、「ザ・ワールド・イズ・マイン」、「闇金ウシジマくん」、「リアル・クローズ」。「リストランテ・パラディーゾ」のオノ・ナツメを知ったのは、収穫でした。 ...続きを見る

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2007/07/08 21:47
アメリカの対中政策スイング
渡辺恒夫「「今のアメリカ」が分かる本」を読んでいると、アメリカの対中政策が、興味深いスイングをしているのに、気付かされる。 ...続きを見る

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2007/05/08 22:09
「この国を守るための外交戦略」岡崎久彦
今、振り返ると、この著者が1983年に出した「戦略的思考とは何か」は、実際の内外の政治を大きく動かした稀な本だった。それは、ある特定の有力者に影響を与えたからというよりも、世論の喚起という、間接的ながら民主主義の王道の経路を通って、日本の政治における安全保障の考え方を軌道修正するに導いた。この頃を契機に、「非武装中立論」が、ほぼ完全に世論の支持を失った ...続きを見る

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2007/05/06 02:07
「クリアネス」十和
第一回日本ケータイ小説大賞作品。けっこう面白く読みました。「恋空」など携帯小説は、どうもレイプや堕胎の登場が多く、読む気になりませんでした。「クリアネス」は、そこまで強い刺激のものはなくて、比較的上品でいいです。 ...続きを見る

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2007/04/01 22:33
「ひとり日和」青山七恵
芥川賞受賞作。落ち着いていて、自然で、正確な描写力に、天分のセンスを感じます。ただ、いささか退屈ではあります。 ...続きを見る

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2007/02/28 07:32
「構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌」
どうも「学者をきどる気障な実務家」という印象がぬぐえず、飛ばし読みでもしようと斜に構えて読み始めると、思わず引き込まれて止まらなくなった。とても面白い本だ。 ...続きを見る

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2007/02/25 14:43
「アメリカの終わり」フランシス・フクヤマ
著者は、主著「歴史の終わり」で、近代化を成し遂げた社会では、自由民主主義が普遍的な魅力と正統性を持つとした。これがネオコンの主張と通じており、また、人脈的関係が深いこともあり、著者をいわばネオコンの思想的支柱と見る人もいた。そのフランシス・フクヤマのネオコンに対する批判的解説である。 ...続きを見る

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2007/02/06 21:02
「ローマ人の物語XV」塩野七生
この15年、年末ごとに出版され、いつしか正月休みに読むのが恒例となったシリーズがこの第15巻で完結した。あまた書かれたローマの歴史書に加えて書くにあたって、著者は、現代人であることと、非西洋人であることを特に意識してきたようにみえる。 ...続きを見る

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2007/01/08 08:50
「インテリジェンス武器なき戦争」手嶋龍一・佐藤優
「国策捜査」を受けた、外務省のラスプーチンこと佐藤優と、元NHKワシントン支局長で「ウルトラダラー」の著者である手嶋龍一の対論本。(幻冬舎新書) ...続きを見る

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2006/12/17 18:54
「ザ・ペニンシュラ・クエスチョン」船橋洋一
この書は、日本のジャーナリズムの一つの到達点をしめしているだろう。北朝鮮を巡る関係国の政治の裏側の動きを詳細に追っている。ただ、正確な記述を期する余り、ストイック過ぎてエンタテイメント性に欠けるきらいはある。ただただ分厚すぎる。 ...続きを見る

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2006/12/06 00:25
「モテれ。」春乃れい
ブスが化粧と演技でモテる実践的指南書。例えば、「彼氏いるの?」と聞かれたときに、「どう見える?」と答えるのはつまらない。バカ正直にいる、いないをいうのも面白みに欠けます。ベストの答えはというと。 ...続きを見る

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2006/12/04 22:00
ドラマ:のだめカンタービレ
このブログでもとりあげた(ココ)マンガ「のだめカンタービレ」のテレビドラマ版を今日見た。思ったよりも原作に忠実で、雰囲気が上手く出ていて結構面白い。僕の大好きなエロじじい、シュトレーゼマンを竹中直人がやってくれているのが、何故かとても嬉しかった。 ...続きを見る

