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訪問介護最大手のコムスンが、厚生労働省から厳しい処分を受け、事業継続ができない状態になっている。コムスンが悪いのは、間違いないが、長期的な行政という視点でみれば、民間企業を煽って、短期的に事業を立ち上げようとする焼畑行政のあだ花の観もある。 以前から、介護事業関係者は、「コムスンは、いつかあげられる。」と噂していた。あまりにあからさまな規制くぐりと、ヘルパーの過酷な労働条件が、業界では、有名だった。むしろ、いつあげられ、どのような制裁を受けるかが、関心の的でもあった。結果的に、事業停止という、最も厳しい、ある意味で最も世間の注目を受ける形になった。 さて、コムスンの事業はというと、今回制裁の対象となった、違法なちょろまかしをしていたから利益を出していた訳で、今後誰が経営するにしても、完全に遵法的に運営して利益を出すのは、相当難しいと思う。 介護事業の殆どは、介護保険適用の事業であり、介護保険の対象の事業は、1割が利用者負担、9割が公的保険と財政の負担だ。介護保険が始まったときは、その予算規模を見て、世間では、新しい産業が起こるかのようにはやしたてた。厚労省もあおっていた節がある。 そうした介護事業者の中には上場する会社もでてきたし、上場企業の主力事業になったりもした。コムスンなどもそうした例だ。しかし、そこで、みんな妙な感覚にとらわれる。売上の9割の金の出所が公的保険と税金なのに、そんなに利益を出していいのだろうか。 そこで、2006年の介護報酬改定で、そのあたりのお金の出し方が厳しくなった。そして行政側は、かさにかかって、これまではやしたてていた大手介護事業者に対して、検査を厳しくした。ごまかしをしていたのは、とっくの昔から知っていたことだし、どの事業者もコムスンほど大がかりではないものの、大なり小なりやっていた。 最近の行政では、この手の話が多い。行政が描くところに持っていくために、新しいビジネスチャンスがあるかのようにはやしたてる。それに乗った民間企業の何社が、そこそこ儲かる。適当に産業として定着した頃に、今度は、行政側が、その民間企業を叩いて利益を吐き出させる。ときには、悪乗りして自分が悪をこらしめる正義の味方のように振舞って批判する。 もっと週刊誌的見方をすすめれば、昔、通産省や農水省などの経済官庁がやっていたことを、厚労省や文部省や環境庁などの福祉行政系の官庁が、今になってやっているようにも見える。 昔、農水省が「これからは、みかんなどの商品の時代」といってはやし立てたものだから、日本中で温州みかんが生産され、余って値が下がり、行政の言うことを聞いた農家が大打撃を受けたりした。八郎潟の干拓も似た例だ。また、通産省では、リゾート法なんて、電通のできそこない営業のような役人が作ったいいかげんな行政で、地方の立派な事業家をつぶしてしまったりした。最近では、このあたりはバレバレで、その手の話に農家も地方も乗らなくなってきている。 財政が逼迫しているので、新しい厚生行政などをするには、民間の経済力を使わざるを得ず、そういう手法をとらざるを得ないのだろう。しかし、結果を斜めから見ると、短期的なマッチポンプ的成果だけを狙った「焼畑行政」の感がぬぐえない。「はしごはずし行政」とも言えるかもしない。 今からの話でいうと、予防介護とか、メタボリックなど、最近の厚生行政の標語に、そういうあやしさを感じるのは、僕だけだろうか。 |
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介護事業について
昨日から新聞・テレビなどを賑わせている『コムスン』問題。コムスンの不正手段による ...続きを見る |
浅見貴一のここだけの話 2007/06/10 02:16 |
正義に反するコムスン?【ネットビジネス関連News 2007/06/11】
正義に反するコムスン? 2000年度に発足当初、制度が浸透するかどうか疑問もあった介護保険制度は伸びを見せ、同時に、想定されていなかった課題も浮かび上がった。そこで、「制度自体を5年ごとに見直し」、昨年4月から新たな制度がスタートした。結果、「業者の... ...続きを見る |
ネットビジネス開業基本講座 2007/06/12 22:45 |
コムスンが無くなりそうです。介護事業から撤退させられます。
「ハローコムスン」でおなじみの介護業界大手「コムスン」に対し、厚生労働省から厳しい処分が降りた。介護報酬の不正や偽りの内容による事業所申請などで指導を受けたコムスンに対し、新規事業所の登録や更新をしないように各都道府県へ通達が出てしまった。テレビでは... ...続きを見る |
みんなの就職活動応援日記 2007/06/13 23:44 |
グッドウィル、全介護事業撤退を決定
訪問介護大手コムスンの不正問題で、親会社グッドウィル・グループは13日、コムスン以外も含めたグループの全介護事業から撤退することを正式に発表しました。コムスンの事業譲渡を巡っては、取得の意向を示す企業が相次ぎ、訪問介護事業引き受けを検討しているのはニチイ学館など3社で、通信教育大手のベネッセコーポレーションなど多くは老人ホームなど施設介護事業に関心を示しています。またまた、事業者が少ない24時間介護についてもジャパンケアサービスが引き受ける方針を表明しました。 ということで、どうなりますやら。 ...続きを見る |
歌は世につれ世は歌につれ・・・みたいな。 2007/06/14 00:23 |
介護事業について
昨日から新聞・テレビなどを賑わせている『コムスン』問題。コムスンの不正手段による ...続きを見る |
浅見貴一のここだけの話 2007/07/03 18:31 |
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小泉麻耶退学騒動の裏にはこんな事が。。。。 |
怒り親父 2007/06/10 01:18 |
教育もな〜〜〜 |
理系大学院生 2007/06/10 18:57 |
平家の落ち武者のような風貌でかつて天皇とか将軍と言われたらしいことを感じさせない折口会長、今日、TV朝日に出ている模様を見ましたが社会に与える影響大で日本中でよく考えて対応すべき局面と思います |
星の王子様 2007/06/10 19:04 |
コメントありがとうございます。折口氏のテレビ出演は、あまり評判よくなかったようですね。出ないより批判がまだまし、という程度でしょうか。医療、介護、教育、環境、このあたりお金がどうもあやしいですよねえ。 |
らくちん 2007/06/10 21:29 |
「焼畑行政」とはうまいこといいますね。 |
かんべえ 2007/06/11 15:30 |
言い得て妙ですね。医療の病床規制もそうですね。 |
gemba 2007/06/17 22:51 |
コメントありがとうございます。 |
らくちん 2007/06/17 22:56 |
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