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2006/10/16 23:52
「氷点」停刊の舞台裏
今年1月、中国の新聞「中国青年報」の折込の人気週刊コラム誌「氷点」が、当局から停刊処分となった事件がある。この事件は、言論統制として海外メディアの反響を呼び、中国内でも論争を巻き起こした。結局、「氷点」の正副編集主幹が解任となる一方で、当局の厳重な監視体制のもと、復刊した。この件を当事者の「氷点」前編集主幹、李大同氏が書いた「「氷点」停刊の舞台裏」を読んだ。(日本僑報社) ...続きを見る

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2006/10/11 22:21
オシムの言葉
面白い。でも。書名から想像する「名言集」とは、正反対の印象が残る。オシムの「言葉」ではなくて「行動」に感心してしまう。さらにいえば、オシムの書というよりもユーゴスラビアの悲劇の歴史の書だ。 ...続きを見る

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2006/08/27 22:54
芥川賞
芥川賞受賞作「八月の路上に捨てる」(伊藤たかみ)を文藝春秋9月号で読んだ。正直いって、作品の価値は、僕には、よく分からなかった。ところが、選者の評がいつになく面白い。従来、選評は、業界の人には興味深いのかもしれないが、一般人には面白くないものが多かった。今回は、選評が値打ちだと思う。 ...続きを見る

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2006/08/16 00:10
日本語と中国語
中国から日本にやってきた馬氏が、参加したパーティで、式次第に「馬氏挨拶」と書いてあるのをみてびっくり仰天したという。教養のある中国人には、「馬氏挨拶」は、馬氏が指を締め付けられる拷問を受ける意味にとれるからだ。ことほどさように、同じ漢字を使うといっても、日本と中国で意味が違うことがあり、かえって誤解を生じやすいこともある。中国要人の日本語通訳をよく勤めた劉徳有著の「日本語と中国語」(講談社)は、こうした日中間のコミュニケーションのエピーソードが満載だ。 ...続きを見る

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2006/08/13 20:48
ブスノート
このノートに名前を書かれた人間は、ブスになる。 ...続きを見る

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2006/07/12 00:08
おかざき真里「サプリ」
テレビドラマの「サプリ」が今日から始まるそうですね。僕は、この原作のマンガを大好きなので、短いコメントだけをアップします。 ...続きを見る

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2006/07/10 07:19
マンガ「デスノート」
読み出したら止まりませんでした。でも、お奨めかと問われると、無感情に余りに多くの人が死に過ぎるので、人により好みが分かれると思います。しかし、話題になり、流行るのは、間違いないでしょう。僕が第11巻を買った小さな本屋さんによると、「何かあったのですか。最近、急に売れ出して、こっちが驚いています。他の本屋で売り切れの巻がウチには、あるって、みんな買っていくんですよ。」とのことでした。 ...続きを見る

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2006/06/25 20:18
「ウルトラダラー」手嶋龍一
楽しめます。NHK前ワシントン支局長の書いた、ホントとウソが交じり合ったスパイ小説。国際政治力学の見識あり、情報機関の活動のトリビアあり、美女と美男の恋とサスペンスあり、日本文化の薀蓄あり、現代の流行りもののパロディあり、まこととうそが混ぜこぜになった松花堂弁当のような本です。読み出すと、降りるべき駅を過ごしてしまいそう。 ...続きを見る

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2006/06/21 01:05
のだめカンタービレ#15
現在、大ヒット中のマンガ「のだめカンタービレ」の最新刊#15がでたので、早速、購入。周囲のファンも多く、速く回すようにとのプレッシャーを感じつつ、大急ぎで読みました。 ...続きを見る

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2006/06/17 23:08
最近読んだ中では、マンガの「ヒストリエ」と「夏子の酒」が良かったです。また、たくさんでてきた軽く読める新書を楽しんでいます。抽象的なところでは、「情報」の本質についてじっくり考えていますが、これは、はまると深そうなのでおそるおそる近づいている感じです。以下は、ほとんど自分のための備忘録です。仕事からみともいえるメディア関係の本は、あげませんでした。 ...続きを見る

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2006/05/08 21:20
手塚治虫
「手塚治虫=ストーリーマンガの起源」(竹内一郎)を読みました。著者は、よく売れている「人は見た目が9割」を書いた人です。マンガ以前の日本の紙芝居や児童向け読み物の歴史も踏まえて、手塚がストーリーマンガを完成させていく過程を、初期の作品から一こま一こま丹念に検証していきます。 ...続きを見る

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2006/05/06 18:37
孫子の兵法
中国の胡錦涛国家主席が訪米した際、ブッシュ大統領に孫子の兵法をプレゼントしたという。孫子は、洋の東西を問わず、戦争では、もちろん、政治やビジネスにおいてもよく言及される。しかし、受け止め方は様々で、結構、御都合主義のいい加減な解釈も多い。 ...続きを見る

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2006/04/24 00:30
本:芥川賞受賞作など
最近読んだ芥川賞受賞作「沖で待つ」、「デフレは終わるのか」、「ブレア時代のイギリス」、「プロフェッショナル広報戦略」のコメントです。 ...続きを見る

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2006/02/26 21:11
張平著「凶犯」
中国のリアリズム人気作家、張平の「凶犯」(新風舎文庫)を読みました。最初の30ページを読んだだけで、後は、もう他のことが手につかなくなり、一気に読み終えました。現代中国の社会問題を鋭くえぐっていますが、これはもう、単なる一中国の現在の政治の批判ではなく、国を超え人間の持つ恐ろしさと誇りといったようなものまで描いていると思います。だからこそ、中国でも、高い人気を得て出版し続けられるのでしょう。 ...続きを見る

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2006/02/22 00:10
最近読んだ本 2
昨日に続いて、年末年始にかけて読んだ本、読みかけの本を挙げます。今日は、エンターテイメント系が多いですね。 ...続きを見る

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2006/01/30 23:25
最近読んだ本 1
年末から年始にかけて読んだ本を、自分のための記録の意味もあって、挙げておきます。そういう目的ですので、全体の感想というよりも、後で使いたくなるような部分的引用が多いのはお許しください。 ...続きを見る

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2006/01/29 16:55
もえるるぶ
やはり日本は、面白い。「もえるるぶ 東京案内」なる本をみつけました。「るるぶ」といえば、最新のスポットを紹介するおしゃれな旅行ガイドで、若い女性もよく持っています。その「るるぶ」が、「おたく」を対象に、「萌える趣都アキハバラ」の章から書きおこし、漫画、アニメ、ゲームのショップはもちろん、フィギュア、コスプレの聖地の紹介に留まらず、果ては、メイドカフェ、コスプレキャバクラの案内までしています。A5版、128ページ、オールカラー、もちろん、JTBパブリッシング発行。 ...続きを見る

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2005/10/26 22:49
佐藤優「国家の自縛」
あまりに多くの情報に、頭が酔ってきます。大技小技とりまぜて、宙返り、綱渡り、猛獣使いとなんでもありの、知的にゴージャスなショーを見ているようです。いやあ、すごい、すごい。何年かに一人、こういう人材を輩出するなら、日本の外務省も捨てたものではないと、思い直します。この方は、まだ、外務省の起訴休職事務官だそうです。どの党派にとって役に立つのか判別つきませんが、この人を国会に呼んで、話をさせるというのは、今後、政治上なんらかのカードになるでしょうねえ。 ...続きを見る

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2005/10/10 20:54
鹿島茂「モモレンジャー@秋葉原」
鹿島茂の中では、とりわけできのいいものでもないでしょうが、それでも、飽きずに読ませる豊富な話題はさすがです。例えば、−冷戦が終わってSF小説が、見事なほど全く売れなくなった。−フランス人は、スパゲッティを食べるとき、まず、麺をナイフで井の字に切り刻んでから、フォークの腹にのせて食べる。などなど、考えさせ、ほんまかいなと、疑っても見たくなる話が満載です。 ...続きを見る

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2005/10/06 01:07
「東京奇譚集」(村上春樹)
先日述べた糸井重里と村上春樹の連作エッセイで、コピーライターの書く言葉は、終わりの輪郭がくっきりとしているけれども、小説家の言葉は、終わった後に余韻が残るというようなことが書いてあった。(糸井と村上のどちらがそういったのかは、忘れてしまったが。)村上春樹の短編は、特に、このかすかな余韻のあやふやさがエッセンスのような気がする。 ...続きを見る

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2005/10/03 00:00
吉崎達彦著「1985年」
いい意味で知的「王様のアイデア」のような本です。著者と同年代の僕にとって、1985年以降の社会的なできごとは、時系列が混乱しがちで、そういう頭の中を整理するのにお役立ちです。例えば、1985年の円高の背景と1995年の円高の背景、筑波博と花博、渡辺淳一の「化身」と「失楽園」のストーリーをごちゃごちゃに混じって記憶していたりして困ります。渡辺淳一の小説などは、間違えたところで実害はないですが、博覧会などは、著者も指摘されているとおり、誰と何を見たかくらい思い出しておかないと、実生活で困ることもある... ...続きを見る

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2005/08/30 20:15
荒れ野の40年
ヴァイツゼッカー大統領演説「荒れ野の40年」の完全邦訳を読みました。岩波ブックレットで480円(税別)で手に入ります。ドイツはちゃんと謝ったのに、日本はちゃんと謝っていない、とよくいわれます。そのときに挙げられる代表的な演説です。確かに、一読の価値ありです。(うめもとさんのコメントに基づき、「代表的な謝罪の演説」を「代表的な演説」と書き直しました。8月27日) ...続きを見る

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2005/08/18 23:29
二つの戦後(2/2)
前回の話の影響を受けて、仲正昌樹著「日本とドイツの二つの戦後思想」を読んだ。そこで、ドイツが思想的に戦争の責任をどのように受け止めようとしたかについて、次のような説明がある。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

2005/08/17 01:25
二つの戦後(1/2)
ドイツ人と日本人のハーフである同僚と昼飯をとっているとき、日本とドイツの戦後の周辺国との関係の話になった。彼は、どちらかというと日本語の方が堪能なバイリンガルで、敗戦処理を行った二つの祖国を持つ視点から、昨今の靖国騒動を興味深くみているようである。よく言われるようにドイツの方が徹底的に謝って、それ故に現時点での周辺からも反発も日本ほど多くないが、彼によると、一つには、負け方が違うからではないかという。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2005/08/15 21:28
岡崎久彦編「歴史の教訓」
岡崎久彦が書いた「外交官とその時代」の全5巻をめぐって、岡崎も含めて討議したシンポジウムの記録。とはいっても、「岡崎先生、すごい、すごい。」という内容ではなくて、岡崎の本がよってたつかなり大きな前提を、どんとひっくり返すような発言があったりして面白い。中でも井上寿一氏の発言は強烈で、思わず彼の著作「日本外交史講義」をアマゾンで取り寄せてしまいました。そうそう、この「日本外交史講義」も、どこからめくっても面白い、不思議な魅力をもった本でした。 ...続きを見る

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2005/08/01 23:37
羽生善治「決断力」
羽生善治「決断力」を読んだ。将棋のルールを全く知らなくても、読ませる本である。ただ、羽生の強さを実感している将棋ファンの方が、たとえ当たり前のことを言っていても、「あのめちゃくちゃ強い羽生も、そう考えるのか。」と感心することもあり、面白いと思う。自分のためにいくつか気に入った台詞を書き写しておこうと思う。 ...続きを見る

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2005/07/22 00:43
頭の体操と民主主義
多湖輝著「50歳からの頭の体操」(角川)を読んだ。昨年、実家で、子供のときに読んだ「頭の体操」が一冊だけでてきて、懐かしくなり、アマゾンなどで探したが、上手く見つからなかった。「50歳からの」ということばは、余計だけれども、復刻版といえるような本が出てきたのはうれしい。このなかで再録されていた一つの問いが、―ちょっと大げさだけど− 民主主義の重要な考え方を含んでいると思うので、紹介したい。 ...続きを見る

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2005/07/20 00:03

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